2009年09月09日
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救急医療について、ちょっと書きたいと思います。

まず最初に、ここ数年ニュースや新聞にも出ている「救急車のたらい回し問題」

平成20年中に医療機関照合回数4件以上の事案が14,732件、現場滞在時間30分以上の事案が16,980件あったそうです。

たらい回しと騒がれていますが、受け入れる側としても簡単に断っているわけではないようです。

まず、断っているのには自分達の手がいっぱいだから断っているというのがあるそうで、
100件救急搬送があるとしたら、そのうちの3~6件は救命センターへ運ばれているそうです。

しかし、その中にも救命センターに搬送してくるような患者さんだけではなく、二次医療機関が受け入れてくれなったので、最後の砦の救命センターに来たと言う患者さんも居るそうです。

二次医療機関がもう少し頑張ってくれないと、救命センターはダメにになってしまいます。


その他にも、精神疾患・急性アルコール中毒・過去に問題のある患者などの対応が難しい患者さんや未受診の妊婦さんは中々受け入れてもらえない事案が多いみたいです。



他にもコンビニ受診。

具合が悪いけど、昼間は仕事抜けれないし、夜に救急外来で見てもらおうとか、安易な考えで
外来が終わった夜に受診する患者さんのために何時間も休めないお医者さんも多く居て、そのため辞めて行くお医者さんも居て、結果的に医師不足で患者の受け入れが出来ないという悪循環。

一般市民の理解が無いと医療崩壊を起こします。

病院だけでなく救急車の適正利用も叫ばれています。

最近では、色々な消防本部でも行われているPA連携や救急支援出場。

東京消防庁のデータで全体の70%くらいを救命対応と言って、心肺停止などの生命に関わる患者さんのためマンパワーが必要で出場していますが、統計の中で直近対応や救急隊現着遅延対応と言うデータが出ています。

これは、現場の近くに救急隊が居ないため、少し離れた消防署や分署・出張所から救急隊が向かってくるため、近くの消防隊が先に行って容態観察や応急処置をするというもので、東京消防庁管内に229隊も救急隊が配備されているのに、それでも足りないそうです。

これは、救急車を呼ぶほどの怪我や病気じゃないのに、救急車なら早く病院に行けるとか、早く受診出来ると言う理由で要請してくる人が居るため、本当に救急車が必要な人のところに、すぐに救急車が行けないと言う事なんです。

「そのケガ、その病気 本当に救急車が必要ですか?」

正しい、救急車の利用、救急医療期間の利用にご協力を!




東京消防:新宿AE・新宿A





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最終更新日  2009年09月09日 23時04分29秒
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