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近々、こちらのHPを閉鎖することにしました。突然のことで、本当に申し訳ない。理由ははっきりと申しあげられませんが…私事の事情です。また、新しくHPを開こうとも考えています。楽天でHPを作っていらっしゃる方と、すでにこちらが存じ上げているHPの方にはこちらから改めて連絡を差し上げることが出来るのですが、ゲストとして来てくださっている方で、私がメールを差し上げられない方には、大変申し訳ないのですが、私へのコンタクトを取ってくださいますよう、お願い致します。メールアドレス→ nefertjtj@yahoo.co.jp
2004年06月14日
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朝から、神戸赤十字病院に行ってきました。父の心臓動脈解離手術後の検診の付き添いで。この手術に関してはこの日記を読んでくださいね↓『早く言ってくれれば良いのに』去年の冬よりもだいぶ元気になっている父を見て、私はほっと安心していたので、今日の検診も大丈夫だろうな、とは思ってたのですが、父本人は、血液検査などはやっぱり結果を知るのが怖いみたいです。検査結果は良好。回復に順調に向かっているらしいです。一度は生死を彷徨ったことを思えば、本当に良かったです。来月9日にまた検診予定。その時は血液検査に比べて、レントゲンも撮る事になりました。ま、問題は無いでしょう。
2004年06月11日
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日本に帰ってきている時はいつも、月に2度のフェイシャルエステに通うことにしています。母が行っているのに便乗する形なんですけどね。やっぱりちゃんと手入れをしていることが大切だろうなぁと思って。そうじゃないと、自分に自信も持てないですし。そしたら生活も恋愛も楽しめないと思って。エジプトに居る間も、休日には自分で出来る限りのエステをしているのですが、やっぱりプロにしてもらうのとは、格段の差。エステから帰ってきて数日は、お肌がしっとり…。で、今日久しぶりに行ってきた訳です♪肌状態は以前に比べて良くなっているというお褒めの言葉。エジプトで頑張っていた甲斐があるというもの。これからも頑張ろう~♪♪♪
2004年06月10日
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先日、伯父からメールが入ってきました。簡単なメールだったのですが、そこには1枚の写真が添付されていました。小さな赤ちゃんの写真。生まれたばかりの従姉の子供だそうです。元気な男の子だとか。日本に帰国してきてから、母に改めてそのことを聞かされて、何か出産祝いを贈るほうがいいかな、と思ったわけです。従姉にはすごくお世話になったし。母も何か出産祝いをする予定だというので、それに便乗することに。服がいいかな~とか色々と悩んだのですが。結果、ぷーさんの形をしたぬいぐるみで、母親の胎内の音が聞こえてくるものに。私もひつじのぬいぐるみで、同じようなものを持っていたのを思い出したので。明後日には従姉のもとに届くはず。喜んでくれるといいなぁ。えーと。従姉の子供…つまり私の甥…ってことよね。22歳にして、私はオバサンなのね…?あぅ。
2004年06月09日
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日本帰国しているから、思いっきり遊ぼう!!!…なんていう生活は、私には許されていません(苦笑)。「夏休みの間も、普段と同じように何かを学ぶ生活をしなさい。」それが母の方針だから、ね。今、逆らうわけにはいきません。私の希望する一つの事を認めてもらう為には、(母の希望を諦めてもらう為には、とも言う)母の希望するその他のことを、全て受け入れなくてはいけないでしょうから。で。母の希望する通り、TOEICを受験することにしました。まあ、私の実力を知る上でも良い機会でしょうし、というわけで。アマゾンで注文して届いたTOEICの教科書や問題集をやってみる。問題を解きながら、ふと思ってしまいました。…あれ?TOEFLより簡単じゃん…。簡単だと、解くのが楽しいよね~。
2004年06月08日
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…鳥肉の軟骨じゃぁございませんよ。ワタクシの軟骨デス。ここ数日、酷く両足の膝が痛むなぁ・・・と思ってたのです。で、カイロ空港辺りから、それが特に酷い。飛行機の中でも、空港でも、シンガポールでも、何かがおかしい・・・と思ってたのでした。何かおかしなことになってるんじゃなかろーか?それともタダの「使い痛み」か?ってね。あまりにも痛みが酷く、治る様子が無いので、今日、病院に行ってきました。両膝のレントゲンを撮って・・・。ついでに、左足親指と手首のレントゲンも撮ってもらいました。というのも。カイロ国際空港にて。50キロのスーツケースを持った直後、手首に激痛が走り、そのおかげで、左足親指の爪の上に、ガーンとスーツケースを落としてしまったのだ。痛かったのなんのって・・・(><)とにかくそういうわけでレントゲンを撮るに至ったのでした。ハイ。で、手首は「使い痛み」。爪は内出血で爪が少々折れているけど、そのうちなおるらしい。問題は両膝なんだそうだ。原因は、一目瞭然。4ヶ月半に渡る10階までの階段の上り下りと、重い荷物(スーツケース)を10階から引き降ろした時にかかった負担。そして、引越しの際にした荷物を持つのが続いた負担。あー…。という感じ^^;軟骨が磨り減ってしまっているため、骨と骨がぶつかる衝撃が痛いらしい。出来るだけ負担を軽くしなくてはいけないと言われてしまった。そんなことを言われてもねぇ…と思いながら、とにかく食生活から改善することに。あー。水泳でもいくかなー。
2004年06月07日
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現在、日本です。無事に帰ってきましたので、まずはお知らせ。丸二日かかっての移動でしたが、なかなか中身は充実してました。シンガポール航空でのフライトだったので、ドバイ、シンガポール、バンコクと、三箇所でのトランジット。ドバイとバンコクでは、一時間しかなかったので外には出られませんでしたが、13時間トランジットのシンガポールでは、外にでて思う存分遊んできました。シンガポールはこの日、残念ながら雨。小ぶりの雨だったので、大した事は無かったのですが。空港からパブリックバスで1.6ドル。都心へと向かいました。空港近辺は住宅も無く、欝蒼とした森とゴルフ場。そこから20分ほどでビルやモールのある地域へと入っていきます。私が到着したのはまだ朝の8時過ぎだったので、そこまで町が活気づいているということはありませんでした。というわけで、数少ない開いているお店の中で、一番ローカルそうなお店をピックアップ。そこでラーメンを♪日本よりも美味しいかも…と思いながら、食べてきました。麺が独特で、いいんですよねぇ…(ホクホク)。朝食後、町中を散策しました。シンガポール川が、ナイル川(@カイロ)並に幅が広いことにビックリしたり。チャイナタウンにも勿論行ってきましたし。モールでの大安売りにも行ってきましたし。町の中で、私の目を最も引いたのは、布専門店。シンガポールならではのデザインが施された布の数々。思わず、数種類を購入してしまいました~♪これで服を作ろう、とかこれをテーブルクロスやカーテンにしよう、とか思って。飛行機の中で殆ど寝られなかった私はシンガポール散策中、あまりの睡眠不足にフラフラしかけてましたが。でも、本当に楽しかった!出来る事なら、一泊くらいして、もっと色々なところを回りたいと思いました。そして、バンコクの水上マーケットにも行ってみたかったなぁ・・・。
2004年06月06日
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いきなり昨日の夜、引っ越す事になった。恵理子さんが置いていったものを彼女の家に取りに行く事になっていた私。彼女のフラットメイトと話しているうちに、色々とそのフラットの利点が見えてきて…。今のフラットはエレベーターが4ヶ月も直ってないし、高額だし、隣は小学校で毎朝煩いし、モスクからのアザーンは酷いし…てなわけで、恵理子さんのいたフラットに引っ越すことに即効決めたのでした。まさか、恵理子さんの居たフラットに、自分が住むことになるとは、思っても見なかったよ~…とか思いながら。大家さんもとても良い人で、結構なお金持ちみたい。今は引退したけど昔はエジプト政府の高官だったらしい。というわけで、明日帰国なのに、一日でパッキングして荷物を運んで引越しを完了してきました。両方の大家との話をつけるのも、結構大変でしたが^^;今、私は…多分すごい選択を迫られてる時期なのです。親によって。それも、一番大切なものを失うことになりかねないことで…。もちろん、私は失わない為の必死の努力をするつもりですが。きっと失ったら、私は抜け殻になってしまうでしょうし。というわけで、その為にも、新しい家で心機一転やろうかな、というわけで9月から、新しい家です!では、明日昼にエジプトを出発して日本へと向かいます。ドバイ、シンガポール、バンコク経由予定。日本到着は(関空)6日の朝6時です。日本帰国中は日記更新がなかなか出来なくなるかと思いますが、皆さん、許してくださいね♪では。
2004年06月03日
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お休み第2日目。今日は、とにかく久しぶりの休日暮らしでした。自分のしたいことだけを、したいだけ出来るって素敵なことですね。梅ちゃんも朝から家に居ないので、ほんとの一人暮らしって感じですし。だらだらと昼過ぎまで寝て。作り置きのカレーを温めて。クラシックかけながら読書して。ジャズかけながら入浴して。フェイシャルエステなんかも自分でしちゃったり。アロマテラピーも久しぶり。ローズの馨りがなんとも言えない。ゆったりとした気分での時間って、本当に楽しいのね。これで近くに彼氏が居れば、文句無いんだけどなぁ…なんて思ったり。ま、でも。一人の時間を楽しめるって素晴らしいことよね。さて。久しぶりに一からお茶でも立ててみようかな。
2004年06月02日
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お休み第一日目。昨日までは、「もう遺跡なんて、遺物なんて見たくない!」と思っていた私。それもそのはず、ここ4ヶ月ずっと、壁画と睨めっこの毎日だったんですからね…。カイロ考古学博物館は、私の勉強の場所であったわけで…。悪夢の日々を過ごした現場だったわけですよね。なので、今日、史華ちゃんとの約束で博物館に行く予定になっていて。微妙に「う~ん…^^;」と思ってたのですが。今日になってみて、「行ってもいいかも。行きたいかも。」と思い始めました。やっぱり勉強から解放されると、見たくなるもんですね。それだけ本当に好きってことなんでしょうか、古代エジプトが。自分から、壁画に描いてあるヒエログリフを読もうとしてみたり。どういう仮定で作られたのかを推測してみたり。どのような手法で作られたのかを確認してみたり。なんだかんだ言って、楽しかったです(笑)。それはそうと驚きの事実。つい先日、博物館に行った時は「写真撮影OK」だったはずの館内。フラッシュは勿論禁止でしたが。今日行ってみると、「写真撮影禁止」の張り紙が。そういえば、イスラエルの方が来た時、禁止になったらしいとは聞いていたが…。ホントだったなんて!と、結構ショックでした…。何でも、フラッシュをたいて撮影する人が非常に多いので、遺物によくない!という判断から禁止になったのだそうです。…フラッシュを一度もたいてない私にまで、禁止しなくてもいいじゃんか…。と、ちょっとブーたれてみましたが(苦笑)。誰か一人でもそういう行為をする人がいると困るので、こういう処置をすることになったのでしょう。何千年も前の遺物を守るというのは大変なことですからね…。そういう判断をしたのは正解だったかもしれません。というわけで、遺跡や博物館を訪れる際の注意。1.写真撮影OKの場所であっても、フラッシュはたかないでください。 壁画の色が変色したり、絵画の絵が褪せてしまいます。2.絶対に手を触れないでください。 触ってみたい気持ちはよく解りますが、 触る事で、目に見えないほどのかすかな量の傷をつけることになります。 また、触ることで皮脂が着いてしまって異物を傷めることになりますし、 体温の暖かさで遺物の保存状態を変えてしまうことになりかねません。以上を注意して、過去の遺産に触れてくださいね♪
2004年06月01日
