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月の旅人
世界遺産の綿の城
世界遺産の綿の城
エフェソス遺跡から15分前後の所にある『HITIT』というレストランにて昼食。焼き鳥ならぬ焼き羊(ケバブ)料理を食べた。
茶碗1杯分ほどの白ご飯が半円形に盛られトマト1切れと青野菜少々、そして串刺しのケバブが5本も1皿に持って出された。前菜としてトマトスープも出され、これはなかなか美味だった。が、ケバブはもともとそういうものなのか、水分があまりなくてしかもにおいが濃厚だった。しかも白ご飯だと思われたそれも、羊油で炒めたのかケバブの味がする。食べれば食べるほど、口の中も鼻の奥もケバブ一色と化していった。(笑) 最初はおいしいと思っていたのだが、だんだんケバブのにおいと味に「もう充分です」と頭を下げたくなり、その味がケバブ以上に濃厚だったご飯は半分ほども残してしまった。
同じテーブルにつき私の右隣に座ったご夫婦がイチゴのワインを注文したのを見て、みきちゃんと私、さらに私たちの正面に座っていた大学生2人組みが興味津々にそちらを見ていたら、「飲む?」と言ってボトルごと渡してくれた。お言葉に甘えて4人で少量ずつコップに入れてもらう。
飲んでみると、ワインというよりはカクテルに近く、さらに言えばカキ氷にかけるイチゴシロップのような感じでもあった。
一様に「おいしい♪」と言った私たちに、ご夫婦はあまりお気に召さなかったらしく「全部飲んでいいよ」と笑った。そう言ってくれただんなさんもほんの少ししか飲んでいないのに申し訳ない気もしたが、ありがたく頂戴する。みきちゃんと私はそれぞれにアイランという塩味ヨーグルトのドリンクも頼んでいたが、一方は甘く、一方は塩味と酸味が程よく、両方とてもおいしく飲み切った。それでも口の中ではまだしばらく、ケバブが「ケバブ!」と主張していたけど。(笑)
レストラン地下の広いトイレを利用し、洗面台が向かい合っているところで合わせ鏡になることを見つけ、延々と鏡の向こうに映る自分たちを撮るのに奮闘したが失敗し(笑)、外へ出ると、レストランの出入口のまん前で写真を売っている男の人がいた。
簡易ラックに、B6サイズくらいの写真が何枚も並べて入れられている。ツアーの人やOさんEさんがその前にいて見ていて、何だろうと思って私たちも傍に近づいた。それは、カメラマンが撮っていたエフェソス遺跡での写真だった。
なんや、こうして売るために撮ってはっただけか。( -_-)フッ
私はまだまだうぶだねぇ。(笑) ←単に商売がわかっていないだけとも言う(笑)
私の写っている写真はなんと7枚もあった。が、なんと1枚3ドルもするという。
「高っΣ( ̄- ̄;)」
2人とも思わず声に出してしまった。物価の安いトルコとは思えない値段である。
さすがにいいカメラでそれなりの腕のカメラマンが撮ってくれただけはあって、写りはとてもいい。でもそのほとんどはみきちゃんか私のカメラにも写っている写真だったため、厳選した結果私が選んだのは『ハドリアヌス神殿』前のワンショットのみ。
みきちゃんは3枚を手にして3枚で3ドルにしてと言っていたが、頑強に却下され続け、今度はエルマチャイのようにゲットはならなかった。でもそれで1枚も買ってもらえなければ、全部ゴミになるだけなのにねぇ。もったいな
い。
……ハッ!Σ( ̄ ̄;)
もしかしたらその分を上乗せして3ドルにしてあるのか!?┗( ̄□ ̄;)┛オーマイガッ!
