∞8∞

2004/06/10
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最近の世の中、命の重み尊さをどう感じてるのか、とても悲しく思う。傷つけ相手の命を奪ったところで何も解決しない。自分で命を絶ったところで解決しない。喋らない、何も想いもしない。命が途絶えればその人に明日は見えない、希望も・・・輪廻転生、もし次生まれ変わったとしても前世の記憶、想い全て真っ白になってしまう。残されたオレ自身虚しさしか残らんかった。今日書ききれんかったけど。読んでみてな。

オレが19の時会社を起こした人が居た、それはTさん。オレは先輩に頼まれ会社(土建屋)を専務として手伝う事に。その頃、私も「筋」関係の交流が多々あり知り合いを辿っては仕事を請け負っていた。手形決済、集金、経理の事から従業員の面倒まで二人でやっていた。その先輩は会社を興す前、和歌山でホストをしていたらしい。ホスト時代、その店のno.1だったみたい。地方誌の広告にも出ていた。空手も全国大会で入賞。腕っ節は強いが人には手を上げないのが信念だった。人望も厚くみんなから慕われていた。オレ自身も信用していた。そして最初の2ヶ月想いもしないぐらいの勢いで利益を上げていった。それから1ヶ月後珍しくオレを飲みに誘い。愚痴を聞かされた。女の事や今までの自分の環境の事etc・・・そして最後にもう疲れた、、、まだ3ヶ月これからまだ先も長いのに何言ってんだ!!と怒鳴った。もう先がないかもしれない・・・と返ってきた。何もいえなかった。なぜか聞こうともしなかった。酔いのせいだろうとも思った。自分自身の中にこいつが居なくなれば利益は総取りなんていう邪な気持ちがあったのかも知れない。次の日現場を視察しに行って帰り。ツレの家で夕飯を食べていた。その時Tさんから電話があり今、「近くのローソンに居るけどこんかぁ?」って言われて。オレは夕食の後、友人の送別会があったので断った。すると「どうしても無理か?」って。無理と一言いい電話を切った。その時なんかおかしい気はした。いっつもなら用事があるって言ったらまだ話の途中でも平気で切りよるのに。なんでやぁ?と思いながらも送別会に行った。次の日昨日、視察に行った現場に従業員を連れて行き説明をした後。10:00ぐらいに取引先から電話が掛かってきた。
オレ「もしもし?」

取引先「今日お宅の社長と約束あってんけど。時間過ぎても来よらん。どういう事や!!」

オレ「はぁ。分かりました。こちらからも連絡を取ってみて伝えときます。でわ失礼します」と電話を切った。

約束は守る人やのになんでや?と思いつつ電話してみると。留守電。留守電にメッセージを入れてみる。二、三時間待った連絡はない。取引先に断りの電話を入れ。Tさんの家に行って見た「朝出てったよ」と家の人に言われ。事故でもしてんじゃないかと思い、行きそうな所を探し回った。でも見つかれへん。時間は過ぎ夜になったTさんが乗っていた車の持ち主から電話で「オイ!!Tがワシの車で死んどったらしいで、警察から電話があったわぁ」とのこと警察に問い合わせてみると。本人確認がまだの為身内の人は来てくれとのこと。Tさんの家族に連絡を取り警察に行く、すると面通しは親族だけとのこと。居ても立ってもいられず怒鳴り散らした。待っていると親さんが泣きながら出てきた。嘘だろ?嘘だよな?自分の心に問いかけた。詳しい話を聞くと。睡眠薬を飲み車でエンジンをかけホースで排気ガスを車の中に入れ自殺したらしい。死因は一酸化炭素中毒。悔しかった。なぜなんだ?その思いでいっぱいだった。そして司法解剖があるので通夜は明後日になると親さんに言われ警察署を後にした。従業員と話し合い葬儀が終わるまで仕事は休む事に。次の日は朝から酒に明け暮れたぶつけようのない思いを酒でごまかした。そして通夜の日人が沢山来ていた。交流があった女子高生、友人。知人。取引先の人。組関係者。話しを聞くと様々な情報が飛び交っていた。あることないこと。まだ司法解剖が終わらないとの事で通夜は本人不在で執り行われた。そして葬儀の日行ってみると200人ぐらいは来てたと思う。その中を通り抜け葬儀場へ。すると親さんから代表の挨拶をして欲しいと頼まれた。いざ葬儀が始まると時間はすぐに経っていった。そして何も考えないまま。挨拶へTさんを目の前にして何も言えなかった。ただ涙が溢れた。何年ぶりの涙だったんだろうとめどなく溢れた。棺の中には一酸化炭素中毒のためパンパンに顔が赤く腫れたTさんが・・・思わず棺の中のTさんの胸ぐらをつかみ鳴きしゃがれた声で叫んだ「どうしてなんだよぉ、どうしたらそんな身勝手な事出来んだよ、」警備員が来て連れ出された。周りの人なんて見えなかった。外で一人空を眺めた涙で空の青ささえ分からなかった、、、
葬儀の後、組関係者の人に呼ばれ。行ってみると。tさんの話だった。クスリに手ぇ出しとったらしい。それとそれを購入するための借金も多額に。そのことでの自殺やったみたい。ショックやった。気付きもしなかった。注射痕があるわけでもなし。普通にメシも食って、飲んで。誰も分からんかった。だから司法解剖したんだと分かった。事件性ないのに司法解剖なんかするわけないモンな。それと一通の手紙を渡された。遺書やった。「俺は弱い、みんなに迷惑かけてばっかりで何もしてやれなかった。哲也、お前ともっと時間をすごしたかった。哲也なら一人で大丈夫、こんなオレでゴメン。お父さん、お母さん    さようなら」「こんな短い文章で人生終わらすなやぁ!!!」叫んだ。。。。。家に帰り一人になり考えた。涙した。命の儚さに、、、問いかけても答えが返ってこないむなしさ。記憶の中にしか居ない。空虚、心の中に穴が開いたようだった。そうだ。あの時の電話。何度思ったことか。取り戻せない時間、消せない記憶、思い出。それとともに生きて行かなければならない事を知った十代の日・・・でした。





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Last updated  2004/06/10 11:37:05 PM
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