2007年11月04日
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カテゴリ: 日記

柿


寝ながらTVを見てて、私には気がつかない。(笑)
「おばぁちゃん、来たよぉ~~~!!!」
「おぉ~~!」
そう言うとおばぁちゃんは、目を見開いてゆっくり起き上がりました。
「今日は遠くまで、お出かけだからね~支度しようねぇ。」

おばぁちゃんは嬉しそうに、いそいそと支度して
車椅子に座り、早く出かけたくてウズウズしてます。
りんご

目的地は私の自宅です
施設から最低1時間以上で、今回は道が込んでて
2時間はかかりましたよぉ。
途中ホームセンターによりまして
おばぁちゃんが花が好きなんですよねぇ~
だから見せてあげたくて・・・スゴイ喜んでました。
色とりどりの花の苗がきれいに並んでて
花畑のようでしたよぉ

自宅に来たおばぁちゃんは、我が家に泊まれると思ってたらしく
施設に帰るのが寂しそうで・・・。
泊めてあげたいけど、車椅子が入りません
ベットもないので・・・夜中にトイレにつれてってあげるさいに
私におばぁちゃんを持ち上げる力がない。
床から起こしてあげるには、それなりに力が必要ですよね。

ムシ

施設についておばぁちゃんの顔が暗くなって
無口になってしまいました。
「大丈夫、またすぐに来るよ。」
そう言っても返事がないくらいに・・・。

ベットまで行ってコートを脱がして
静かになってしまったおばぁちゃんの手を握り
「ま~た、来~るか~らねっ♪ま~た、来~るか~らねっ♪」
笑顔で握手したまま、軽くぶんぶんっと降ります。
するとおばぁちゃんに笑顔が帰って来ました。

帰り道なんで笑顔がもどったのか不思議でした。
そして突然ある情景が目に浮んだのです

幼い頃
私はおばぁちゃん子で、おばぁちゃんが帰る時に
よく泣いたっけ・・・。
おばぁちゃんは、そんな私にかがんで大きな手を握手しながら
「ま~た、来~るか~らねっ♪」とあやしてくれてた・・・。

自然と出た行動だったので、ずっと忘れてました。
昔おばぁちゃんがしてくれた事を
そのままやってた私。

今は車椅子に座ってるおばぁちゃんに
私がかがんで笑顔で歌ってたのです。

時の流れに、なんとも言えない切なさがありました。







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最終更新日  2007年11月04日 13時25分05秒
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