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きゃーーーーーーーーーーーっ♪♪♪というわけで、テスト無事終了。ほんとに「無事」終了しました(笑)。今までは出来が悪い時なんかもありましたが、今回は大丈夫な気がする!いや~私って天才かも?(狂)テスト内容は、中王国時代からグレコローマン時代までが範囲。そこから、こんな問題が出ました。Identification(20個) リストされている単語や人の名前、遺跡の名前から、 それに纏わる出来事や発見された場所などを書く。Essey(2個) 第1問;中王国からグレコローマンの間の王家の人間(特に王と王妃)の役割や、 その立場などについて論議せよ。 第2問;中王国から第三中間期における、エジプトと近隣諸国との関係について 実際に発見された石碑や壁画などの位置、名前、内容を明記した上で 時代を追って説明せよ。Mapping(15個) エジプトや近隣諸国の白地図が出て、それに場所の名前を書き込み、 それぞれの場所で何があったか、何が残っているかを書き込む。…エッセイはなかなか難しかったですが。それでも、一応覚えた範囲のことだったので、一安心でした。というわけで、これで晴れて日本に帰国できますわ♪日本よ、待っててね。ふふふ~♪o(^-^)oさて…試験中に散らかった部屋でも掃除するかね…r(--;)
2004年05月31日
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明日の10時から、古代エジプト史の期末試験です。…なんだかんだ言って、昨日からあまり勉強出来ていない気がする。別に遊んでいたわけではないし、机に向かったり、ベッドに寝転がったりしながら、ちゃんと資料や教科書、ノートやらアウトラインやらとにらめっこして、頭に叩き込む努力はしてたんだが。そういえば、高校の頃までは、書いて覚える人間だったなぁ、とふと思い出した。試験前になると、教科書やノートを片っ端からコピーし、それを切り抜いたり折ったり隠したりして、メモ用紙に書きなぐって覚えていた。日本史も世界史も、とにかくそうやって覚えてた…。ところが、アメリカに渡ってからというのも、書いて覚えることをしなくなった。とにかく読んで読んで、目に焼き付けるみたいにして記憶する。これって、日本語と英語の違いなんだろうか。それとも、単に方法が変わっただけ?まあ兎に角、明日で今セメも終了。ラスト1日、頑張りませう~♪
2004年05月30日
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今日、土曜日。この前のクラス(最後のクラス)で、「この土曜日、みんなで勉強しながら送別会をしましょう」と鬼教授が言い出した。テスト前のことだったし、教授の家で勉強できるというのはなかなかオイシイと思った我ら学生。喜んでお邪魔する事にしたのです。が、今朝になっていきなり連絡が…。「今日は無理になったので、各自で勉強するように」理由も何もなし。どうなのそれ~~~~っ!!!と思わず憤慨してしまいました。教授ってこんなもんですかね。というわけで、今から期末試験の勉強を。31日なので、ちょっと必死でやらねばなりませんな^^;
2004年05月29日
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帰宅時間、夜中2時半。体調、ボロボロ。身体状況、真っ黒。これが1時間前の私でした…。今はシャワー後で、スッキリしてますが。夜中まで一体何していたんだって話ですね…。明後日、友人の恵理子さんが日本へ帰国します。もっとも発掘があるので9月にはエジプトに戻ってくるのですが。けれど今回は、彼女の借りているフラットを引き払うことになって、その引越しの準備でパッキングに追われることになった彼女。もともと、彼女はパッキング嫌いな人間。旅行に行く前の準備も、荷物を用意するくらいなら行かないほうがいい…といつもブツブツ言ってるような人なので、今回の引越し準備という大掛かりなパッキングは、心底嫌だたらしい。台所用品と、本に関しては既にダンボールに詰め終わり、すでに預かってくれる友人の家に運んだらしい。そのダンボールの数、10個を超えているというから恐ろしい。そして部屋に残っているものの全てをパッキングし終わっていない彼女。昨日、頼んでいたDVDを貰おうと思って連絡したのがマズかった。「嵐~~!!明日、パッキング手伝って~~っ!!!」悲愴な悲鳴が電話口から飛び出してきた。さぞかし困っているんだろうなぁ、と思ったのでOKしたのだが。家に行ってビックリ。…これだけ全部パッキングするんすか…??大きな絵画が3枚(額入り)全ての洋服全ての小物類などなど、とにかくありとあらゆるものが部屋に。お~~~~い…。というわけでパッキングを始めたわけですが…。流石エジプト、ちゃんと蓋をしてあったものの中にまで砂埃が。最低…。触ると必ず手が黒くなります。裸足でやってた為に、足の裏まで真っ黒。二人して、黒いことに泣き笑いしながら、必死で荷物を詰めること約7時間半。ダンボール箱の数22個。…なんでこんなに物があるんだよっ!!!疲れました。おやすみなさいデス。
2004年05月28日
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エジプトは、皆さんご存知の通り、イスラム教国です。というわけで、豚肉は禁止、アルコールも禁止。だから、外でお酒を堂々と飲むっていうのは、例えイスラム教徒じゃなくても避けなくてはいけないし、豚肉だって、堂々と注文なんて出来ないです。…なんて可哀想な宗教。あんな美味しい豚肉が食べられず、あんな美味しいお酒が飲めないなんて…。と、実はワタクシ思ってました。でも、これは彼らの宗教で、彼らが彼らの信念のもとで断っているのだから、可哀想とかそういう次元の話じゃないんですよね。そんなことを言うのは、ちゃんちゃら可笑しいのです。先日、レストランでジントニックを散々飲んだりしてましたが。ああいった、お酒が飲めるお店というのは、完全なすりガラスや、壁で囲われていて、外から見えないようになっているのです。テラスでナイル川を見ながらカクテルを…なんて贅沢な事は、絶対にやってはいけないことなのですね(笑)。というわけで当然、エジプトの酒屋もそういったシステムになっている…と思いきや、普通に中の見えるちょっと黒っぽいガラス戸。中で酒を売ってるのはコテコテのエジプシャンなオジサン達。(彼らはもしかしたら、コプト教の信者なのかも?)酒樽を模したケースに、ワインボトルが飾られ、冷たく冷やしたビールなんかも、横にところ狭しと並べられています。エジプトとは思えないような素敵な光景♪あ。そういえば、一昨年だったか…シーワオアシスに旅行に行ったとき、デイズ(なつめやし)からつくったお酒が闇で売られていて、こっそり現地人の人に頼んで買ったのを思い出しました。エジプトでも、あるところにはあるということですね。で。オベリスクワイン(白)オベリスクワイン(赤)アイーダを買ってきました。どれもエジプトに纏わるワイン。(ただし、アイーダはフランス製なんですけどね。 …ということは、フランスに売ってるんでしょうね、きっと。)家族、親戚、そしてお酒好き(?)のとある方のお土産に。
2004年05月27日
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やっとのこと、論文が書きあがりました。プレゼンと同テーマだったので、プレゼン準備の時点で、すでに形は整っていたのですが。それにナンダカンダ付け加えて、最終的に仕上げて提出してきました♪鬼教授が、「あら、良い出来じゃないの。」と、ぱらぱらと読んだ後に言ってくれたのが嬉しかったですね(*^o^*)(鬼教授でも褒めるのね…とか驚いたことはナイショです。)というわけで、内容をここでちょっと紹介。(興味の無いかたは読み飛ばしてね。)18王朝に王になったアメンホテプ4世と、その最愛の妃ネフェルティティが結婚したのは恐らく、まだアメンホテプ4世が王になる前のことだったと言われている。アメンホテプ4世が治世5年に、アクエンアテンという名に改名し、ネフェルティティ妃がそれと同時期に、ネフェルネフェルアテン・ネフェルティティと改名。そして、首都をアケトアテン(現在のテル・エル・アマルナ)に移動させた。王と王妃の間に生まれたのは、6人の娘。息子は無し。この娘達の墓、ミイラ共々、発見されていない。一説によれば、王には息子が居て、それがツタンカーメン。彼は、王とネフェルティティ以外の妃の間に生まれた息子らしい。アメンホテプ4世の次に王になった、スメンクカラーという王がいるのだが、この王は「アクエンアテンに愛されるもの」という称号を持っていることから、スメンクカラーもツタンカーメンの息子であったかもしれない…と言われているがこれもまた定かではない。アクエンアテンとネフェルティティの第一皇女、メリトアテン(Meritaten)。彼女は、まだアメンホテプ4世とアクエンアテンが名乗っていた頃、つまり治世5年より前に生まれたことが確かになっている。そして、テーベ(現在のルクソール)にあるカルナック神殿の一角に、アクエンアテン、ネフェルティティ、メリトアテンの3人を描いた壁画が残っている事から恐らくメリトアテンは、治世2年あたりに生まれたものと考えられる。第二皇女、メケトアテン(Meketaten)が生まれたのは、遷都後のこと。初めて彼女が壁画に姿を表すのは、治世5年辺りに作られたBoundary Stela(都の境界を記す為の石碑)の一つ。両親、姉と共に、アテン神に礼拝している様子が描かれている。第三皇女、アンケセパーテン(Ankhesenpaaten)が生まれたのは、メケトアテンより約1年後。他のBoundary Stelaに名前を残していることから、まだ遷都して間もない頃(姿は既に劣化して見ることが出来ない)つまりは、治世6年辺りに生まれたものと考えられる。第四皇女、ネフェルネフェルアテン・タア・シェリット(Neferneferaten-ta-sherit)が生まれたのは、それから数年後のこと。彼女は高官、メリラー(Meryre)の墓に描かれた壁画に初めて姿を現す。第五皇女、ネフェルネフェルレー(Neferneferure)はまたその数年後のことで、恐らく治世8年くらいのことだったと考えられる。彼女が姿を現すのも、高官メリラー2世(MeryreII)の墓にある壁画の一部。第六皇女、ソテップヘンレー(Sotephenre)は、それから数年後の治世12年、ヌビア地方からやってきた人々が、王に謁見しているシーンに始めて姿を現す。この壁画は同じく高官メリラー2世の墓に描かれている。この時期、既にかなり育っているように描かれていることから、恐らくネフェルネフェルレーよりも1、2年遅く生まれたものと思われる。治世13年のある時期に、第二皇女であるメケトアテンが死亡。出産時に無くなったらしい。王族の墓の一部に、彼女の葬式の場面が3つほどあり、(Royal Romb; Room Alpha Wall F, Room Gramma Wall A, Room Gramma Wall B)全ての人が悲しみにくれている様子が描かれている。このうち2個の壁画には、王と王妃が描かれているものの、他の皇女達の姿は無い。そして面白いことに、この二つの壁画には、一人の赤ちゃんが乳母らしき女性に抱かれて描かれている。この赤ちゃんに関する説明は、一切欠落している。(恐らく初めから書かれて居なかった)この赤ちゃんが一体誰なのかということで、色々な議論が交わされている。王と王妃の間に生まれた子供だろうか?メケトアテンの子供だろうか?他の皇女の子供だろうか?どの説にも確たる証拠は無い。が、最も有力とされているのが、メケトアテンの子供という説だ。その理由は以下の3つ。1.メケトアテンが出産時に亡くなったということ。2.もし、この赤ちゃんが王と王妃の子供だとしたら、 それなりの称号や名前が描かれているべきであるし、 他の皇女と同じく、壁画に現れているとは考えにくいのではないか。3.他の皇女の子供であるとしたら、その子供を描くと同時に、 その母親であるべき皇女も描かれているはずではないか。もっとも、どれも説であるわけで、証明することは出来ない。私が今回の論文の最終的テーマとして掲げていた問題は『皇女の名前や姿によって、歴史的事実の時代考証が可能かどうか』ということである。私がリサーチの末に導き出した答えは『可能である』ということだ。私が調べ上げた全ての壁画(つまり現存するアマルナ時代の壁画全て)に、皇女を描いた多くのものが残っている。それらは全て、第一王女から順に全員の皇女を描いている。ひとつとして例外は無い。つまりはこういうことだ。現れている皇女の順に壁画を見ていくことで、作られた順がわかるのだ。例えば、アンケセパーテンまでが描かれており、ネフェルネフェルラー・ター・シェリットが描かれていなければ、それは第三皇女が生まれてから第四皇女が生まれる前のことだと解る。メケトアテンのみが欠けている壁画は、治世13年に彼女が亡くなった後、描かれた、または作られたものであるということが確実になる。 どうでしょうか。私のやってきたことがちょっとは見えたかな?
