戦いの火蓋  (私の過去日記)

戦いの火蓋 (私の過去日記)

2006年02月11日
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そしてまた、私のせいにされた。


なんだかもう本当、どうでもいいや…。


ただうつむいて、『すみませんでした…』とつぶやいて反省したフリを続けた。





今度はA子がしゃしゃり出てきた。



「お義母さんはさ、本当に物知りだよ。

 洗濯物だって、厚手のものなんかを外側に干しておけば日がよく当たって乾きが早いし、

 日が当たらなくったって薄手のものなんかは手前でも十分に乾く…なんてこと教えてくれてさ。

 すごいと思わない!?

 掃除だって、掃除機よりもほうきで掃いたほうがきれいになるって教えてくれたのお義母さんだし…

 本当、私なんか何も知らないから、尊敬しちゃうよ」




なんだかこれも、前に聞いたような気がした。


でも、『 はい…はい…、そうですね 』 としおらしく返事をした。



姑が教えてくれることに、一喜一憂している こういったところが、

A子が姑に気に入られている所以(ゆえん)なんだと思う。

私はとてもじゃないけど、こんなことくらいで、姑のことを物知りだとはちっとも思えなかったもの…。





「まぁ、こうやって離婚届を書いてきたみてぇだしな。

 二人で話し合って、お前が心を入れ替えるって言うんなら、もう一度信じてやるよ。

 でもな。

 一度失った信頼を取り戻すのは、並大抵の努力じゃダメなんだからな。

 お袋を大事にするっていうのは当然のこととして、

 放れていった人を呼び戻す努力を怠るんじゃねぇぞ」




テーブルの上にあった用紙をバシッと叩くと、M男は、



「お前はまだ、マイナスなんだからな。ゼロになったと思うなよ。

 まぁ、俺たちの心がプラスになるまで、努力し続けろや」




せせら笑いながら、私を見た。



「また、俺からお袋に説明してやるから、今日はもう、帰れよ。

 お前のところに返すのは 不本意 だけどな。

 大事にするって言うなら、俺たちで、何とかお袋を説得してやるよ。

 本当、俺って寛大だよな~」






ここまで言われても、やっぱり何も言い返さない、ダンナ。





まったく同じ醜い顔で私を見る、A子。


そして、これらの会話を耳を澄まして聞いているだろう、2階の姑。







私の味方なんて、誰一人としていないんだ。






まさに、 四面楚歌 だった。


姑が家出した、 あの日 と同じ気持ちが、よみがえってきた。





私を悪者にしておけば、この人達の間柄は安泰なんだ…というのが、あらためてよーく、分かった。


だったら、悪者になってあげるよ。


勝手に、仲良しこよしをしていればいいや。





とりあえず、勝手に離婚届を出されてしまうのが怖かったから、言われた通りにすることにした。




それにしてもこの人たち、本当に引き取る気なんかあるのかな・・・。







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最終更新日  2006年02月11日 17時54分18秒
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