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昨日、可愛がっていた猫が死んでしまいました。。。仕事を終えて家に着くと、いつものお迎え軍団(注 家のドアの前で、4匹の猫がいつもチョコンと座って待っていてくれてるんです)の中で、その子の姿だけ見当たらなくて、探してみると・・・もう、死んで数時間経っていたんでしょうか。。。手足は一杯に伸ばされていて、死後硬直が完全に始まっていて。。。その子を保護したのは、約八年前。とある旅館の屋根裏部屋で生まれた野良猫のその子は目が開いて直ぐ程の時。ヨチヨチ屋根裏を歩いていたのでしょうか?その最中に、トイレにポトリと落ち、泣き叫び助けを呼んでいるところを保護され、その後、どうやっても親元にかえせなくなってしまって私が引き取ることになりました。哺乳瓶のミルクから、流動食、そして普通のキャットフード大きくなっていくうちに、私の耳たぶを子猫がお母さんのおっぱいを吸うようにじゅっじゅっと吸ってはゴロゴロと嬉しそうに喉を鳴らし両手を私の枕に当てると揉み揉み。。。名前を呼ぶとしっぽをブンブン振り、話しかけると相づちのようにしっぽをブンブン振り、泣いていると涙を舐めてくれていつも寝るときは私のお腹のところ。他の猫が来ると、カッと威嚇して・・・この子が出産するときもう一匹、丁度出産時期が重なってしまった子が居て三日前に自分の出産を終えたばかりのその子は今度はもう一匹の子が出産を始めると同じ箱に生まれたばかりのその子の子供を連れて入り産婆さんのように、産まれてくる子を次々に取りあげると自分の子と、生まれたばかりの子と一緒におっぱいを飲ませつつ、次々に取りあげて・・・その後、猫二匹が一緒に子供を育てて・・・猫だけど私にとっては、家族でした言葉が通じるわけもないのになにかが通じている存在・・・彼女が昨日逝って私は最初、心の理解が出来ませんでした涙が出なくて・・・何も感じなくて・・・いくつも別れを経験したから別れ強くなったのかな?って、思いました。。。でも、そんなことなくて。。。冷静に彼女の体を数度なでた後埋葬する準備のため手頃なバスタオルを探し青いバスタオルをなんとなく手に取りそして彼女の体の上にふんわりと掛けてすっと抱き上げたとき・・・涙が溢れてきました。。。固い両手足と冷たくなった身体をしっかりと抱きしめた瞬間涙が止まらなくなって・・・一人で逝かせてしまってごめんね気付いてあげられなくてごめんねもっともっと・・・・いろんなごめんなさいの気持ちが溢れて止まらなくなって・・・ごめんねごめんねって言いながら私は抱きしめて・・・そしたら・・・バスタオルの下から『ゴロゴロゴロゴロゴロ』はっきりと喉鳴りが聞こえてきて・・・私は思わず、被せていた青いバスタオルを剥ぐとやっぱりゴロゴロ喉鳴りが聞こえて・・・『とーすけ? 生きてるの? とーすけ!』そう慌てて声をかけたのですが・・・やっぱり、とーすけは生きていなくて。。。気のせいとかそんな短さではなくてはっきりと聞こえたあの喉鳴りは何だったんでしょう。。。思い上がりなのかもしれないけれど・・・いつも抱きしめると必ず喉を鳴らしていたとーすけだから・・・優しい子で私の哀しみとかにとっても敏感なとーすけだったから私のための優しいメッセージだって思いたい。。。こういうことって有るんでしょうか。。。どうして聞こえたのかもしかしたら抱き方のせいで音が出たのかなって思ったけれど・・・あんなに長く鳴るわけないし・・・何も解らないけれど・・・わたしは良い意味に取りたいその最期のゴロゴロを聞いたとき『ありがとう』って気持ちで私は一杯になったから。。。彼女のすべてが今、幸せでありますように。
2007.07.18
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遠くから、見つめているの。。。 あなたを想っていた・・・ あの時と同じ様に いま、ひとり見つめているの・・・ 白く、揺れる月を。。。 むかし、月は私の 幸せのシンボルでした。 月を見る夜は、夏祭り 月を見る夜は、雪祭り。。。 月は誰かと、見つめるもの 月は誰かと、照らされるもの。。。 幼い記憶のなかの私 そして・・・あなたとの記憶のなかの私。。。 あの、夏の日の月の夜を・・・ 私は忘れない。。。 月が、ふんわり浮かぶ道 あなたの影さえ 優しくて・・・ 私は、夜空に開いた天窓みたいな月を 一番大切なものと触れ合いながら その時、見つめていたのです。。。 一番大切なもの・・・それは、あなた。。。 あの時、確かに・・・ 月のひかりに温度 感じたの。。。 あなたが優しく撫でてくれた髪に いつまでも残る手の感触・・・ あなたは太陽とは違うよって 笑ったけれど・・・ あの月の光の温度 私は確かに感じたの。。。。 どうして 近づく事さえ出来ないものより どうして・・・ あんなにも近くにあったあなたが いま、何よりも遠いのでしょう。。。 いま、ひとり月を見上げているの。。。 触れ合うこともできない月の光に もう触れ合うことのできないあなたの温度 確かに今も感じるから・・・ あなたの月はいま、温かいですか・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 新規開設したリアル妹のサイトへ、プレゼントします。
