2010.12.19
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地図

羆嵐 を読んでしまったのです。熊嵐を読み終えた時は、手に持っていた昭文社の2輪車ツーリングマップでは、なんとか六線沢という地名までしかわからず、きっともう今では場所もわからないものだと思い込んでいました。それが20数年の時を経て同じツーリングマップルの地図に表記されていたのでかなりの驚きと感動でした。どうやら復元現場は平成2年に完成したものらしく北海道に私が通っていた時代の直後ですから当然地図にも載っていなかったのですね。
 本の内容は、下手な映像では描ききれないであろう壮絶な内容で人間の弱さと開拓民の厳しさ。そしてなにより羆の恐ろしさが伝わってくる内容でした。北海道をソロで林道ツーリングする人は読まない方がいいかもしれないと不覚にも読後に悟りました。実際これを読んだあとに道東林道を1人で走っている時など、やたら気配に敏感になり一度激しく獣の臭いを感じた時は生きた心地がしなかったです。本州のツキノワグマなどに比べて桁外れに大型の羆は別格です。

 さてウニ丼その後です。お店を出たあとは目指す事件現場へ。北海道道1049号は、「ベアーロード」という名前がつき復元現場の看板が出ていたのであまり観光地ぽいといやだな~と。たとえば熊と記念撮影して有料の施設を出たあとに驚く顔が写真台紙でセットで1500円!とかありがちの展開とかまさかないよね?と一抹の不安を抱えながら走り続けると現地に到着しました。不安は杞憂に終わり、心配はいい意味で裏切られました。

事件現場

 復元現場には誰もいなくて私たちだけ。妙な静かさと湿度がありやや薄暗いその現場は1915年12月9日~12月14日のわずか3日のうちに一頭の羆が開拓農家12軒を襲い、開拓民7名が死亡、3名の重傷者を出すという被害があった事件のうち2日目におきた明景家を復元した建物です。
熊の模型はヒグマ。重さ340kg、身の丈2.7mにおよぶ巨体のオスだった事件の羆を再現したものでほぼ原寸大。

事件現場とジムニー

ジムニーと比較してもその大きさたるや相当なもの。それが今のようなしっかりした建物でもなく電気も通信手段もなかった95年前の日本でおきた事件現場として一度は訪れておきたい場所に行くことができました。

 95年前の12月にこの事件は起きましたが、今日付近に住む人はいなくなり、冬季はここへ向かう道も雪で除雪されていないそうです。夏に撮影したこの場所が今はどういう風景なのか見てみたい気もします。


苫前町公式サイト
三毛別ヒグマ事件復元現地





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Last updated  2010.12.19 10:27:50


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