タカエフ

2006.05.24
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カテゴリ: プチ旅行記
(※ 表題にはところどころ嘘があります)

北海道に行ってきました。
伊丹から千歳空港へ。そのまま快速石狩ライナーで小樽に直行。
電車の名前がすでに乙女チックじゃない。

小樽は2度目。
とはいえ、最初に行ったのは10年以上前の社員旅行で(歳がバレる)、しかも観光バスで連れてかれて滞在時間も1時間程度だったため、まるで覚えてない。
5年前にY子さん&Sちゃんと行ったときは、小樽行きの電車の送電線が切れて(!)仕方なく羊ヶ丘にクラーク博士の像を見に行ったので、実質的には初めてみたいなもんです。
がんばって乙女チック観光をしたいと思います!

駅を出て、運河方面に向かう観光客の皆さんに背を向けて、まずは竜宮神社へ。


竜宮神社

榎本が作った神社だそうですよ!
でもけっこう新しげ? 再建されてるのかな?
境内で母が持たせてくれたお弁当を食べようと思ってたのに、境内は幼稚園の園庭になってた。
お参りして、交通安全のお守りを買って、階段を下ります。

次は日本郵船小樽支店へ。
周囲は人通りもなく、倉庫と町工場ばかり。
でもこの倉庫群が可愛いのです。明治期に作られた木骨石造倉庫で、木枠の外に石を貼ってます。
屋根はトラス構造の洋風建築で、関東などでよく見かける漆喰の土蔵とはかなり違う。
それらがみんな現役で使われてます。(火事が多い町だったけど、倉庫は無事だったそうな)

日本郵船小樽支店

こちらが日本郵船です。
向かいの公園でお弁当を食べてから、中にお邪魔します!

日本郵船内部1日本郵船内部2


貴賓室などでは壁紙に金唐革紙が使われてて、豪華です!
設計は佐立七次郎。
工部大学校造家(建築)科第1期生4人のうちの1人で、4人の中では最年少です。
どうもこの人、ノンビリした性格が工部大のパキパキした校風に合わなかったようで、微妙に不遇な感じなのです。現存する建物も少ないし。
この日本郵船小樽支店と、あとは霞ヶ関の日本水準原点標庫だけ。

いったい何に使ったんだ在学中に。50円も!(大金!) そして人が良いなー、辰野&曾禰。
日本郵船の概略や、コンドル先生と4人の生徒たちにまつわる展示を見て、「佐立くんもちゃんと仕事してたのねー!」(←失礼な)なんて内心でキャッキャしつつ写真撮って、階下に下りてみたらもう1人お客さんが来たとこで(つまりそれまで私1人…あの小樽駅で大量に降りた観光客さんらはどこへ?)、ボランティアガイドのおばちゃんが説明を始めたとこ。
そしたらもう1人のガイドさん兼管理人(?)のおじちゃんが、「お姉ちゃんも一緒に聞いてき」と言うので、便乗させてもらうことに。
途中からはおじちゃんも交えて2人がかりでいろいろお話してくれたんですが、ガイドさんって面白いですよねー。
もう、この建物と小樽の町を心底愛してるんですよね。あと佐立くんのことも大好きだった(笑)。
そういや、岩崎邸(東京湯島)のガイドのおばちゃんもそうだったや。コンドル先生の大ファン(笑)。
(唐津の民俗博物館の早期復活に期待。曾禰大好きなガイドさんの熱弁を聞いてみたい!)(…そもそも復活するんかな;)
「コンドル先生のお弟子さんが3人も小樽に建物を作ってるのは、当時の小樽がそれだけ栄えてたということね」とおばちゃんが言うので、「片山さんも何か作ってくれりゃ良かったですよね」と言ったら「片山さんはここまでは来てくれなかったね…」と心底ガッカリした様子でした。
小樽築港の話も出てきて、「あー、廣井さんの」と知ったかぶって相槌打ったら(実際は良く知らない)、おじちゃんシミジミと「あの人は頑張ったよ。ホントに苦労なさったよ」と、見てきたように言ってました。
知ったかぶってる場合じゃないなあ。
私の住んでる町は、官ではなく民が興した町なんだそうですが(小学校でちょろりと教わった)、その功労者のことなんて知らないもんな~。チト反省。

かなり長居した郵船に別れを告げ、北運河沿いに街のほうへと戻ります。
このへんは運河がフツーに運河として使われてるようで、あんましロマンチックな風景ではありません(笑)。
ホントは交通記念館に行きたかったのですが、今年の3月をもって休館中。再開は来年だとか。
郵船のおじちゃんが、コッソリ「しづか号」を裏口見学できる方法を教えてくれたんですが(笑)、今日はあんまし時間もないし、また来年来ますわ、と今回は見送り。
次に目指すは、北のウォール街です!

