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2024.05.15
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カテゴリ: ジブリ


となりのトトロ [DVD]

【『となりのトトロ』論】
『耳をすませば』の実写版を見て触発されて、いつかやろうと思っていた趣味と職業を活かしてジブリの作品論シリーズを始めたいと思います。内容は、ジブリ作品の主題を考察していくものです。個人的考察ですので、違うと思われる方もいらっしゃるとは思いますが、あくまで個人的考察ですのでご理解ください。1つ目は『となりのトトロ』にしていきます。

始めに、主題については、主題歌の歌詞にもある「子どもの時にだけ訪れる不思議な出会い」を描いた作品だと考えます。
物語の主人公サツキとメイはトトロたちと出会いますが、厳密には、最後の時以外はサツキには「メイと一緒にいて周りに大人がいない時」という条件がつきます。
つまり、サツキは子どもと大人の中間の存在であり、普段は大人の側に立つのでトトロたちとは出会えないけれども、メイと二人でいて子どもの側に立つ時はトトロたちと出会える、そうすることで「子どもの時にだけあなたに訪れる不思議な出会い」という主題を明らかにしていると考えます。
その構成をさらに強調するために、お母さんは最初から家におらず、サツキが一家のお母さん代わりとして同年代の子たちと比べてもだいぶ大人らしく振る舞うように設定されています。もしお母さんがいた場合、お母さんに会いに行った時のようにサツキは子どもっぽくなってしまうのが自然ですので、それを避ける設定です。
最後はサツキが心からトトロの存在を信じたため、一人でもトトロと出会い、ネコバスに乗ってメイを見つけてハッピーエンドを迎える、という流れになっていると考えると、物語の設定や流れに一本筋が通るかと考えます。
『となりのトトロ』が子どもから大人まで、幅広く愛される理由のひとつは、誰もが子どもの時に持っていたこの不思議な出会いに対する思いが、作品を見ていて何となくでも感じ取られるからではないでしょうか。


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最終更新日  2024.09.21 22:31:48
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