2004年05月26日
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ホームページ上の繋がりとは素晴らしいものだなぁと、つくづく思いました。先日、楽天で日記を書いてらっしゃる方のご友人で、イスラエル在住の日本人の方から、メールをいただきまして。ご夫婦で、エジプトに旅行に来られるとのことだったので、幾度かメール交換をし、エジプトでお会いしましょう!ということになりました。そして、今日、会って来ました~♪とても気さくな方達で安心。大学の近くにあるなかなか高級な「九龍」という韓国料理の店で、一時間半ほど話していたでしょうか。イスラエルの話を聞いたり、エジプトの話をしたり。言語の話だったか何だったか…ヘブライ語の話になり…。学生証やボールペン、携帯電話、ペットボトルにまでヘブライ語がっ!!きゃーやっぱりすごーいっ。(こっちでアラビア語が書いてあるのと一緒だということには、気づいてない私。)というわけで、散々はしゃいでしまいました(笑)。明日も、もしかしたら一緒にどこかへ行くかも…?なんて話をしながら、今日のところはお開き。「いつでもイスラエルに来てください。」なんて言われてしまって。わーい是非是非是非是非!!って感じです(笑)。こういう風に、素敵な出会いがあるっていうのは、ネットも捨てたものじゃありませんね♪
2004年05月25日
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昨日の予告通り、今日はプレゼンテーションの日でした。なんとか無事にクリア~♪評判も上々で、まあ良かったかな?という感じ。今セメ、あと残すは論文と期末試験のみ!頑張るぞ~(^O^)/と、なんとか元気に日記を始めてみましたが。いやぁ、今日は本当に嫌な事がありましたよ…。題名からも解る通り、原因はタクシー運転手。ご存知の方はご存知のことと思いますが、ワタクシ大学まではタクシーで通学しております。地下鉄を利用しても良いのですけど、エジプトには非常に珍しい、超ストレートロングの黒髪。いくら髪をくくっても、纏めても、編んでも、兎に角注目の的なのです。そして、女性専用車両に乗っていても、髪は引っ張られるは、ガキ(子供は、男でも女性車両に乗れるのだ)が触ってくるわ、もう、I cannnot stand anymore!!なわけですね。かと言って、そんなことの為に髪を切りたくないので。タクシー通学という、一番無難な道を選んでる訳です。こっちのタクシーは安いしね。タクシーに乗っていても、最近はそれほど嫌な目にも遭いません。エジプトに来たてのころは、散々!嫌な目に遭わされましたけれども。が、今日のタクシー運転手は酷かった。私「シェイクリハーン通りまで乗せて。」運「どうぞ。」(私、タクシーに乗り込む。)通常なら、ここからは、天気の話や、どこから来たの~?とか、そういった普通の会話が始まるんですよ。運「日本?中国?」私「日本。」運「結婚はしてるのか?」私「なんでそんな事聞くの?」運「してるのか??」私「…してる。」(嘘をつくに限る!)運「子供は生んだのか?」私「いるけど。」(ここで居ないなんて言ったらどうなることか)運「何人だ?」私「…関係ないでしょう!前みて運転してよ!」そう、この運転手、質問するたびに、そして私が答えるまでずっと後ろを向いて、私の全身をジロジロと舐めまわすように見るのだ。ここまでは、まあエジプトに来た頃も、言われたような内容だったので、私も耐えてたのだが。運「結婚してるんだったら、指輪は?」私「はめてるわよ。」運「見せろよ。」私「なんでよ見せなくちゃいけないのよ。」運「いいから!」そして!!私の左手を掴んだのだ!!!勿論、その衝撃で、車体は大きく左右に揺れる…。怖いったらありゃしない。運「この指輪か?」私「他にどの指輪があるのよ。」(彼に感謝じゃ…(>_
2004年05月24日
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本日、明日のプレゼンの為に齷齪準備中デス。プレゼンテーマは論文と殆ど同じ。違うテーマなんかにされた日には、もう自殺しかねないというわけで、クラスメート共々、教授にお願いに上がった結果です(笑)。というわけで、明日の古代史の時間は…。アマルナ時代、アクエンアテン王とネフェルティティ妃の娘について『壁画に描かれている人物から時代考証が可能かどうか』というテーマで約20分話します。20分も時間がもつほど、内容があるかどうかが微妙なところ。アドリブを入れてなんとかなるかしら…なんて言いながら、用意に手抜きをしかけている私ですが(爆)。写真や資料を見せて時間を稼ごう作戦。実行しま~す。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~昨日の日記に書いた、よく解らないような内容のことですが。「今は、どうでもいいことなのかも。」そう思うようにしたら、ちょっとは気が楽になりました…?今、同じ事をかんがえていても、結論が出せる問題で無し、日本に帰国してからの自分の行動が全てなんだよなぁ…と思ったら、悩んでいるのが馬鹿馬鹿しくなったりして。昨日は色々なコメントを有難うございました。悩みを当てた正解者は居なかったけれど(クイズじゃあるまい^^;)皆さんの考えとかを聞いて、ちょっとは落ち着いた気がします。
2004年05月23日
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今までにも 何度も経験してきたことだけど何度も 何度も自分の気持ちが 全くわからなくなるときがあった何をしたいのか どうしたいのか どうしたらいいのかそんなことが解らなくなる日があったそして今 またそんな状態何も忙しい時にならなくたっていいのにな原因が解っているだけ マシなんだろうけどだからって 解決出来るわけでもないんだからさ出来る事なら 時間のある時にしてくれないかな 悩みよ迷うな 考えるな…いやぁ そういうわけにはいかないしね困ったな どうしよう そう 慎重に慎重に後戻りは出来ないのだからこのまま進んだら 失うものは 大きすぎるでも後悔はしたくないぎゃあああああああああああああああああああ。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~スミマセン。何を言ってるか解らないかも。悩んでるんです、どうしようもない大きな悩み。あぁぁぁ。
2004年05月22日
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久しぶりの映画日和。友人、恵理子さんの家で、DVD鑑賞をしてきました~♪本日見た映画は"Face Off""The Transporter"の2本。どちらも結構前の映画なんだけど、何かと忙しくて見てなかった2本。ジュバラというトルコ人の友人から仕入れたDVDのお陰でありつけたわけ。どちらかというと、私の好みは"The Transporter"だな。"Face Off"の方は、重い感じ。簡単には見られないな…という映画だった。"FACE OFF"ジョン・トラボルタ(ショーン・アーチャー役)とニコラス・ケイジ(キャスター・トロイ役)主演。マイケル・ダグラスが製作総指揮を務めただけあって、すごい出来。全世界でスマッシュヒットを記録した映画らしいですね。監督は‘バイオレンスの詩人’の異名をとる巨匠ジョン・ウー。FBI捜査官のショーン・アーチャーは、逮捕した凶悪テロリスト、キャスター・トロイの顔を移植。組織壊滅をねらっておとり捜査にのりだしている間に、今度はキャスターが彼の顔を移植して逃走。お互いの顔を入れ替えた2人は、再び対決する…という話。家族との絆ってものがすごく巧妙に描き出されていて、感動した…。一緒に見てた子が最後、思わず泣いちゃったくらい。とにかく、俳優の演技力に圧倒されました。内面の葛藤や狂気の演技は真に迫るものがあった。あれだけの演技が出来るっていうのは、本当に凄い事だと思う。きっと、俳優魂をくすぐられるような脚本なんだろうな。 "The Transporter"リュック・ベッソン製作。監督はフランスのルイ・レテリエと、香港のコーリー・ユン。主演はイギリスのジェイソン・ステイサムと台湾のスー・チー。プロの運び屋・フランク(ジェイソン・ステイサム)は、“契約厳守”“名前は聞かない”“依頼品は開封しない”というルールの下、ヤバイ依頼品を運んでいた。強盗犯人とかね。ある日“依頼品”としてある女性(スー・チー)を輸送することになる。彼女を助けたことで追われることになり、組織の陰謀に巻き込まれていく…という話。これと言って、ストーリーに新しさは感じないし、脚本に捻りも何もないけど。アジアとヨーロッパのハーモニーが凄く上手く出来ているし、マーシャル・アーツの技がダンスのように振り付けられているし。何よりも、軽快なヒップホップ系の音楽と内容が上手くかぶさっていて、その独特な雰囲気にヤラレタ。そういえば、今、エジプトの映画館ではTROYが人気上映中だなぁ…。と思いながら、あまり見に行く気にもならず。なんだか俳優陣がいまいちなぁ…なんて思ったりして、ネ。
2004年05月21日
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今日の超キビシイと有名な「古代史」のクラスは、教室ではなく、悲惨な青空教室でもなく、カイロ考古学博物館でありました。通常1時間半のクラスなのですが、何故か!3時間も予定が組まれており、いつもよりも1時間半も早起き(><)朝から、寝ぼけ眼で一日を過ごす羽目になりました…。でもまあ、タダで(ここ重要ね)博物館に入れるので、「まあ、それならいいか…」と自分を納得させたり。カイロ考古学博物館といえば、エジプト最大の博物館であり、また、全世界において最大級の古代エジプト遺物を収納している有名どころ。ここでクラスを出来るというのは、エジプトに留学している人間の特権です。古代史の中でも、私が今取っているのはNEW KINGDOM(新王国時代)なので、勿論!あのツタンカーメン王の豪華絢爛な遺物も研究します。私の専門時代に関わる王様なので、ツタンカーメンの遺物は、私にとってもかなり重要度高め。が、クラスではそんな有名どころな黄金のマスクとかは見ません…。「見たい…」とかいう個人的趣向は無言のうちに完全無視され、(いつも見てるから良いけども、や。)なんだか面白みの無さげ~なモノばっかり見てたりする。さて、気を取り直して…と。考古学博物館は、何度行っても、新しい発見がある博物館なのです。といえば、聞こえは良いですが、それはつまり、あまりにも膨大な数の遺物が収納されている上に、乱雑に配置されている為、まず、見逃している事が多い&見る気が失せて、目に入ってこない。ということなんですね^^;そして、今日の新しい発見は…といいますと。21王朝の神官が被っていたカツラ。…これが、アフロヘアーみたいなので、頭の2倍くらいの大きさがあって…。こんなのをかぶってたら、頭、重くないかぃ?…というようなブツ。というよりも、だ。アフロをかぶってる神官の絵なんざ、いまだ一度も見たこと無いです…。というわけで教授に「こんなカツラをかぶってる神官、見たこと無いのですが、 どこの壁画に、こういった姿が描かれていますか?」と質問したところ…鬼教授はこう仰った。「私もそれを考えていたところよ。 そうね、あなた、次の授業までに、その辺りのことをリサーチしてきてちょうだい。」あぁ…質問しなければ良かった…。次の授業はアナタ、第2回プレゼンテーションがあるのですよ、わたしゃ。
