Souvenir d'Anne Frank
Floribunda
半剣弁抱え咲き
9cm 四季咲き 1960年ベルギー Deiforge
微香
<アンネのバラ>
アントワープ郊外でバラ苗生産を続けるデルフォージュ氏が
1947年出版されたばかりのアンネの『日記』を読み、
空や星、木、鳥などに対するアンネの敬けんな思いに感動し
父親と一緒に戦後の名花「ピース」系統の園芸種をかけ合わせ、
八年かけて作り出した会心作なのだそうです。
隠れ家で彼女がつくった一編の童話にも、「花の女王」としてバラが登場し、自分自身をバラに投影して、「私もバラみたいにうぬぼれているかしら」とあるそうです。
朱色、黄、ピンクと色変わりする花姿に、デルフォージュさんは
「アンネの豊かな才能の再生」を感じ
アンネの父親オットー・フランク氏(一八八九~一九八〇年)の許しを得て、
「アンネフランクの形見」と名付けたのは1960年のこと。
当時は、「アンネにささげた神聖な花だから」と販売を禁じていたそうで
そのため、欧州でも一般への普及は品種登録の期限が切れた数年前から
去年、京成バラ園でも苗をみかけました。
アンネはオランダに行くまでドイツ、フランクフルトに住んでいたのですが
その家は私達が住んでいたアパートの近くだったのです。
そして、うちの長男の通っていた地元の学校に、
姉マルゴーもかつて通っていたのでした。
そんなお話、 2007年1月22日の日記「アンネのバラに寄せて」
で書いてました。
懐かしく読み返しました。
典型的なドイツ人のようなお下げ髪がマルゴー。前列左から3人目。
植え付けたときの記録は 2007年1月23日の日記 にあります。
・・・
大学が始まり、すこし落ち着いてきたので
ここ数週間、遅ればせながら次男の下宿を探しています。
次男自身が地元の不動産屋さんを訪ね、下見し
私がネットで探して、情報を伝え、下見させ
候補を絞って、週末みんなで みにいくというパターンです。
今日も午前中、ファビアンを動物病院に連れて行き、
すこし遅くなりましたが、狂犬病の予防注射をしていただき
またでかけてきました。
どんどん予算が上がってしまっていますが(号泣)
やっとこれかなあ~という物件にめぐり合いました。
息子が探してくる古くて安くて、でもそれなりに住めそうな物件でも
よいのかもしれませんが、ここで住むのかと思うと切なくなる愚かな母
結局新しいこぎれいでほどほどなお部屋を探すことになりました。
甘やかすな!と反対するかと思った主人が、
「まあ、いいんじゃないの」とOKをだした
今日見た物件で、決まりかな~・・・
いよいよ、ひとり暮らしになるのかと思うと、
もっと探していたいような気持ち、ちらりほらり・・・
息子はひとり暮らしがとても楽しみな様子です。