* My Secret Place *

< 新しい記事

新着記事一覧(全388件)

過去の記事 >

2013年02月19日

私の考える命の線引き

(6)

テーマ： ★つ・ぶ・や・き★(566304)

カテゴリ： *はじめまして*

こうやって、動物の命のことをブログなどで書いたりすると必ず直面する。

確かに今の世の中で、動物の苦痛や犠牲をゼロにして生きていくのは無理だと思う。
でも、それをゼロに持っていこうとすることはできると思う。
ゼロに持っていこうと、いろいろな選択や行動をすることはできると思う。
深く考え過ぎてしまうと、何もできなくなってしまうと思う。

動物愛護者は極論でしかものを言わない。これ、本当にあちこちでよく聞く。
でも、そういう人たちに限ってこう言う。

「じゃあ、あなたたちは野菜も食べないの？植物だって同じ命でしょ」

「毛皮がダメなら、もちろん肉たべないんだよね？」
「動物実験反対？じゃあもちろん病院にも行かないんでしょ？」

私思うんだけど、それこそ極論だと思うんですけど。
それに、動物と植物の命が同じ命だって、本当にそう思ってる人いるのかな。

生きている動物と、根っこの付いた植物を目の前に置かれたら。
自分の手で動物を殺してでも、美味しいお肉を食べたい！って人いるのかな。
まず野菜を選ぶと思うんだよね。その時点で「同じ命」ってことじゃないよね。
これって極論でもなんでもなく、自然な気持ちだと思う。

初めのころは、確かにいろいろな葛藤がありました。
毛皮を反対しているくせに、お肉を食べている。
化粧品の動物実験には反対しているのに、薬を飲んでいる。

犠牲を少しでもなくしたいと活動することなんてできない。
そう、心を入れ替えたの。

お肉をやめられないけど、毛皮には反対できる！
私は通院して薬を飲んでいるけど、化粧品や洗剤開発の実験で動物が苦しむのは嫌！
動物を傷つけてまで、これ以上の利便性を求めない。そういう人でありたい。

逆に、動物の犠牲を少しでも減らしたいって思うことがなぜいけないの？って思う。
そうしないと、いつまでたっても動物の苦しみは減らないもん。

「動物がかわいそうだからお肉を食べない！」

私がお肉を食べるのをやめたのは、素直にそう思ったからなんです。

でも、ただ「かわいそう」だけじゃ伝わらないってことはわかる。
だから、伝えたいの、動物が苦しむのは、お肉にされる時だけじゃないってこと。

産まれてから死ぬまでが、動物にとっては苦痛以外のなにものでもない。
家畜動物が、パック詰めのお肉にされるまでにどれだけの苦しみを味わうか。

「動物も植物も同じ命」

まず、現実を知ってから言ってもらいたいものです。　畜産動物の一生　ARC

願いは、どうせ食べるのなら、せめて生きている間は大事にしてほしい。
100ｇあたり100円前後なんて安価なものであってはならない。
大量に産ませるのではなく必要最低限。そして、高価で貴重なものであってほしい。

食肉廃止を願う気持ちは強くあるけど。まずは、畜産動物の環境の改善を強く願う。
必要最低限の苦痛。クレート飼育やバタリーケージの廃止。

ファクトリー・ファーミングの廃止を強く願う。

●参考　知っていますか? ファクトリー・ファーミングの事を

畜産動物や毛皮動物。
それ以外の、人間に利用される動物たちの命の尊厳を大切にして欲しい。
痛みや苦痛、悲しみ、愛情を感じる「命」であるということを忘れないで欲しい。

一人の力は本当に小さいけど、本当に少しずつだけど、
本当に本当に、動物たちの苦しみを減らしたい。

人間は、あらゆる目的のために、動物を利用しすぎている。
人間が楽しむことで、たくさんの動物たちが苦しんでいる。

怖いのは、それが当たり前の世の中で、なんらおかしい事ではないってこと。
動物の苦しみが、闇の中に隠れて、きれいな部分しか見えていないってこと。
それを見せようとしないこと。見せようとすると消されること。

アメーバでは、そういう活動のブログや記事がけっこうな頻度で削除されています。
ツイッターでも同じような現象が起きています。これって本当に怖いだとおもう。

現実を知って、少しでも動物に優しい選択をしてほしい。
そうすれば、絶対にかわる。毛皮もなくなる！

真実を知ることが大事だと思う。そうすれば選択も変わってくると思う。
そのためには、伝えることが大事だと思う。

動物の置かれている状況は、本当に本当に悲惨です。