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土曜日の夕方、うちの隣の公園のレンガに、いやらしい落書きを見つけました。
昔、汚い公衆トイレの壁に描かれていた、女の人を馬鹿にする汚い言葉・・・
ちょっとここでは書けないですが。
日曜日は雨でした。
雨で落書きが流れることを私は祈りました。
そして、今朝、見たらそのまま、消えずに残っていました。
この公園は小学生が登校する際の集合場所です。子供たちの教育に悪い言葉。
私はどうしたものかと考えたあげく、ご主人が町内会の役員をしている友達に職場からメールしました。
「子供たちによくない落書きを消してもらいたい」と。
そして、昼過ぎに帰宅すると、公園のレンガにしゃがみこんでいる人がいます。
近寄って見ると、友達がいろんな道具を持ってきて、一生懸命消そうとしてくれていました。
しかし、少し薄くはなっても、油性のマジックで書かれたものは消えません。
そうだ
私はひらめきました。昔トールペイントを習っていた絵の具がいっぱい、家にあるはず、こんなレンガ色も絵の具を混ぜたら、作れるはず。
すぐ、家に戻り、似た色を二色探して、混ぜて、塗ってみました。二度塗りすると、文字は綺麗に消えて、他のレンガと同じ色になりました。
友達と2人で良かったねと笑いあいました。
こんないやらしい落書きを書く人は許せません。
でも、一生懸命、子供たちのためにひとりで落書きを消そうとしてくれた友達の気持ちをありがたいと思いました。