今気づいた。←遅っ(笑)
このあと一路向かったのは、楽しみにしていたものの1つであるパムッカレの『石灰棚』。
パムッカレとはトルコ語で『綿の城』という意味があり、その地にはその名の通り白い石灰華の岩棚が段々畑のように連なっている場所があるのだ。ユネスコの世界遺産にも登録さている。
が、2時間走って停まったのは、石灰棚についたからではなくトイレ休憩だった。時間は3時を過ぎていた。この辺りから、だんだんと不安が芽吹いてきた。
日没で見えなくなる、なんてことないよねぇ……。( ̄- ̄;)
と。
さらに1時間後、バスは遥か彼方まで見渡す限り綿畑が広がる地をひた走っていた。ちょうど綿の収穫期で、溶け残った雪のように茶色の枝に白い綿がついている。この時期には東トルコから出稼ぎに来る人が多いらしく、綿畑と道路の境にテントが張ってあるのを見かけた。
空はこの日も遥か遠くの山並みまで見渡せるほど晴れ渡っていたが、次第に西へと沈んでいく太陽のため夕焼けに染まりつつあった。
「みなさん、石灰棚が見えます」
ふいに言ったEさんの声に従って目を向けると、近づいてきた山の斜面を半ば多い尽くすように白い部分が車窓から見えた。まるでそこにだけ氷河があるかのようだ。思っていた以上に大きい気がする。是非傍で見たいものだ。
……頼むで!(ー人ー;どうかどうかっ必死に祈る中、小さなパムッカレ村を通過する。
煙突の上に空き瓶が置かれている家があるのを見つけ、「あっ!」と思い出した。『世界!ふしぎ発見』か『うるるん滞在記』か忘れたが、確かに見たことがあった。
「あれ、独身の女の人がいるっていう目印やねんで。結婚できるまでずっと置いてあるんやって」
みきちゃんに言うと、結婚できなかったら厭やなぁ、というようなことを言った。私も同じことを思ったため大いに頷く。
ちょうどそのときEさんがその空き瓶の意味がわかりますかと質問し、すぐに答えを言った。もし間違ってたら知ったかぶりやん、と思っていた私は、答えが合っていてホッとした。(笑)
太陽光がまさに茜色以外の何ものでもなくなった頃、バスが停まった。
「石灰棚ついたん!?」
急いで降りたが違った。Eさんの説明では、そこは『ネクロポリス』という古代都市の墓地だった。『ネクロポリス』がそのままギリシャ語で“死者の都市”という意味である。古代都市の傍にある墓地がそう呼ばれるのだとか。
道の両側に小さな家かと思うような、石材を組み上げた立派な墓が点在している。倒壊して瓦礫と化した墓のほうが多かったが、その数は半端ではなかった。なんと1000を超えるらしい。それもそのはず、ネクロポリスはすぐ傍の『ヒエラポリス』の墓地なのだが、このヒエラポリスは内陸部では類を見ないほどの繁栄を誇り、人口10万人にもなった大都市だったそうだ。
瓦礫が多いためか雑然としているように見えたネクロポリスだったが、お墓は3種類に区域分けされているらしい。重要な地位の人、英雄的存在の人、一般人という区別だとか。
お墓には窓こそないものの刳り貫かれた入口はあり、中に入れるものもあった。でもさすがに陽も沈みかけて暗くなってきた時間に、お墓の中に入る気にはとてもなれなかった……。
夕陽が、遠くの稜線にかかっているのが見えた。悠長に古代のお墓なんぞを見ている場合ではない。一刻も早く石灰棚を観なくては、陽が沈んでその風景を見ることが叶わなくなる。
そんな焦りが誰にもあったのか、Eさんの告げた写真ストップ時間内きっちりに全員がバスに乗車していた。
急げ~、頼むから急いで~。ヘ( ̄- ̄;)ノヽ(; ̄- ̄)ヘ オロオロ
落ち着きなくバスの前方を窺い、石灰棚が見えてこないかと目を凝らす。それでも、左側の窓を流れ過ぎるヒエラポリスの遺跡群はしっかりデジカメでキャッチ。抜け目ない私。(笑) しっかり観光している外国人の姿がたくさんあり、降りて観たい気持ちも大いにあったが、かといって実際にバスを止めて観光なんてことになると石灰棚はもう確実に観ることが不可能になってしまうため、あっさりすっぱりと諦めた。(笑)
ネクロポリスからものの5分ほどで、待ちに待った石灰棚に到着した。その5分の間に太陽はすっぽりと山の向こう側へと姿を隠してしまい、夕闇にしない程度に残光が残っているだけになってしまった。
急いでバスから降り、Eさんの説明中にもみんな靴や靴下を脱いで準備を始める。石灰棚はその白さを保護するために土足厳禁になっているからだ。早く入っていいという許可を出してくれとみんなの目が訴える中、Eさんもすぐに集合時刻を言って「それではみなさんどうぞ」と促した。
さっそく靴を片手に石灰棚へ入っていく人たちを尻目に、私は入ることを断念していた。
実は少し足が悪いため補装具を両足につけているのだが、靴を脱ぐとプラスチックの底で石灰棚上を歩くことになり、あまりに滑りそうで怖いため断念したのだ。ナイロン袋を履いて入ることも提案してもらったが、それも滑りそうで怖いため、怪我をして大変なことになるくらいならばと泣く泣く諦めたとき、なんとEさんが監視員のおじさんたちの所へ行って特別に土足のまま入ることを了承してもらってきてくれた。
楽しみにしていた石灰棚観光断念を覚悟した直後だっただけに、感動して思わず涙が出そうになった。
「ありがとうございます! めっちゃ嬉しいっ。ほんとにありがとうございます」
