Remembrance


『記憶』

肌を焼くような太陽の下
過去の功績の間を 歩いていた
失われた文字を読んで 
失われた文明に 想いを馳せる

いくつもの柱の陰に ふと幻を見る
追いかけてみても 遠くに見える幻が
過去の残像なのだと気がついた

何千年も昔
この場所を 同じように歩いた人が居た
何千年もの未来
この場所を 同じように歩く人が居るんだろう

ひとの記憶は消えてしまっても
ひとの想いは そこに残る
決して その幻影の記憶は 消え去らない




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