気紛れな自分の生活ですが何か問題でも?

気紛れな自分の生活ですが何か問題でも?

失われた記憶 ~第2章~



第1話  異世界の街
ヌーベルは食事をすることにした。ただし全て賞味期限が切れているのであった。今主にある食べ物は「たぶんおいしいカンパン」(なんだろうこの名前・・・)
すると、いつのまにかここに12匹のブサイクな犬がいた。ヌーベルは、
「そうだ!これを食べさせてみよう。これで大丈夫だったら食べてみようかな・・・。」
そう考えていたとき突然、後ろから何者かに殴られた。そいつはブサイクな犬だった。これで犬が13匹になった。今までこいつはどこに行っていたのだろう・・・。迷っていたのかな?
「ふっふっふっふっ・・・と言った後自己紹介を始めた。」
なんだか何も言わないと永遠としゃべってそうなのでちょっと黙らせるためにあの賞味期限の切れた「たぶんおいしいカンパン」を食べさせてみた。そしたら・・・・・・13匹の犬全員がなんと!!サルになったのだ!!そのあとそのサルたちがこうしゃべり始めた。
「我らはモンキー盗賊団!!ただいま参上!!」
何を言っているのかと思った。気になることが1つか2つあった。1つ目は、
犬からサルに変わったことでモンキー盗賊団に変わったことだ。もう1つはこいつらが盗賊団ということだ。そんなことを考えていたら1匹のサルに殴られた。それでヌーベルは気を失ってしまった。そして、何時間かたったあと目が覚めた。そしたら食料とお金(この世界でのお金の単位はコロンである)が全部盗まれていた。さてはあの盗賊団のせいだろう。やっぱ盗賊団だなぁと思った。
「はぁどうしよう。全部盗まれちまったよ。」
とそのとき目の前に亀が現れた。その亀の名前は「鎌田」と言うらしい。そいつはこの先にある「スロット田中」という店があるということを教えてくれた。
ついでにその店は悪徳商法らしい・・・大丈夫かなぁ・・・。でもそこで当てると、
お金や食料が手に入るらしい。ヌーベルが、
「よし言ってみよう。」
と言った。そういっていたら、鎌田さんが、
「じゃあ俺もついていってやるよ。」
といった。このなれない世界に付き添いがいると言うことは、うれしくてたまらない。頼もしい限りだ。ということで僕たちはその街に行ってみることにした。こうしてこの世界に来てはじめての冒険が始まったのだった。
僕はわくわくで止まらなかった。
 鎌田さんの話では、その街までは3キロメートルあるらしい。
ヌーベルは、腹が減っていたので急ぐことにした。そして、モンスターがでてきた。ヌーベルにとってこれが初めての戦闘になるのだ。ヌーベルは魔法を使った。「ビーム!!!」そのモンスターは一瞬で消滅した。このモンスターは弱かったらしい。何はともあれモンスターを倒した!!(ついでにこの世界ではゲームのようにモンスターをいっぱい倒していけば経験値がもらえていつかレベルアップするのだ!!!)こうしてまた進んでいった。そしたらまたモンスターが現れた!!そのモンスターの名前は「パロー」パローの攻撃!パンチ!
