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ハーブを自宅で育てる意義

ハーブを自宅で育てる意義


本当に日常生活の中でハーブを活用したければ、自宅で育てるのが一番いい。
最近はお店でも確かに売ってるけど、自宅にあるとないとじゃ全然違う。
何故か?

…ぶっちゃけた話、日本での生活でハーブは必要ないからだ。

そ、必要ない。
ローズマリーなんかなくたって、肉を焼いて食べりゃおいしい。
ベイリーフなんかなくても、それなりにおいしい煮込み料理はつくれる。
バジルなくても、おいしいドレッシングはいくらでもあるし、トマトもおいしく食べられる。

そもそも和食好きなら、ハーブ活用するシチュエーションがないし。

だから、私がハーブを使い出した理由は一つしかない。
「庭にあるから」だ。
何故庭にあるか。それは「ファッション感覚」で栽培しちゃったからだ。

あるものなら使わにゃソンソン(貧乏性…)。
そうなって初めて、日常生活にハーブを取り入れてみようかと思う。
それが一番、ハーブを使うモチベーションになる。

それともう一つ。
ハーブの魅力は、圧倒的に「フレッシュハーブ」にあるからだ。
フレッシュ、つまり生の状態である。

お店で売ってる乾燥ハーブ、私は使いこなせない(オレガノは別)。
あれを使いこなすのは、かなりの上級者だと思った方がいいのかも。
だって香りが全然ちがうし。
ちなみに、私にラザニアを教えてくれた彼女の父親は、やはり非常に料理がうまいらしいのだが、
乾燥ハーブの棚を持っていて、料理の匂いと、ドライハーブの匂いを嗅ぎつつ、
あっちをちょい、こっちをちょいと足していくらしい。
やっぱハーブの国の人はちょっと違う。私じゃ無理だって。

私みたいな素人は、フレッシュハーブの方が断然扱いやすい。
フレッシュハーブはある程度嗅ぎ慣れた匂いでもあるし。
フレッシュハーブをいちいち買ってくるより、庭にあれば尚活用する。
そんなわけで、栽培しないとハーブはイマイチ日本人の日常になりにくいのでは。

我々は生活に密着している和食に使うハーブ(ネギ、ニラ、紫蘇等々)を買ってきてでも料理に加える。
使い方の勘所も押さえてるし。いろいろ使えて便利だし。
でも、西洋ハーブを買ってきてまで使うのは難しい。勘所もわからないし。
だから割高のハーブを洋風料理のためにわざわざ買ってきても、残るのがオチだ。
使いたい量だけ収穫できる自宅ハーブは、とても便利且つ経済的なのだ。

そんなわけで、ちょっとハーブを使ってみたい人。
ご自宅での栽培をお勧めする。
なーに、月桂樹とかじゃなければ(これも最近庭に植えている人が多いみたいだから、
ご近所にわけてもらう手はあるかも)花壇がなくても大半プランターでいける。
ベランダ栽培にも持ってこいだ。

種から育てるのも、非常に味わい深いが(芽が出てくると嬉しいんだよねー)、
面倒な向きには、最近のガーデニングショップで売ってる苗を買ってくると、
比較的すぐハーブを楽しむことが出来る。
バジルを除き、涼しい英国で栽培されることが多いハーブは、意外と寒さにも強い。
(限度あると思うけど)
そんなわけで、意外とオールシーズン楽しめるハーブ栽培、結構お勧め。


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