2004年05月19日
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最近、よく眠れない。その理由は…暑いからじゃーーーーっ(><)昼間ならば、冷房をかけて過ごす事も出来るけど、夜間ともなれば、そうもいかない。寝てる間に冷房かかってたら、風邪引きそうだし…。それになにより、冷房の音が煩くて、寝てられないだろう。日本の冷房の、約100倍は煩いからね。ああああああ…寝たい…。と、毎晩毎晩、眠気の中で思いながら寝られない。この辛さ…日本のあのジメジメした夏を思い出す…。その点、今年のエジプトはちょっとおかしいのだ。カラッと乾燥した気候がエジプトのウリ(?)なのに、今年は湿度が高い。というわけだから、この前44度に上がった時は、もう最悪だった。脳みそが熱くて頭が痛くなるような状態…と言ったら想像できるでしょうか。…あ。この前、想像できるでしょ?と友達に言ったら、「ごめん、わからない。」と言われたのだった…。とにかくそんなわけで、暑いのですよ、エジプトは。で、今朝起きたら昼だった。寝たのが朝だったから、当然と言えば当然だが。「授業が休みの日で良かったよ、ほんと…^^;」と思った途端、大変なことを思い出した。明日の授業は、1回目のプレゼンテーションでは無かったか?!はぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ…。
2004年05月18日
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「相手してよ」なんて一言、実は言えなかったりする。忙しいことが解っている相手に、そんなことは言えない。周りからは押しが強いとか、自分の言いたいことをはっきり言うとか…色々イメージをつけられてる私だけれども。今までの私だったら、周りからのイメージ通り、ズバズバ言って、散々ケンカしてたなぁとは自分でも解ってるんだけど。今の彼と付き合い始めて一年…私は変わってしまったらしい。そういえば、友達に最近、「丸くなったね」とよく言われる。「恋愛」意外なら、今まで通り、空き放題自分の意見を言えるのに。あぁ、悔しいわ(><)「今日は午後から総会なんだ。」「相談が多くてね。」「内容証明を出しに行かないと。」「仕事用のHPを更新しないとね。」なんて言われると、「じゃあ、仕事優先していいよ」なんて言ってしまう。嘘の気持ちを言ってる訳じゃないから、苦痛なわけじゃない。ただ…少しは、私の寂しい気持ちを察して欲しい…と思う。遠距離なんだからさ。滅多に会えないんだから…。一年に何回会えると思ってるのよ…。せめて、この激しい時差の中で、同じ時間に起きてるときくらい、相手して欲しい…。…このままだと、他の人のとこ、行っちゃうぞ(><)
2004年05月17日
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2010年ワールドカップ。「勝者は南アフリカだった。予想通りだね。」共同通信の知り合いから、決まった直後に教えてもらった。昨日のことだ。というわけで、まずは、共同通信の記事をここにアップする。国際サッカー連盟(FIFA)理事会は15日、当地でメンバー24人がアフリカ初となる2010年ワールドカップ(W杯)開催国を決める投票を行い、1回目の投票で過半数を超す14票を獲得した南アフリカを選んだ。10年W杯には南ア、モロッコ、エジプトなど5カ国が立候補していたが、理事会は共催を計画したチュニジア(14日に取り下げ)とリビアを除外した3カ国を対象に投票。モロッコは10票、エジプトは0票だった。南アは社会基盤の充実ぶりが評価される一方、世界最悪とされる治安が不安視された。しかし、ネルソン・マンデラ前大統領がチューリヒに乗り込み、14日の理事会での招致演説で「人種融和」を訴えたことも、票獲得に結び付いた。FIFAのブラッター会長は投票結果発表の会見で「アフリカに拍手を送りたい。勝利者はサッカーであり、アフリカだ」と呼び掛けた。エジプトでは、2010年のワールドカップがアフリカで行われると決まったその時から、サッカー熱が盛り上がって、街のあちらこちらに、2010年はエジプトにしよう!というポスターが飾られるようになった。私が登下校に通るナイル沿いのビルにも、巨大なポスターがあった。今はもう外されてしまったけど…。(ついつい、外される直前に、写真を撮ってしまった。)もともと、エジプトはサッカーの歴史が古い国。古代エジプトでサッカーに似た儀式が行われていたことが確認されている。また、現代エジプトにおいても、サッカーは一番人気のスポーツ。ザマレクチームは、世界的にも強いとして有名なチームだ。ザマレクチームの試合がある日には、点数が入るごとに爆竹のすごい音!勝利の暁には、チームの旗を振って、ナイル上の橋を行列するありさま。そんなエジプトだから…今回の敗北は悲しかっただろう。傍目に見ていても、皆、意気消沈していたし。唯一の救いは、その日、ザマレクチームの試合があって、勝利したこと。それで、ちょっとは気分が晴れたみたいだ。もっとも、誰もエジプトが勝利するとは、思ってなかった今回の投票。交通の便が悪く、まず、試合をするようなドームも何も無い。良いことといえば、南アフリカに比べれば治安が良いということだけだったから。もしまたアフリカ大陸でワールドカップが行われるようになるならば、その時にこそ、エジプトは頑張って欲しいな。
2004年05月16日
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今日、シナイ半島に一緒に旅行に行ったご夫婦と、一緒に食事を取ることが出来ました。というのも、シナイ半島紀行を日本人会の会報「パピルス」に載せたことで、そのお礼を兼ねて…と、ご主人の方が誘って下さったのです♪ザマレク島にある、ベジタリアン系のお店での夕食。初めて連れて行っていただいて、ほんとに感動でした!だってそこは、エジプトには珍しくカクテルがあるお店だったんだもの!カクテル好きの私としては、もう涙が出るほど嬉しかったのです~^^奢っていただくというのに、ジントニックを3杯。(…ごめんなさい…。)そして実はこのご夫婦、本当に素敵なんです。私や、梅ちゃん、史華ちゃんの憧れのご夫婦。大恋愛の末に結婚なさったそうなのですが(奥さんのご友人情報)、今でも本当に仲が良くて…本当にお似合いなの!一緒に冗談を言って笑ったり、同じ話題で真剣に話したりできる二人。今日も…。お店に行く時、お二人が並んで前を歩いてらっしゃったのだけれども。仲いいなぁ…。そして、店の中でも…。ご主人が「折角だから、若い子の隣に座りたいなぁ。」と言うと、「はいはい、若い子の隣が良いんだって。席、変わってくれる?」と笑顔で受け流せる奥さま。…素敵~~~~♪♪♪(自信があるからああいう受け答えが出来るんだよね~なんて話してた私達。)二人で仲睦まじく、私達のために料理のメニューを選んでくださる。(この間、私達3人は、しゃべってるだけ…ごめんなさい。)なんて具合に、素敵なんですよ、とにかく。憧れだなぁ…。ああいう夫婦になりたいわぁ。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~日記関連写真のページをオープンしました。今までの希望のあった写真を載せています。エジプトの民族衣装やサンダル、皆既月食などなど…。日記関連写真集
2004年05月15日
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日本を外から見ていて、日本の良いところが解るようになった。昨日、そう書いた。「和」「雅」を大切にする日本人が素敵だと思う。京都や奈良を古都として観光する。春になれば桜の下でお花見をし、夏になれば花火をし、秋になれば紅葉狩りに出かけ、冬になればコタツで団欒する…。日本ならではの美しい光景だと思います。そういう古来からの伝統らしき日本の美が存在している国だから、私はきっと好きなんだろうなぁ…と思う。さて。そんな大好きな日本を外から見ていて…いつも思うことがひとつだけある。『日本は平和だなぁ~』ということ。最近、年金未納で辞任だとか色々ありますね、日本は。小泉首相までが未納なんですって?…呆れた国だなぁ…と思いますね、正直。その前には、何でしたっけ?古賀議員?学歴詐称で大騒ぎになってましたよね、確か。「ウソをつかない」を売り物にしていた議員の嘘。お笑いです。でも、でもですね。そういう小さなこと…と言っては何ですが、可愛らしいことで大騒ぎしている日本のマスコミや政府、なんというか…平和だと思いませんか?自爆テロだの、ミサイルだのって毎日毎日、ニュースで淡々と語られているようなそんなニュースに比べたら、とっても平和だと思いませんか?だから日本って…いいなぁ…。危機感ってものが、全然無いんだもの。ま、本音を言えば、もっと世界の危機感を感じてほしいですけどね。日本人殺害を促すような声明が、発表されたこと…なんて日本にいる日本人には危機感は無いかもしれませんけどね^^;
2004年05月14日