そのパンチは亀めがけて飛んでいった。亀の防御!甲羅に入る。パンチは効かなかった。それどころか甲羅が硬くてパローにダメージ!ヌーベルの攻撃!「ビーム」ビームはパローに当たったがそのビームがヌーベルたちめがけて跳ね返ってきた。それをヌーベルが再度ビームを打って相打ちにした。ヌーベルは今度は「サンダーを出した!!!」サンダーは見事命中して死んだ。こんなのがいっぱい出てくるのかと思うと、ヌーベルも流石に大変だなぁと思った。こうしてまた着々と進んでいった。そしてついに目的の街が見えた。
「ついに見えたぞー!!!」
喜んでいたヌーベルだがそこにモンスターが現れた!!!このモンスターの名前は「古代風おじさん?」なんだか変な名前だがのちのちこのモンスターの恐ろしさに気づくヌーベルたちであった。おじさんの攻撃!!「卓袱台返し!!」
その卓袱台にはお茶・せんべい・ご飯などのものが乗っていた。ずいぶんおかしなセットだなぁ・・・。でもその攻撃は思ったより強かった。その卓袱台に「ビーム」をうった。卓袱台は壊れたが、残りの食べ物たちはまだ残っている。もう魔法は間に合わない。そこに!鎌田さんが現れて、甲羅で守ってくれた。(まさかこいつ甲羅しかできることがないんじゃ・・・)そしてヌーベルが「ハンマー」をだした。そのハンマーで卓袱台を壊した。そしておじさんにビームと撃とうとしたとき・・・おじさんが、
「こらーーーーーーーー!!!!!!!!」
と叫んだ。そのあまりの声の大きさに攻撃はストップした。
「くそぉ・・・これじゃ勝てないよぉ。」
と悩んでいたとき、鎌田さんがおじさんに甲羅でアタックをした。そして、やっとのことで「古代風おじさん?」を倒した。そしてヌーベルのレベルが上がった。なんだかしらないけど後ろのほうでチャッチャラーと音楽が流れていた。たぶんレベルが上がったときの音楽だろう・・・。そんなことよりやっとのことで街に着いたヌーベルたちだった。ここに来て初めての街・たくさんの人だった。ここの街の名前は「ラロードの街」この街で何が起こるのだろうか・・・。
 ヌーベルはこのラロードの街に来てちょっとひっかかるところがあった。
本人は記憶がないのでわからないけど、この街には昔何度も来たことがあるのだ。それはともかくヌーベルは街を歩いていたらあることに気がついた。
「すげーいっぱい物が落ちてるなぁ~。」
下にはカードが落ちていた。それは、「古代風おじさん?」のカードだった。
「なんじゃこりゃ~~~~?????」
だがなんだか面白そうなのでとりあえずポケットに入れた。ほかにもいろいろとカードが落ちていたので拾っといた。
「いっぱい拾ったしそろそろ帰るか・・・。」
などとヌーベルが言っていたら、鎌田さんが、
「おいおい帰るなよ(汗)『スロット田中』を探そうよ・・・・・・。」
「あ・・・そうだった・・・・・・。」
「忘れてたんかい・・・・・・・・・。」
ということで本来の目的を思い出したヌーベル。「スロット田中」を探そうと周りを見てみたら、レンガの家がいっぱい並んでいた。みんな丈夫そうだ。
そして、周りには人が1人も見えない・・・・・・。
「なんかおかしいぞ?この街・・・。」
ずっと歩いているうちに大きな建物が見えた。そこから人の声がした。
「早く開けろーこっちは3時間以上待ったんだぞーグチグチグチグチグチグチ・・・・・・・・・ヒック!」
これを聞いたヌーベルは、戻ることにした。こんな変なおじさんに絡まれたら大変そうだからだ。
「まったく変な街だなぁ・・・なぁ鎌田さん。」

「あれ?返事が返ってこないぞ?」
左下を見てみたら鎌田さんがいない!!!!!!!
「存在感が薄いなぁ・・・ってそんなこと言ってる場合じゃないぞ!早く鎌田さんを探さなきゃ『スロット田中』なんて探している暇はない!!!
そして探そうとしたとき、鎌田さんが向こう側から来たのだ!!
「あり?もう見つかっちゃった。心配して損したよ。おーい鎌田さん!!こっちだよ!こっち!!」
鎌田さんは相変わらず遅いスピードでこっちに来た。(まぁ亀だからね)
「おお!お前!そこにいたのか!まったくどこに行ってたんだ~。あれ?お前         
手にタバスコ持ってないか?タバコでもタバスコでもいいから捨てろよ。」
「はぁ???????????????????????」
 わけのわからないことを言っている鎌田さん。
「何を言ってるのさ鎌田さん!!大丈夫かい?」