三井銀行小樽支店

こちらは曾禰中条建築事務所の旧三井銀行小樽支店。昭和2年築。
郵船のおじちゃんが言うには、「内部もすごく立派で可愛かった」らしいのですが、2002年をもって銀行業務を終えてしまいました。残念。
ちなみにたったの2階建てだってのに、鉄骨鉄筋コンクリート造。めちゃくちゃ頑丈です。
郵船のおじちゃん「最近の建築家にゃマネできないね」 ホントにね(笑)。
曾禰が関わった銀行建築の中では、かなり乙女チック路線のデザインだと思います。
(ここの作風はけっこう乙女チックなんですよね。慶応の図書館もだし、唐津の三菱御殿、あと写真でしか見てないけど東京の小笠原邸とか。)

日銀小樽支店

これは日銀旧小樽支店。設計は辰野金吾、長野宇平治、岡田信一郎。
現在は 金融資料館 になっています。
日銀の仕事や経済の仕組み、お札の特殊印刷技術などをわかりやすく展示しています。入場無料v
ここも2002年まで現役の日銀として使われてたとのことで、内部は現代人にも使いやすくチョコチョコ改装してありました。窓口がアクリル板で仕切られてたり。でも大枠は当時のままみたいです。
(京都支店が当時の窓口などを再現してます。木製の上げ下げ窓が可愛い。小樽支店も昔はこんなだったハズ)

ここではコンドル先生の第1期生の建物だけ載せましたが、小樽にはほかにも古い建築物がてんこもりです。
それらがお土産屋さんとかオルゴール館とかレストランとか、あるいは現役の倉庫のままとかで、今も元気に活躍中です。
郵船のおじちゃん(今日すごい登場率)に聞いたところ、小樽は大きな地震も空襲も受けなかったそうで。
いいなあ、同じ曾禰の建物でも神戸では地震も空襲も受けててデザイン変わっちゃってるもんねえ。
(やっぱり曾禰か)

このあと、ガラス屋さんなどを覗きつつぷらぷらメルヘン交差点(ってのがあるんですよ!)まで散歩して、洋菓子店「Le TAO」でお茶。
ここ、神戸のスイーツハーバーにも出店してるんですが、いつもすっごい行列なんですよ。
なので、いつか小樽に行ったら絶対本店に行ってやるーって思ってたんです(笑)。
さすが本店、並ばずとも2階窓際の席でケーキセット食べれましたv ケーキもですが、紅茶がおいしかったー!
1階はショップになってたので、お菓子も買って行きます☆ 生チョコがんまいv

これで小樽散策はおしまい…と思ったら、忘れてました! 都通商店街!

あやかり武揚さん

あやかり武揚さん。
この商店街は、めっちゃ榎本プッシュしてます。詳しくは こちら ♪(「Interest」のページ)
でも、小樽をはじめ、北海道開拓に力を入れてたのは、共同出資者の北垣さんも同じなんだけどなあ。
(北垣さん、北海道長官時代に、小樽・函館の築港や北海道1千マイル鉄道敷設に向け頑張りました)
どうも「官軍出身」というと、当時はどうか知りませんが、現代の評価では損してるような気がします(笑)。


道庁

小樽をあとにして、札幌へ。快速で30分です。
もう18:00だったので、道庁と時計台見学は諦めて(どちらも5年前に中見てますしね。上の写真は道庁の外観。八重桜がちょうど満開でした)、大通り公園をひたすら西に歩いて、黒田清隆&ケプロン像を見に。

ケプ黒

ひよさんの影響で、わたしの脳内ではケプロンはオネェ言葉。
この角度、ケプロン(手前)が愛しの清隆ちゃん(奥)にアプローチしてるようにしか見えません。
えーとケプロンさんは北海道開拓使のお雇い外国人で、北海道開発に尽力しました。
清隆ちゃんが大好きで、清隆ちゃんと仲良しの榎本とは険悪だったそうです。
以上、ひよさん情報でした。(ひよさんヘンなとこでお名前出してスミマセン・笑)

会社の人がすすめるイケメンカフェも興味があったんですが、普通におなかがすいてたので、流行のスープカレーを食べにすすきの方面へ。
「S(エス)」というお店で食べたんですが、おいしかったですv オプションでアスパラガスものっけてもらいました。
そのあと、時間が余ったので、予定通り岩盤浴v 楽しい~。お肌ツルツル~~v
なんか乙女ツアー、大成功!?

…このあとの移動が夜行バスじゃなければね!(笑)

(その2へ続く)





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最終更新日  2006.05.24 22:23:09
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