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あと一ヶ月しないうちに日本帰国。一時的なことなので、また9月からはエジプト生活になるわけですが。そんなことを考えていたら、ふと、今の自分の気持ちを正直に書いてみたくなりました。エジプトにいる期間は、私にとって幸せな時間であると共に、苦痛な時間でもあります。自分が学びたいと思うことをする為に、約2年前エジプトに渡り、そこで自分のやりたいことを、欲望のままに貪ってきたわけですね。勿論、勉学なわけで、テストやら論文やらプレゼンやら、「もう嫌じゃーーーっ」と言いながら、徹夜で勉強したりする日々もある。生活の面でも、第三外国語?にあたるアラビア語での生活に、英語での授業と学校生活、狭い日本人社会のお付き合い、ストーカー&痴漢&セクハラとの戦い、治安の悪い場所やデモ…。と、とにかく楽しいことを見つけるほうが苦労する社会。そんな国で暮らしながら『卒業するまでの我慢だから…』と耐える。ハワイに居た頃…。周りには日本人が多いし、環境も良かった。自由奔放な暮らしをすることが出来た島だったから、私にとって日本は、「母国」というだけの存在だった。久しぶりに日本に帰っても、ハワイに帰りたいな…と思ったり、ハワイと比較しては、「日本はこれだから…」と嫌になってた。住む場所違えば、感覚も変わるもので。エジプトでの暮らしを始めてから、日本という国が好きになった。両親親戚が暮らしているから、誰よりも大切な人が暮らしている国だから、ということはこの際別にしても、日本という国の洗練されたものを、見ることが出来るようになった。かつて、戦後の日本は「この国の人たちは時間にルーズで、やる気も無い。 自分の利益のことしか考えず、人から騙し取ろうとしか思わない。」と、外国から来た評論家に評されてしまったほどの国だった。それがどこまで本当なのか、私には解らないけれども。今、この評論家の言葉を聞いて、私が思い浮かべるのは、日本ではなくてエジプトなのだ。エジプトという国、そのままを現した言葉だなぁ、と思う。だから、エジプトもいつかは変わるのかもしれない…そんな期待は僅かながら、あったりする。…いつになるか解らないけど。エジプト…神秘の国。そう考える人は多いのだろう。私もかつては、そう思って憧れていた国だった。今のエジプトに神秘は無い。でも、その代わり、人を成長させる何かが存在している国。それを「神秘」と呼ぶのなら、それはまた正解かもしれない。…だから私は、自分に自信を持てるようになった。他の人が出来ない経験をしているのだという実感。今まで私に期待しなかった人を見返してやろうという意識。誰にも負けないだけの忍耐力と精神的強さを手に入れたという自負。日本に帰って、好きな人の胸に居られる時間は、私にとって、何よりも大切で必要で、癒される時間。けれど、それを「癒される」時間だと思えるのは、それだけエジプトの環境にもまれているからなんだと思う。ずっとぬくぬくとした生活をしていて、彼に会って、同じように時間を過ごしたとしても、私の性格から言って、今と同じように相手を感じられるとは思えない…。そして、今と同じ自分で居られるとは思えない。ずっと日本に居たいと思うけれど。私はきっと、エジプトと繋がっていなくてはならない。今の自分が本当の自分だと思うから。
2004年05月13日
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我が大学、The American University in Cairo では、今日、インターナショナル・フェスティバルがありました♪エジプト人、アメリカ人だけではなく、アルメニア、パキスタン、チェコ、イラン、イラク、スーダン、インド、ノルウェー、タイ、ドイツ、フランス、ロシア、中国、日本…(続く)と、とにかく多国籍の学生が多い我が大学、略してAUC。そんなわけで、それぞれの学生が、それぞれの国の出し物をするというインターナショナル・フェスティバルは、おおいに盛り上がります。大学の一角に設けられたJAPANESE SECTION に、日本の国旗を貼り、日本大使館から借りてきたゴザを広げて、沖縄民謡や、演歌、J-POPをかけながら、鉄板を出してきて、牛肉で(豚肉はイスラム教のタブーだからね)生姜焼きを開始。焼いてるのは、的屋に身ごまうような格好をした男。彼、ダン君と言って、カナダと日本人のハーフ。上半身裸に怪しげな半被を来て、団扇で扇ぎながら…。彼の左隣で和風財布を片手に、会計を兼ねた売り子をしている、紺色ベースに花火模様の浴衣を着ている私。その左で、白い団扇模様の浴衣、赤帯のカズちゃんが、日本語で客の名前を書くサービスを実施中。ダン君の右隣で麦茶を片手に、レタスを皿に盛り付けている売り子は紅い紫陽花模様の浴衣を着ているリナ。その右で、白い団扇模様の浴衣、黄帯のエイちゃんが、3ピース5ポンド!と言いながら、客に売り込んでいる。日本セクション、売れ行きが良いのなんのって…。他のセクションだって民族衣装を着てるんだが、浴衣は目立つらしい。最初から最後まで、人だかりが耐えません。あっという間に、生姜焼きは売り切れ。で?儲けの程は??といいますと。材料費を全て抜いて残った利益は、なんと67ポンド。結構な金額ですよ、これは!!というわけで、5人で割ってそれぞれのお小遣い(笑)。ところで…。今日、エジプトのテレビ局が、AUCのフェスティバルに撮影に来ていました。色々なセクションの写真やビデオを取っているのは知っていたのですが。そんなことは頭の隅っこ、売り子に専念したいた私に、白いスーツを身にまとった、どこかで見たことのある顔の女性が、ツカツカとやってきました。私「…………?」女「ちょっとすみません。」私「はい?」女「ちょっとインタビューしたいのですが宜しいですか?」私「あ、はい。いいですよ~。」(AUCの新聞部の子かな?)女「じゃあ、こちらに来ていただけます?」私「はぁ…。」(何でここじゃダメなのよ、こんな忙しいのに!)女「じゃ、こちらに向かって話してくださいね。日本語と英語両方でお願いします。」私「え?ええええ??えええええええええええええええ??」女「?」私「テレビですか~~??」女「そうですよ?」私「…どのセクションも、インタビューなさってるんですか…?」女「いえいえ、今回は日本文化の番組なので、ここだけです。」私「…はぁ…。なんで私に??」女「正直に申し上げて、視聴者受けする顔立ちをなさってますので。」私「…はぁ、そうですか…。」(…どうせ、エジプト人に似てるからだろ…。)女「じゃ、お願いしますね。」私「………。」というわけで、テレビに出ちゃいました。明日放送されるらしいです…^^;あぁ…日本語ですらどもってるっつーねん…(T▽T)
2004年05月12日
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今日はウェブ・レジストレーションの日です。つまり、来セッションに取る科目を登録する日というわけ。まだ今は、今セメスターに追われて、ひぃひぃ言ってるから、来セメのことなんて、はっきり言って「どうでもいい…」と思ってしまう。が、前にどうでもいいやと思って放って置いたら、痛い目にあったので、今回は要注意で、しっかりとレジストしました(笑)。インターネット上の学生専用ページで、IDナンバーとパスワードを入力し、そこで、レジストすることが可能。というわけで、午前6時のスタート時間ぴったりにログインし、クラスに登録しました。来セッション(9~12月)に私が取る科目は以下の5クラス。アラブ社会学古代アラビア文学古代エジプト文学アフリカ人類学&宗教学古代中近東社会学&文化学なんだか大変そうだが…まあ、頑張ってみます。
2004年05月11日
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あう~…暑いです…。本日最高気温、44度。しかも、乾燥している筈のエジプトなのにジメジメ…。44度って…想像できます?高熱を出したときでも、44度なんてなりませんよね?あう~あう~…。もう、何もする気なんて起きません。ちょっと動くだけで疲れる。だら~だら~だら~ふら~ふら~ふら~…。そんな暑い日だからか、鬼教授はマスマス厳しい。クラスメートと、顔を見合わせながら、小声で囁き合う。「イライラしてるのかな…?」(びくびく)「…暑いからかな…?」(こそこそ)今日、提出する予定だったカタログを教授に見せたところ、目を通した後、こう仰いました。教授「今月新しく出版された本も加えてきて。」(今月出版されたのとかって、私に買えってこと?! 図書館に入ってないっつーのっ!!!)私 「解りました。調べてみます。」教授「それから、ここの壁画のヒエログリフなんだけどね、 これの訳もカタログに載せてきて。貴女の解釈もつけてね。」(訳はいらんって言ってたやんか~っ!!!)私 「…解りました…。」教授「あ、水曜に直して持ってきてね。」(…明後日ですか~~~????)私 「ベストを尽くします…。」大変なんですよ、このカタログを作るのって…。詳しくは『壁画から読み取る古代史』をどうぞ…(--;)暑くてやる気が出ない時に限って、やることが沢山で参ります…。いやはや、まだまだ私の悪夢は終わりそうにありませんね。
2004年05月10日
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最近、はまっているタイピングゲームがあります。上↑にも紹介している、『漸打』というソフトなんですが。史華ちゃんのパソコンに入っていたのを「嵐さん、新選組が好きなんだったら、きっと気に入ると思うよ。」と紹介され、試しにやってみたのがキッカケ。これが面白いの何のって…。稽古編と実践編があるんですが。稽古編は、ブラインドタッチの訓練を一からして、実践編では、とにかくゲームを楽しむ、というもの。ブラインドタッチも何も知らないときに、これで勉強すればよかった…なんて思ってしまいました。すでにブラインドタッチで打ってる自分が憎らしい。稽古編の設定は、道場での剣技の稽古。師範代・沖田総司の訓練を受けるという話になっていて、新選組メンバーとの組稽古が出来る仕組み。近藤、土方、沖田は勿論のこと、原田や長倉、芹沢とも立ち合える。実践編は、芹沢鴨暗殺や、京都市中見回り、池田屋襲撃が舞台。桂さんや坂本竜馬と立ち合えるのが中々面白い^^最後の番外編にくっついている、驚くべき結末もドキドキ…。というわけで、本気でこのゲームにはまってしまいました。山南さんや斉藤さんが出てこないのがちょっと寂しいけど…しかしまあ、土方さんはやっぱり格好良く描かれてます(笑)。敵を次々と斬っていくのが気持ちいい…♪…怪しい?