「大丈夫さ。あひゃひゃあひゃひゃっひゃ・・・・・・。」
やっぱり大丈夫じゃないなと思っていたヌーベル。よく見たら鎌田さんの甲羅の上には酒がのっていた。そうか!酒で酔っているのか!!ヌーベルは酒を取り上げて魔法「ハリセン」で酔いを覚めさせた。
「ありゃ?ここはどこだろう?」
「何言ってやがる馬鹿野郎!!!!」
とヌーベルが言って怒りで「ビーム」を撃った。そのビームは外れて、レンガの家ではない家に当たってしまった。その家は崩壊した。その中から人が出てきて、こういっていた。
「なんじゃこりゃ~!!血が!血がぁぁぁぁぁぁぁ!!!死にたくねぇよぉ。」
「あらら・・・やっちゃったよ・・・。」
その人は死んでしまった。本当余計なことはしないほうがいいなぁということを学んだ。っていってももうあの人の命は戻らないけど・・・。
「あ、そういえば『スロット田中』にはいったのか?」
「いや・・・まだだけど・・・。」
「じゃあ行こうや。もうそこに見えるだろう?」
蒲田さんが行っている先にはさっき変なおじさんがいた場所だった。
「あそこ・・・・・・なの?」
「そうだけど、どうかしたのか?」
「いいや別にどうもしないけど・・・・・・・・・。」
ということで、その変なおじさんがいるところに行くことになった・・・が!行きたくないのでうまくそこにいかないようにいろいろと細工をしてみた。まず、魔法で「落とし穴」を作った。見事引っかかったのだが・・・意外なジャンプ力をみせてクリアしてしまった。次に、魔法で「プール」を出してみた。これで鎌田さんを泳がせて行かせないという作戦だ。完璧だ!と思っていたら・・・
「ちょうどのどが渇いていたんだよ。」
といい200リットル以上の水を全部飲み干してしまった。ヌーベルは唖然としてしまった。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
もう自分の頭ではこれ以上邪魔する策がなかった・・・。困った困ったと思っていたら、もうその家についてしまっていた。そこで最後の手段を使った。
「あれ?へろらひりころならの?!?!?!?!?」
「どうした?お前?」
 今度はヌーベルが壊れてしまった。いったい何が起こったのだろう。
「どうしたもこうしたも俺普通やないけ!何か文句ぅあるんかい?」
やっぱりおかしいと思った鎌田さん。変な言葉遣いをするヌーベル・・・。
でも気にしないことにした。だって急に壊れるなんて変だもん。だからほっとけば直るさ。ということで無視をした鎌田さん。こういうときだけ異様に頭がよくなる鎌田さん。それに気づいたヌーベルは心の中で、
「やべっ!最後の手段が簡単に破られた!!」
そんなこんなで簡単に「スロット田中」がある家についてしまった。そこにはやっぱり変なおじさんがいて、さっき聞いたようなことを言っていた。周りを見てみれば家に入るにはそのおじさんのところを通らなければいけないことがわかった。それには流石の鎌田さんも、
「なんだあれ???」
「奇妙な物体?じゃない?(いちおう人間です)」
「そうかもね。(だから人間だって)」
「っていうか寄生生命体かもね(人間だっつーの)」
というわけのわからない会話をした後、勇気を振り絞ってそこを通ることにした。通ろうとしたらおじさんが話しかけてきた。
「おいおい!!こっちは3時間10分待ってるんだぞ!!抜かすなんて最悪だろ!」
最悪なのはそっちだよと思いながらやっと理解した。
「スロット田中」はまだ開いていなくて、ずっと開くのを待っている人がいる(っていっても普通3時間以上待つか!?)だから抜かそうとして怒った。そういうことだな。でもあんな変なおじさんに声をかけられたせいか、ちょっと意識が朦朧としてきた(どんだけすごいおじさんだよ)。まぁとにかく俺も一緒に待つことにした。ここ以外当てがないからなー。
・・・・・・・・・・・・と、待ってからもう1時間以上経っている。ということはあのおじさんはもう4時間以上待っていることになる。そこまでして待つ必要があるのだろうか?と思っていたらおじさんが
「お前『スロット田中』に行ったことあるか?」
「いいえ。ありませんけど。」
「ないぃ~~~?あっそ。」
「ええええええええ!!!!!」
よく意味のわからない会話を少しした後、おじさんが一言こう言った。
「この店の開店時間は11時だぞ。」
時計を見れば今は9時だった。・・・・・・この人はなぜそんな時間から???
