☆★ARA3の魚★☆

知って欲しいフィラリア病

<犬の死亡原因で上位の割合を占めるこのフィラリア病について>

フィラリア病は、ディロフィラリアという寄生虫が、蚊による媒介感染により犬の心臓や肺の血管内に入る病気です。フィラリアが心臓や肺、血管内に寄生してしまうと、やがて全身の臓器不全により死に至ります。

血管内にいる幼虫ミクロフィラリアだけなら心臓にたどり着く前に薬を服用することで殺虫できます。予防薬がこれです。ですが、心臓にまで辿り着き親虫が多数寄生してしまうと治療は困難になります。

治療は、

1、心臓の血管を切開して虫を取り出す。

2、殺虫剤を点滴投与してフィラリアを死滅させる。この場合、親虫の数が多いと死んだ虫が肺動脈につまり危険を伴います。

3、ミクロフィラリアを血管注射で殺し予防薬を飲ます。虫がこれ以上増えないようにするだけなので心臓に虫は残ったままになります。この場合も2と同様の危険が親虫が寿命で死んだ時(約5年)伴うことになります。

以上のような治療が主になると思います。

フィラリアの数や犬の大きさ年齢、そして病院の医師によって治療の選択は違います。
いろんな医師にみてもらうのもいいかもしれませんね。

うちのシロは我が家に来た時には、すでにフィラリアの親虫が心臓に入ってました。
医師からは・・・「親虫の数が少ないのであれば殺虫も勧められるがこの子の場合は・・・」とのこと。なんでもシロを診る前に、殺虫治療をした犬は死んだらしい。。。
そこで、血管内の幼虫ミクロフィラリアを血管注射で殺し、後は普通の犬同様、予防薬を飲んで今以上に親虫が増えないようにしていくことになりました。
心臓に負担がかかったのか薬の副作用かよくわかりませんが、シロはたまに嘔吐します。それ以上の症状はないので普段はいつも元気ですが・・・悲しいです。

フィラリアにならない為には蚊に刺されないことが一番ですが、蚊の出るシーズン前に薬を服用することで幼虫ミクロフィラリアを殺虫し100%予防できます。最近では、一回の皮下注射により1シーズン有効な薬もできたとか。

室内犬だからといってフィラリアにかからないと思わないで下さい。
散歩や室内に入った蚊に、たった一度刺されたことより発症することもあるんですから。
毎年予防はしましょうね!(⌒o⌒)b



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