2004年05月09日
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今日は、友人4人と連れ立って、アスフールという、クリスタル工場へ遊びに行って来ました。工場とは言っても、作っているところは見られないのですが。(テスト前だというのに、呑気なものですな^^;)エジプシャンクリスタルは、他のクリスタルに比べて、比較的柔らかい材質であるらしいのですが、色をつけると、ビーズや石、琥珀のように見えるのが特徴。また、カットの仕方が独特で、非常に強い光を放ちます。そのため、シャンデリアやスタンドによく使われているそうで、エジプトにあるモスクや、ホテルにあるシャンデリアは、必ずと言って良いくらい、エジプシャンクリスタルで作られています。海外でも、わざわざエジプシャンクリスタル製を取り寄せる大富豪も居るとか。そんな強い光を放つクリスタルが、沢山並べられているギャラリー。目が眩まんばかりの美しさです。シャンデリアやスタンド、置物に時計にアクセサリー。とにかく、ありとあらゆるものが、このクリスタルで作られていて、それがウィンドーケースの中にところ狭しと並べられており、それには、いっぱいに光があったって、輝いているのです。夕方には、このギャラリーに入ったのですが、工場終了時間間近になっても、まだ見終われないような状態。そこでは、ギャラリーに飾ってあるものを、購入することが出来るので、自分の気に入ったものを選ぶのにも一苦労。目移りするする…(笑)。私はとにかく、父の手術を担当してくださった執刀医の先生へのお土産や、親しい友人、家族へのプレゼントを購入してきました。勿論、私用のアクセサリーも^^少々値段は張りますが、それだけ良い品でした。エジプトに来ることがあれば、是非、この工場に立ち寄って欲しいですね。中国では、エジプト旅行ツアーに、この工場が含まれているくらいですから、おそらく、一見の価値のある場所なんだと思いますよ♪しかしまあ、やっぱりお高いのでしょうね、エジプト人にとっては。エジプト庶民は、絶対に、このギャラリーにはやってきません。この中に居るのは、上流階級のエジプト人マダムや、見るからに家柄のよさそ~な、新婚カップルさんばかり。エジプトにある貧富の差を、こんなところで感じてしまった一日でした。日本人が金持ちと見られる理由は、ここなのかもね。
2004年05月08日
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念願の週末。「やったー。ゆっくり寝られる~!!」…と今までなら思ってたんですが。これからはそうも行きません。遊んでいる訳には行かないのが今日このごろの私の生活。セメスターの最後一ヶ月なので、論文にテストにプレゼンテーションにと、毎授業、おおわらわなのです。せっかくの金曜日…折角のお休みだというのに。今日も朝から、パソコンに向かってカタカタカタカタカタ…。(友人に借りたパソコンが役立っております^^)肩が凝るの何のって…(><)何でこんな必死にパソコンに向かっているかといいますと。月曜日の授業に提出することになっている、カタログを作成中なのです。私の専門分野であるアマルナ時代についての論文を書いているのですが、その論文を信憑性のあるものに仕上げる為に必要なカタログ。※アマルナ時代 古代エジプト新王国時代、18王朝の アメンホテプ4世(アクエンアテン)の時代から、 ツタンカーメンの時代のことをこう呼びます。神殿や墓の壁画、石碑、パピルスを自分の目で確認して作成します。とは言え、自分で現場へ出向く時間がありませんから、今までの訪れた時に撮った写真や描いた図面、それで足りない場合には、発掘隊の資料を参考にします。簡単に聞こえるかもしれませんが、これが結構難しい。時間も異常なくらいにかかります。勿論、写真や資料には、ヒエログリフの文章が山ほどあるわけで、既に解読されている資料を片手に、自らの新たに解読を進め、自分ならではの解釈を加えなくてはいけません。また、壁画は、必ずしも美しい状態で保存されているわけではありませんから(アマルナ時代の壁画は崩れ落ちているものが非常に多い)足りない部分の絵や文字は、推測しなくてはいけません。既に学者の誰かが推測してくれているものは、楽なのですが、そうでないものもあるわけで…(--;)作られた&描かれた年順に並べなくては、カタログの意味が無いわけで、年号を調べるのも一苦労。剥がれ落ちているものが多く、泣きそうになります。登場している人物の名前から、「この人が生きてるってことは、ここよりも前…かな?」なんて、そんな地道な努力をしながらの作業です。やっているうちに、だぁぁぁぁぁとか思って、イライライライライライライライラ…としてくるわけですよ。やっと今日仕上がったので、一息つけたところですが。このカタログ作成に、一体、何日…というか何週間費やしたのだろう?正解は7週間半。ま、思ったよりは早く出来たかな。
2004年05月07日
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「本日、カイロの最高気温は40度と確認されました。」ニュースキャスターは涼しい顔して言ぅてますけど。40度て。40度って40度ですよ…?はっきり言って暑い。だってほら、高熱で寝込んでる時の体温ですよ?(訳解らん)タクシーの窓から熱風が吹き込んできて苦しいわ、(エジプトのタクシーは窓は開いたままで閉まらず、冷暖房はありません)外を歩いていたら、なんか眩暈しそうなくらい喉渇くわ、ちょっとしゃがみこんでから立ったら、立ちくらみするわ…。そんな日は出来るだけ、家から出たくないんだが…。家だったら、外よりも涼しい上に、私の部屋には冷房が設置されてる。出かけたくない~~~~っ。朝から散々ごねながら、暑い暑いと文句を言いながら(笑)、大学に行ってきました。今日大学に行った目的は、レジストレーションの手続き。次のセメスター(9月から)に取りたい科目の為に、そろそろ動き出さなくてはいけません。Graduating Senior というレベルに属している私は、教授とのミーティングもレジスト自体も、かなり優先される。なので、取りたい科目は確実に取れるんですが…。つまり、早めにレジストさせてもらえるわけです。が、それはイコール、手続きも、一番忙しいこの時期に行われる羽目になるということ。最低…しかもこんな暑い日に(まだ言ってる)。手続きのためには、4つの校舎を回らなくてはいけません。1.考古学校舎で、教授とのミーティングをし、2.ディパートメント校舎のエジプト学オフィスで、 ミーティング結果を提出。3.アラビック校舎の卒業必須科目編集オフィスで、 卒業に必要などの科目を今回取るかを報告し、4.メインキャンパスで、コンピューターレジストレーションの許可を取る。…何で1個の校舎にまとめてオフィスを置いてくれないんだ?(素朴な疑問)他のアメリカの大学も、こんな風に苦労してレジストしてるのだろうか?ハワイの時は、とても簡単だったように思うのだけど…。別に手続きがめんどくさいことに、どうこう文句は言わないけど。それぞれの校舎が離れているため、その間を歩かなくてはいけないわけで、それがどうも嫌なのだ。暑いっちゅうねんっっっ。帰ってきて、ふらふら~っとしていたのは言うまでも無い。
2004年05月06日
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今週の土曜から、エジプトは、ついに!地獄のサマータイムに突入しました。というわけで、一時間早くなるんですね、時計の針が。12時が11時。3時が2時。6時が5時。9時が8時。…もういいって?(--;)というわけで、日本との時差は、7時間から6時間に減りました♪…と、喜んでばかりも居られないのが悲しいところ。時計は1時間早くなるけれど、身体は勝手に一時間早まってはくれない訳で。体内時計は冬時間のまま。ということはつまり、睡眠不足になる…ということで。たかが1時間って思うでしょうけど、平常睡眠時間5時間とかだったら、4時間になっちゃうわけですよ。で、「寝なきゃ~っ」て焦るもんだから、余計に寝られない(笑)。で、そのうちアザーンとか流れちゃって、モスクの近くにある我が家にガンガン、コーランが響いちゃう。で、寝られなくなるわけですね。んで、やっとアザーンが収まって、寝られる…と思うのも束の間、我が家の隣にある小学校が朝礼を始めます…。マイクで生徒を怒鳴る先生の声。コーランを大合唱?する小学生達。…寝られんっ!!!!そして、夜が明けて…大学へ行く時間になるわけです。…これは眠いですよ、マジで。休みの前日とかは、のんびり寝ていられるから良いんですけど、授業の日は、ホント地獄です。なまじ、バンバン当てられて答えさせられるクラスなもんだから、ちょっと意識が遠のくと、とってもヤバイことになる。今日がそんなヤバイ日でした…。意識がフーッと遠のいたときに、私を呼ぶ教授の声。我に返って何を聞かれたのかを必死で想像する(苦笑)。当分、真面目な学生にはなれそうにありません。今日こそは早く寝るぞ。
2004年05月05日
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満月が闇に呑まれていく…。左半分が欠けて…全てが闇に消えてしまう。そこからまた少しずつ顔を出し始める満月の光。雲が無い日で良かった。そして、砂嵐の激しい日でなくて良かった(笑)。日本では5月5日の明け方3時過ぎのことだったそうですね。エジプトでは、今日、5月4日の夜9時過ぎくらいから始まりました。本日夜、9時過ぎ。部屋で明日提出のレポートをタイプしていた私。そしたら突然、ルームメートの梅が、「嵐さんの部屋から、皆既日食、見える?!」と部屋に飛び込んできました。嵐「…日食?月食やないの?(笑)」梅「あ、そう月食…(^^;)」彼女が部屋に飛び込んできて初めて、「そうか、月食は今日だったのか」と気がつきました。梅の部屋は私の部屋とは反対側に位置しているので、部屋からは見えないらしい。私の部屋の窓から、しっかりと月が視界に入りました。勉強しながらふと窓の外を見上げると、見える…といった感じです。「いいなぁ、嵐さん。机に座りながら見られて。」と梅。確かに、贅沢ですね(笑)。月が完全に闇の中に消えてしまうまで、梅はカメラを片手に月を見上げていました。よほど天体が好きなんだろうなぁ…と思いながら、横でタイプ(笑)。かつては私も必死になって星を見上げたことがあったなぁ…。天体望遠鏡も持っているし(実家だけど)。天体観測のために、山の中や庭で寝泊りしたこともあった…。この前の火星を見たときは興奮したけど^^…いつから、天体に無頓着になったんだろう?と思いながら、横でワクワクと空を見上げる梅につられて、私も空を見上げていました。皆既月食。確かに、神秘的です。