お礼を言うとEさんは笑顔で「気をつけてください」と言ってくれて、私は傍で待ってくれていたみきちゃんと添乗員のOさんと共に石灰棚に足を踏み入れた。
石灰棚は、数千年にわたって流れ続けた石灰分を多く含んだ源泉が作り出した、自然芸術である。鍾乳洞の兄弟のようなものらしい。『綿の城』と呼ばれているが、その美しさは綿のような白だけでなく、青空を映して青みを帯びたり夕焼けに染まって茜色になったりと様々な表情を見せてくれるとか。
そんな石灰棚も上流に温泉を要するホテルなどが建設された影響で鉱泉が枯渇し、一時期は雑草が生い茂ったこともあるらしい。近年の保護政策によって美しい風景は蘇ったが、以前は水着で入って楽しめた石灰テラスへの立ち入りは禁じられたままである。
パムッカレの石灰水は美容にいいとされていて、それに因んだ伝説がある。
昔々、貧しいうえ器量も悪い娘がいた。気立てはよく貧しさも苦にはしなかったが、年頃になっても誰一人言い寄る男がいなかったため娘は深く傷つき悲しみ、死んでしまおうと石灰棚の丘の上からその身を投げた。そこへ地主の息子が狩りの帰りに通りかかり、石灰棚の水溜りに倒れていた美しい娘を見つけた。男は馬に娘を乗せて館へ連れ帰り、娘が回復するとめでたく結婚した。
という話だ。神秘的な光景だけに、実際に不思議なことが起こってもおかしくないような気にさせられる。
仕方がないとはいえ、土足で踏んでしまうのは罪悪感を伴った。足場は海底の波模様に似て凸凹していて、両側からみきちゃんとOさんに支えてもらうようにしながらこわごわと進んだ。
そこは石灰棚の最上部で、数m進むともう棚田のようになっている場所へ辿り着いた。
さっそくみきちゃんがその中へ入ってみる。そこは足首にも満たない浅い水が溜まっていた。いや、水というよりはちょっとしたぬるま湯といった感じだろうか。石灰棚は永年に渡ってこの温泉が流れ込み、形成されているらしい。いちばん暖かい場所へ行くと40度のお湯になるそうだ。もっと白濁しているのかと思っていたが、思いのほか透明だった。
その辺りにやっと足場を落ち着けて、周囲を見渡してみる。彼方まで段々と棚が続いていて、いちばん下方にいる人の姿など米粒よりも小さく見えた。暮れ行く雲ひとつない空を映して、棚にはった水が同色に染まっている。壁面の白と、水面の青とも紫ともつかない微妙な色合いが、本当に綺麗だった。
叶うことならもっと全体を見渡せる場所まで移動したいと思ったが、人々が移動できるようになっている通路はすれ違うのも困難なほどとても狭く、そのうえすぐ横は柵も手すりも何もない崖になっていたため、ここまで来れただけでも喜ぼうと先は諦めた。
「みきちゃんは気にせんと行ってきてな」
支えなくても大丈夫かと心配してくれたが、この場で動かずにじっとしているからと言って送り出した。そして、小さくなったみきちゃんをカメラに収めることになり、みきちゃんがその場所へ辿り着くまで傍にいてくれたOさんとその場で写真を撮りあった。
しばらくして革製品のお店で私が試着したジャケットを買ったおばさんとその友達たちが傍を通り、私の足元を見て言った。
「あれっ、土足やんΣ( ̄ ̄;)」
「足が悪いから靴脱げないんです(;一一)ゞ」
そう答えると、「そうか。みんな変な目で見て行かはるし、かなんなぁ」と言って下方へと去っていった。周囲の視線が気になっていたところだっただけに、その言葉にまた涙が出そうになって困った。気合で涙を止め、みきちゃんはと見やるとちょうどこちらを振り返って両手をYの字に広げているのがわかった。かろうじてそれがみきちゃんだとわかるほどの小ささになっている。リクエストに答えてその小粒みきちゃんを撮り、両手を頭上
に上げて輪を作りOKの合図を送った。あとはみきちゃんが戻ってくるのを待つだけである。
Oさんはと見ると、少し後ろで他の人に写真を頼まれてカメラを構えているところだった。それを終えるのを確認してから「私らも写真撮ろ(^^)」と、それぞれ1人ずつ雪深い崖に似た石灰棚をバックにし、さすがにもう顔が暗くなり過ぎるためフラッシュをたいて記念撮影をした。
30分と経たず石灰棚の鑑賞は終了し、もっと絶景のポイントから見たかったと大いに心残りになりながらバスへと戻る。ほとんどの人がもうバスに乗車していた。
「早っΣ( ̄- ̄;)」
バスに乗り込もうとしたところで思わず口をついて言葉が出てしまった。まだ戻っていない人も確かにいたが、みんなしっかりとあの雄大な風景を見たんだろうか。どの観光場所でもやけにあっさり観光の人が多い。まぁ、そのほうがツアーに向いているんだろうな。
それにしても革製品のお店で時間を取り過ぎだったのが悔やまれてならなかった。2時間近くもお店にいるくらいなら、もう1時間、いや、30分でも早く切り上げて移動していれば、もっとしっかり石灰棚を堪能できただろうに。陽も沈まなかっただろうし……。
ああっ、残念!!(>_<)
行動力のあるMさんのだんなさんは、石灰棚の入口の上方にある道路を移動してもっとよく見渡せるようになっている展望台らしき場所まで行ったそうだ。そんな場所があるなら、私たちも行きたかった~!!
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