2006.07.09
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どこまでも心、広がるのは 心に、境目がないから 境界線を作っていたのは、誰? 境界線なんて、はじめから ひとつもなかったんだよ。 ただ…… 錘をいっぱいに、つけていた── 錘…… その錘が悪で 不必要なものだったのか…… 私にはわからない だけど…… もし、遠くへ行きたくて ジャンボ・ジェット機の燃料を 小さな紙飛行機に 載せたなら…… 飛べなくなった天使は 翼を持ったまま 今も地上を歩いている 飛べなくなったのは 悪い心を持ったせいだって 誰かがそう言っていた── 一歩ずつしか 進めなくなった 天使。 もし天使が、この地球に堕ちて…… 地球は、その堕ちた天使── 悪の心を持った天使だらけで その堕天使が 人間だというのなら…… 『人は汚い──』 そう口にした人が幾人も 私の心を過ぎていった──…… でも…… 飛べなくなった天使を 私は信じてる 心に境界線なんてない 錘はきっと…… ──さらなる、誰かへの愛──。 地球には、愛が深まった、天使たちがいる。 たくさんの愛を掴んだために 飛べなくなった天使たちがいる 私は信じてる 地球がそんな、場所だって。。。
2006.05.18
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猫みたいに想うのって、好き。犬みたいのも、かわいくって、好きだけど……。猫みたいに、好きな人を、想いたいなってここ最近、そう思う。先々月。かわいがっていた猫が、天国に逝って……。先月。中々帰らない、その猫を追うように、お兄ちゃん猫が、逝って……。相次ぐ猫の旅立ちに、私自身、落ち込んでいたけれどそれでも、なんとか……悲しんでばかりは居られないなって笑顔作って、頑張ってた。だって……家には、先月逝ってしまった猫君の恋人猫ちゃんが何も知らず、ちょこんと、今居るから。ひとの顔をみては、「ミャーオ!」と、なにかいいたげに鳴き続ける、みゃお。……絶対、こんなことしても、わからないんだろうな……て、思うけれど、私は笑顔を浮かべて「大丈夫! あと少ししたら帰ってくるから!」そう嘘言って、抱きしめてた。嘘はいけないのかも知れないけれど……なんか、ね。。。そんなことを続けて一ヶ月──……半年以上、作品をUPしていない私は、「もう、そろそろ、どうにかしないと……!」そう、焦りながら、執筆続けていました。すると、やっぱり、いつも通り、私の膝の上にのると、ひっきりなしに鳴き出して……わたし、十分に構って上げられれば良かったけれど、それせずに、執筆続けていたらその直後──……?!!!!!!!!!!三度ほど、太もも、なんの躊躇いもなく、力いっぱい、噛まれてました(汗激痛、および流血……それも、ナイフで刺されたくらい血、噴出しまして……(汗その日は、消毒液つけて、カットバンして「猫だから……」と、甘くみて、病院行かず、仕事(立ち仕事、約11時間プラス3時間)したのですが、翌日……熱と腫れによる痺れにより、かなしばりのように、なってました(汗でも、その間──ずっと、噛んだ猫は、私の添い寝をしていて……。べったりと、甘えるように、くっついて……。私の腕を、逝ってしまった恋人猫にしていたのと同じように、やさしく、丁寧に、たっぷりと舐めては、また、愛しむように寄り添い、眠り始め、また、思い出したかのように、舐め始めて……。猫っていうと、気ままな感じのする人もいるかもしれないけれど、そんなことないと思う。猫にも、人間にいろんなひとがいるのと同じようにいろんなのがいて……ひと括りにしてはいけないのかもしれないけれど……。でも、最近知った猫の愛。あんなのがいいなって、私は思う。たったひとりにしか、愛はあげない。それも、鋭く、真っ直ぐに。ひっかいたり、かじったり、鋭いから、傷つけることは多いけれどそれでも、猫の愛してるは、真っ直ぐで……私はそれが、とても好き。心地よく、はぐらかしたり、愛されるために、周りにぼんやりと、やわらかく愛を、振りまいたりしないで……。ただ、真っ直ぐで。。。愛されるために、生きてるんじゃなくて……愛するために生きているかんじ、とてもして。。。──そう言えば、昔、読んだ『百万回生きた猫』っていう絵本をふと、思い出した。猫みたいに、愛したい。猫みたいに、真っ直ぐに。
2006.05.17
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