2004年05月04日
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にょーーーーーーーーーーーーーっ。と、訳の解らない叫び声を上げたくなっている今日この頃です…。なんだか毎日、やることに追われて、てんてこまいですわ。やっぱり、セメスターの最後一ヶ月というのは、厳しいものなのだなぁと、今頃になって、しみじみ思っている嵐夜デス。例によって、今日は鬼教授のクラスの日。毎度毎度、いきなり締め切り間近のアサイメントは出すわ、テストの予定は早めるわ、いきなりプレゼンテーションさせるわ…とまあ、とんでもなく生徒に課題を課すお方なのですけれども。今日も例外なく、にっこり笑顔で仰いました。「水曜までに、次の論文に書くテーマを決めて、 そのプライマリーソースを集めて、表にして提出してちょうだい。 あ、それから君は、この時代のパピルス文書の解読書を探して 次のクラスに皆に配るように、全員の分をコピーしてきなさい。 君はヌビアとエジプトの当時の外交関係を調べてきなさい。 君は、何故19王朝と20王朝が二つに分けられているのかを調べて。 君は(と私を指差して)ラムセス3世の両親と彼の死亡理由、 それからミイラと墓について調べてきて。 次の授業でそれぞれレクチャーして貰うからね。」………かしこまりました。正味2日無いのに、どうやってそんなにいっぱいやれって言うのよ(--;)授業の後、クラスメート全員でブーブー言ってたことは、教授には勿論、内緒です。
2004年05月03日
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話は、私がこの冬、エジプトに戻ってきた時にまで遡る…。うちのビルのエレベーター、随分前から不調で、私がエジプトに帰ってきた時、故障中で止まってた。(それからまだ、一度も動いてないんだが…。)スーツケース2個とバッグを抱えて帰ってきた私。当然、9階の我が家まで、スーツケースを抱えて上がることになる。かなり呆然として、青くなっていた私の前に現れたのがゴミ屋。エジプトでは、大抵、ビルごとにゴミ屋を雇っていて、毎朝、その人がビルに入っている全ての家から出るゴミを(それぞれの家の前にゴミを出しておく)回収して回るのだ。大抵、ゴミ屋には、バワーブ(門番)からお金を払い、その金額を、住人が後からバワーブに渡すという仕組みになってる。ゴミ屋は、「運んであげるよ」と、スーツケースを2個とも肩に担いで、ひょいひょいと、いとも簡単に、家の前まで階段を上っていった。で、「ありがとう」と感謝に感謝の言葉を述べてから、チップに10ポンド(相当、割りの良いチップの筈。)渡した。それで、そこで私が家に入って終わるのかと思いきや。ゴミ屋「ねぇ、抱きしめても良い?」私 「…は?」ゴミ屋「…。(にっこり)」私 「…。(何言ってんだ、この男は。)」ドアをバタンと閉めた。…気持ち悪い。…そういう下心があって、スーツケース運ぶのを手伝ってくれたのね…。それからというもの…。毎日、ゴミを取りにくる度に、我が家のインターホンを押すようになった。偶然にも階段なんかで会うと、まるで獲物を見つけたかのように、私の全身を舐めまわすように視線を送ってくるようになった。度々、ドアの下にある細い隙間から、イヤラシイ内容のカードや記事を入れてくるようになった。会う度に、我が家の電話番号や私の携帯番号を、しつこく聞くようになった。その都度、私は邪険に追い払い、何ども止めろと忠告したが止まらない。…ストーカー…ですな、ここまで来ると。そして今日。玄関のドアを何度も何度も叩き、インターホンを何度も押す奴が居る。朝の6時半…寝てるっつぅねん…。皆さん、ご想像の通り、犯人はゴミ屋。月初めなので、月額を回収して回っているという。…いつもバワーブ(セキュリティー)から受け取っているはずなのに、我が家から直接、徴収したいらしい。私 「…いいけど…なんで?」 (こっちは会いたくないんだよ、お前にはっ)ゴミ屋「別に、払わなくても良いんだ。」私 「?」ゴミ屋「抱きしめてもいい?そしたら払わなくていいよ。」私 「…。はい、10ポンド。」(即、ドア閉め。)たかだか10ポンドで何を言うか…という感じ。あー気持ち悪い。いくらバワーブに言っても、ゴミ屋変えてくれないもんな…(--;)
2004年05月02日
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母堂と、久しぶりに喧嘩しました。喧嘩の原因はいつもと同じ。母堂は母堂で、私が言うことに納得が出来ない。私は私で、母堂の言うことに納得が出来ない。今回のきっかけは、私の勉強にあった。中間試験で失敗したことを、ひょんなことから親に伝えてしまった。伝えなくても良いことだったんだけど、ちょっとした事で、伝えざるを得ない状況になってしまって…。「中間試験でまずってしまって、ヤバイことになりそう。」という内容のメールを送った私が馬鹿だった…。どうして失敗するの?勉強してなかったんじゃないの?また、遊び呆けてたんでしょ?…ここで既に私はイライラしはじめてしまった。でも、堪えに堪えてたんだな。「恋愛にかまかけてるから、勉強が疎かになるのよ。 彼との距離を置きなさい。」何を寝ぼけた事を言うてるんでしょ、この人は。恋愛にかまかけてるから?勉強してないですとな?恋愛をしてるからといって、勉強がおろそかになるような、そんな精神が弱っちい女やと、この親は私のことを思うてるんですかね。恋愛して他のことが手につかないような、そんな情けない女に育った覚えも、育てられた覚えはありませんわ。彼が原因やと言う事が許せない。いくら親といえども、彼をそういう対象に言うことは許さない…。私が病気やら人間関係やら環境やらで、苦しんでるときに支えてくれたのは、彼なのだということを知らずに、なんという侮辱…。親として、一人娘に期待することはわかる。自分が出来なかったことを実現して欲しいという気持ちもわかる。せっかく留学させたのだから、海外の大学を卒業して欲しいというのも、よぉぉぉぉくわかる。それで失敗したなんてホザク娘に腹が立つのも、よくわかるさ。が。…言っていいことと悪いことがあるだろう…。そして最後に言う言葉が「親の心、子知らずって昔から言うけど、その通りね。」「子の心、親知らず」やと思います…。ま、結局、最後はお互いに理解して?和解したから良いんだけどさ。
2004年05月01日
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何にも嬉しいことなんてないんだけど。砂嵐が激しくって激しくって、ちょっと外を歩くと、口の中がジャリジャリ言ったりなんかして、空を見上げたら、なんかモヤッと黄色くて。家の中から外を見てたら、なんか鳥が吹き飛ばされてたよ。…かわいそうに。…というか、アレはアレで楽しいかもしれないけど。なんて、余計なことまで考えてしまったり。外の干してた洗濯物は、なんか、もっかい洗濯する羽目になって。部屋の中でジャズを聴いてのんびりしようとしたのに、窓が必要以上にガタガタするから、ピアノの音が消えちゃったりして。家からいつもくっきり見えるピラミッドも、今日はどこにあるか解んないね。ここまで砂で曇ってちゃ。昼間は、ふらふら~なんてしちゃうくらいにコテンパンにに暑いクセに、夜はなんだか、長袖を着てブルルなんて震えちゃったりする。おかげで普段は、胡椒を嗅いだときくらいしか出ないような(?)豪快なくしゃみを連発。家の中には、風にのって飛ばされてきたのか何だかしらないけど、虫が増発。蝿、蛾、蟻。今、気がついたけど、やっぱり虫だけあって、皆「ムシヘン」なのね。殺虫剤を片手に、虫と対峙したりして。なんていっても、虫より先に自分が駆除されそうな薬の臭い。もうここまで来ると、自分が何やってるかも解らない。あぁ~砂漠気候やな~…。なんて顔をしかめちゃうような、というか、自然の驚異に感嘆しちゃうような、そんな素敵な一日でした。まあ、これもエジプト。砂漠に国土全体を取られている国ならではの気候。まあそんな素敵な日もあるってことよ。はぁ…。
2004年04月30日
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ご存知の方はご存知だと思いますけれども。私はメルマガを発行してる人間です。ですが。ワトソン君が死んでからというもの、メルマガ発行を怠っていた私。だって、今までに書いてきたメルマガの情報全てが、ワトソン君と共に昇天してしまったんだもの。というわけで、かなり書く気が失せてた。が。そろそろちゃんと書いておかないとダメかな?なんて思いだして…発行を再開しよう!と決断。…したのもつかの間、折角、原稿を書いて発行手続きに行こうとしたら、ゴールデンウィーク中は、発行手続きがお休みで出来ないらしい。どうなのよ、それ…(--;)で、仕方が無いので、フラフラとメルマガサイトの中を散歩してました。そしてふと思いつく。何なら、この時を利用して、海外生活をメルマガにして出しちゃおう、と。幸い、今まで日記を1年以上書いてきた私。ネタには困りません(笑)。というわけで、メルマガを新しく発行するに至りました♪皆様、よろしければ登録してくださいませ。古代エジプトから現代への便りカイロ、エジプトからお届けする、観光のアドバイスや考古学に纏わるお話。古代のドラマチックな話も、現代の驚くべき話も聞けてしまうかも?!英姿颯爽・嵐を呼ぶエジプト日記 ~エジプトは神秘の国…だけじゃないらしい~エジプトに暮らし始めてから…色々な経験をしてきた私。そんな私の日常に起こった、面白い出来事、有り得ない出来事を配信します。…エジプトは神秘の国…だけじゃないらしい?Life in Overseas 波乱万丈、女の海外生活、楽じゃぁないさ。エジプト、テキサス、コロラド、ワシントン、ハワイ…。私達の日々を面白おかしく綴ります。海外留学、海外旅行をお考えの方に。海外をもっと知りたい方に。海外生活は結構辛い!!
