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先日、夕方いつものようにラッキーと散歩していると、道の真ん中で酸素ボンベの上に買い物かごを乗せたおじいさんが、買い物かごの重みでバランスをくずして、転倒しました。![]()
私はラッキーを連れて、走って行って酸素ボンベとかごを元に戻しました。
おじいさんは、「ありがとう」と言って、また、かごをボンベにくくり直しました。
ラッキーがいるので私はそのまま、散歩を続け、帰宅途中、遠くに、まだ、おじいさんが同じ場所でかごを直しているのが見えました。![]()
私は犬を家につないで、2階にいた子供たちに声をかけました。
「おじいさんが転んで、荷物の安定が悪くて帰れないでいるみたいなんだ。あんたたち、いらないリュックがあったら、おじいさんにあげてくれない?」
リュックに荷物を詰めて帰ったほうが安全だと私は考えたのです。
子供たちはごそごそと昔のリュックを探してくれました。
私は1階で探していたら、長男が2階から、あわてて降りてきて、中学時代に使っていた思い出のリュックを無言で差し出してくれました。
私はそれを持っておじいさんの立ち止まっていた場所へ向かいました。
おじいさんは10メートルほど、進んでいましたが、今にもこけそうにふらふら歩いています。
かごの食料をリュックに詰め替えてあげようと思いましたが、あまりにもたくさんの量で無理そう・・・![]()
「おじさん、家はどこ?私がかごを持って行ってあげるから、今度から、少しずつ買ったほうがいいよ、こんなにたくさんかごに乗せるとまた、転んで危ないよ。」
私はおじいさんのかごを持ってついて行きました。
おじいさんは酸素チューブを鼻につけているので、重い酸素ボンベがなくては外出できません。買い物をすると手がボンベでふさがっているので持てない。
話を聞くとアパートの1階に一人暮らしだそうで、首に携帯電話をぶらさげていました。
こんな状態の人でも現在の世の中は一人暮らしなんだ・・・。![]()
すごく悲しい気持ちになりました。核家族で子供の人数が減った現在、自分の老後を考えると寂しくなりました。
結局、リュックは渡せなかったけど、おじいさんのために部屋をひっくり返して、リュックを探してくれた子供たちの気持ちはうれしかったです。
あのおじいさんが何とか無事に暮らせますように。。。