2004年04月29日
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最近、エジプトの日中は暑い。夜は相変わらず寒いですが。砂嵐も激しい日が多くなりました。ということはつまり、春になったということなのでしょう。日本でも言いますね。『春になると、変な人が増える。』それは、エジプトでも言えることです。今日、授業後のことです。学部のオフィスの人(日本文学を学んでいる女性)とお茶をして。気分は結構スッキリしていた私。どうしても手に入れたい考古学の本があったので、足早にブックストアへと向かっていました。左肩にショルダーバッグ、右手にバインダーとノートと教科書。スタスタと道路を歩いていた私の向かい側から、3人の警官が歩いてきました。年齢は30を過ぎたあたりだと思います。夏服に変わって目立つ制服。なにやら3人で話しながら、私の方を見ていました。(私の話ではないことは確かでしたけれども。)エジプト人に、いやらしい目で見られるのは、日常茶飯事の事ですから、彼らに見られているからと言って、別に何も気にしていなかったのですが…。ですから、そのまま通り過ぎてくれれば、いつもと何ら変わることなど無かったのです。が。がっっ!!!すれ違いざま、一番私に近いところを歩いていた男の手が、いきなり伸びてきて、私の右胸を…むぎゅ。な…?(ぷちっ。)くるりと方向転換した私は、スタスタスタとその男に向かって歩き、向こうを向いて歩いている男の左手(触った方の手ね)をつかみ、私の方を向かせました。男は「しまった」という表情。怒りで爆発していた私。男の顔をひっぱたきました。そのまま、無言でブックストアに向かいましたが。まだ怒りが静まりません。…死ね。ああああああああ。八つ裂きにしてやりたい。
2004年04月28日
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入るは容易し出るのは難し。入るは難し出るのは容易し。どっちがどっちのシステムの大学だか、一目瞭然ですな。上が外国で、下が日本。日本の大学を経験したことが無い私ですから、一概にそうとは言えないですが。でも、大概、これが現実だというものでしょう。確かに、海外の大学に入るのは簡単です。大学によるのかもしれませんが。私の大学を例に挙げれば、受験資格はTOEFLの成績が550を超えていて、それまでの成績がGPA3.5以上であること。その他もろもろ、健康に関してとか、教授の推薦がどれくらいのものか、とかそういうことが考慮されて、初めて試験を受ける許可が得られる。そして、ESL(英語基礎)のレベル判断テストで基礎値をこえることが義務付けられる。そして、基準を超えたら次のテスト。大学側から提示されたテーマで、論文をA4用紙15枚に書く試験があって。面接試験を受けて、自分の会話能力やら意志を確認される。そして、合格不合格が決まるのだ。一方、出る方になると、海外は信じられないほど難しい。私の大学は少なくとも、そういう学校なのだ。大抵、毎セッションが終わると、数人が退学させられている。GPAが2.0を切った時点で、さようなら、なのだ…。毎セッションごとに、日本で言う卒論があるし。1セッションの間に7時間以上欠席した場合、10回以上遅刻した場合、即、その授業はFAILとなってしまう。(古賀議員が、「卒業した」などと嘘を並べていたのは、 在学してこの苦しみを知っている人間からすれば、 こんなに腹立たしく、馬鹿らしいことは無いのです。笑。)しかし…。中間試験を失敗した今。GPAが下がる覚悟をして勉強したほうが良さそうだ。
2004年04月27日
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辛い…。左の肺のことも辛いですが。それに加えて、現在は中間試験でございますゆえr(--;)あーそれにしても、中間試験前というものは、毎度毎度同じ光景が繰り返されるもので。「ちょっとあの日、授業出てた?」「いや、実は出てなくて、誰か探してるんだけど」「なんで出てないのよ!」「人のこと言えんのか!」というような会話がよ~く繰り返される。自分で纏めたノートを片手に、キャンパスを歩いてる子や、教科書を片っ端から読み始めてる子、真面目なクラスメートに集ってる遊び人集団、半分諦めが入って、ぼーっとしてる子。実に観察していて面白い光景なのだが。今回ばかりは、私も、面白がってばかりはいられない。ノートテイキングの上手いクラスメートにタカって、コピーを頼む拝む。…が、中間試験に失敗。OH MY GOD...
2004年04月26日
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昨日の日記で書いたとおり、左の肺が痛いと言っていた私。あれから、どうもやっぱり痛い、というわけで、(症状に関しては、昨日の日記を見てくださいね。)大家に頼んで、医者を家によこしてもらいました。病院に行く時間が勿体無いのでね…。…今までテスト勉強せずに遊んでいた報いです。r(--;)で、彼女の診断によると。(大家のかかりつけの人だから、信用していいと思う。)恐慌性障害(心臓神経症)多分、日本語に訳したら、こういうことになるでしょう。精神的ストレスから来る障害らしいです。どういうものかというと…(と、ネットをチェック…)。動機や息切れ、胸痛、胸の圧迫感、疲労感、めまいなどの、身体症状が発作的にあらわれたり、慢性化したりする病気。ただし、レントゲンや心電図などの検査をしても、心臓に気質的な障害は認められず、精神的なストレスが原因となっているのが特徴。…なるほど。ストレスか…。テストが終わったら、ゆっくりしようかな。
2004年04月25日
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左の肺の下の方が…なんだか痛みます。…という悠長なものでも無いみたいで。息を吸うと同時に、ズキ…。ここまで痛いと、息を吸うのが嫌になります(笑)。まあ、呼吸しないと死んでしまうので、吸ってますけど。くぅぅぅ~(;+_+)私、何か悪い事したかしら…?これって、体勢とかで痛みが始まるのかしら?それとも、何か悪いウイルス?!…エジプトなら有り得そうで怖いけど…まさかね~。あぁ…。月曜の中間試験の後、まだ痛むようだったら病院に行こうかな。…病院に行く方が、怖い気がするけど。なんたって、エジプトの病院は信用できない。エジプトではただの腹痛で盲腸と診断されて手術された人が居るんだから…。肝炎なのにインフルエンザって言われた人も居るんだから…。…治ってください、私の肺よ。
2004年04月24日
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今日は大学は休みです。金曜日ですから。(金曜は、イスラム教国の休日です。日本でいう日曜ですね。)でも、論文リサーチのある学生の為に、特別に図書館が開いてくれました。(大図書館は相変わらず閉鎖で、エジプト考古学専門図書館だけが開いていたの。)エジプト考古学専門の図書館があるというのは、我が大学の誇りです。多分、それを持っているのは、我が大学だけでしょうから。来週締め切りの論文を抱えている私は、この機会に図書館に。普段は、クラスや何やらで、なかなか落ち着いてリサーチ出来ないので。やっぱり休日なだけあって、道は空いていて、タクシー通学人間には嬉しいほどの速さで大学に到着。図書館内も、私以外に2、3人しか居ないので、時計の針の音が聞こえます…。(どんなに静かなんだって話ですね…。)今回の私の論文テーマは「カルナック内アテン神殿の壁画について」。…またもや、私の専門分野に纏わる内容で、有り難いんですが、それはまたつまり、資料が少ないって意味なんですよね…。ふ…教授よ、また私を殺す気か?(ため息)※私の専門分野=第18王朝アクエンアテン王とその時代。リサーチは順調に行きました。静かだから捗りました~♪これで、今週末に、きちんと論文が仕上がってくれることでしょう!…多分。で。問題は、大学の帰りに起こったのだ…。いつもの通り、大きな道(タハリールストリート)に出てからタクシーを捕まえて帰ろうとした私。テクテクと、いつもの道を歩いていました。ちょっとボロボロになりかけのビルの合間にある道なんですが。突然。上から何かが落ちてくるような気配が!とっさに、後ろに飛びのきました。ジャバーッ!!!勢い良く落ちてきたのは、なんと…。階上の女性が窓の外に手を出して引っくり返した尿瓶の中身。つまり、尿…。…………なんてもんを落とすんやーーーーーーっ。危うく、そのブツを引っかぶるところだった。今日ほど、自分の反射神経に感謝した日は無いな…r(--;)
2004年04月23日
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今日は…一周年記念日なんです、実は。楽天の日記を始めてから…ではありません。念のため。そんなに時間が経った気はちっともしないのだけど。確かに、去年の今頃…ちょうど砂嵐が終わって、気温が上がり始めてイラク戦争による我が大学の学生諸君への被害が収まってきた、そんな時期。そんな時期に、私は彼と付き合い始めたんだったなぁ…と思い返す。前の恋愛の傷が、まだ癒えきってない時期だったので、彼の優しさに救われた…。イラク戦争の影響で、学校と家の行き来の間に、嫌な事も多くて、めげそうになってた私を支えてくれたのも彼だった…。付き合い始めてから、一緒に過ごした時間は、合計しても1ヶ月足らず。生活の基本となる国が違うので、仕方ないことなんだけれども。辛いですねぇ…解ってはいたけれども。電話、チャット、メールも、そうそう頻繁には出来ないし。時差があるっていうのも、正直キツイですし。苦しいですねぇ…解ってはいたけれども。でも、そんなこんなで1年続いたんだから、自分では凄いと思う。(はい、今まで1年続いたことありませんr(--;))愛してると、一点の曇りもない気持ちで言えることが、今の自分の誇り。そんなわけで、今日、彼に電話してみた。試験勉強で友人宅に行っていて、帰ってきたのが明け方だったので、ちょうど日本の午前中にあたる時間。つまり、電話にはもってこいの時差だったわけで。一年経って思ったこと。この1年、彼はちっとも変わってないってことかな。…良い意味で。
2004年04月22日
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『ガルギール』という名前の草を知っていますか?これ、エジプト庶民に好まれている菜っ葉なんですが。日本でも、モロヘイヤと並んで健康に良いとして紹介されたとか…(モロヘイヤに関してはこちらの日記を→『ファラオを救ったスープ』)そんな話を聞いたのですが、どれくらいの知名度があるのかは解りません。歯ごたえはクレソンに似ていますが、葉の形はギザギザしています。味は、微妙に苦め。苦い葉が嫌いな人には、ちょっと抵抗があるかもしれません。最も、大抵、最初は誰もが苦手意識を持つもののようです。けれど、繰り返し食べていると、美味しさを見出して、どうも食べずには居られないようなハマリ具合になるのが通常。私も最初食べた時には、「なんじゃ、この苦い草は!」と、顔をしかめて、水をガブ飲みしたものですが(苦笑)。今ではかなり気にいって、サラダ代わりに食べています。ガルギールの効能はというと、メインなのがこの3つ。目覚まし効力、体力補強、長寿、バイアグラ。………夜のお楽しみの前に、いかがですか?(>_
2004年04月21日
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