 やっとのことで11時になって、「スロット田中」に入ったヌーベル。思い出したが「スロット田中」は悪徳商法だったはず・・・。大丈夫かなぁ。店に入った瞬間明るい声が店中に響いた。
「はーい。ここは悪徳商法の店『スロット田中』だよーついでに店長の私の名前は鈴木だよー田中じゃないから勘違いしないでねー。」
田中じゃないのかよ!!と思ったヌーベルそして自分から悪徳商法といってるし!でも今はここしか頼れる場所がないのでしょうがなくスロットをすることにした。店長の話を聞くには、このスロットをやるには魔力を使ってスロットをやるらしい。自分の魔力はどれくらいなのだろう?と思いながらもやることにした。1回目・ガチャガチャガギャ!!最後に変な音がしたのはスルーするとしてここのスロットはコインなどではなく景品が出てくるみたいだ。出てきたのは・・・・・・何もなかった。・・・・・・・・・・・・・・・・・・流石悪徳と思いながらもう1回やってみた。やはり何も出てこない。これを繰り返していたらスロットが動かなくなってしまった。ということは魔力がなくなったということだよね?ってことは魔法も出せないってこと?あれ?どうやったら魔力って戻るんだ?どうすればいいんだーーーーー!!!!あれこれ悩んでもしょうがないので、しょうがなく店長に聞いてみた。
「ああ。魔力の戻し方?敵を倒せば増えるよ。」
「え?じゃあ魔法なしで倒すってことですか?」
「何言ってるんだい!普通魔力は少し残しておくものだろうが!!!」
「ええぇぇぇええ!!!全部使っちゃいましたよ!?」
「馬鹿野郎!!じゃあ方法はあと1つしかないな。」
「なんですか?それは?」
「何か物を売ることさ。売るものによって魔力の回復の仕方は違うけどな。」
「ふーん。じゃあ何を売ろうかな・・・。」
と考えていたら、ふと鎌田さんが目に入った。その目線を見た鎌田さんは少しいやな予感がした。その嫌な予感は見事的中した。
「お前売るか!!!」
鎌田さんはびっくりして声も出なかった。なんだか売られるときに喚いていたがそれはスルーすると事にした。まぁそのおかげで魔力は戻った。そして懲りもせずにまたスロットを始めた。鎌田さんを売ったことによってかなり魔力がいっぱいたまったらしい。なかなか魔力がなくならない。そしてスロットをやり始めてから、5時間目の1098回目(すげーやってるし)初めて景品が出てきました。出てきた景品はなんと!!!スポーツカーが出てきた!!!なんて豪華な賞品だろうと思っていたヌーベル。とそのとき誰かに盗まれた!!
 スポーツカーが盗まれたヌーベル。これは大変だ!せっかく鎌田さんを売ってまでして手に入れたものだもん。絶対とられるわけにはいかない。それにしても盗んだ正体は誰だろうか?追いかけてみた。そしたらなんと!!!あのときのモンキー盗賊団だ!!!あのときお金と食料を盗まれた上に今度はスポーツカーかよ!なんてやつらだ!!!ヌーベルの怒りは頂点に達した。ものすごいスピードで追いかけて奴らに追いついた。
「またお前らかー!!!殺すぞ!!!」
「キャキャキャ!!!俺たちはあそこのスロット屋とグルなのさ!!!まぁこの前のとは違うけどな!!!」
「問答無用!!!殺す!」
バトルに突入!!!!!!13対1の対決!!!ヌーベルの攻撃!!!「水嵩増し」この技で相手をおぼれさせてやる!!(バトル中の「 」は自粛させてもらいます)「サル泳ぎ」なんじゃそら~と思っていたけど馬鹿にはできなかった。見事に泳いで抜け出したのだ。次に「ピラニア地獄」で殺してやる!!!と思ったが、「サル食い」で食われてしまったのだ。「大量バナナ発生ゾーン」というわけのわからない技で沢山のバナナを出して隙ができたところに攻撃しようとした。案の定ひっかかってくれた。よし今のうち!といって出した攻撃が「饂飩地獄」この大量の饂飩で熱がらせて殺してやる!!(そんなんで死ぬのかな?)サルたちはアチアチ!!!!!!!といっていたが、別に死ぬ気配は少しもなかった。なのでもう1つ魔法を使うことにした。「案山子」この案山子を出してサルがこれに攻撃している間に後ろから殺すという作戦だ。その作戦も見事に引っかかってくれた。そして後ろから「超連続ビーム」13発のビームが出てきた。全部命中した!!だけど3匹のサルに集中的にあたっただけだった。そしたら3匹死んだ。このやり方で残りも倒そうとしたが、魔力がなくなってしまったので攻撃ができなくなってしまった。脅しに、
「さあ、どうする?もうお前たちに勝ち目はないよ?」
というと、サルは逃げてしまった。見事作戦が成功した。これで一安心下と思ったが、スポーツカーが盗まれたままということに気がついた。
「ああーーーー!!!!!!どうしよう!!!!!!!」
困っているヌーベルだがもうスポーツカーは戻ってこない・・・。でも主人公はプラス思考な人なので、サルを3匹倒しただけでよしとすることにした。ということでさっさと次の街に行くことにした。だがその前に腹が減ったので、スロットで当たった食べ物を食べることにした。・・・・・・30分後全部食べ物を食べてしまったヌーベル。腹がいっぱいで動けなかった。
 ・・・・・・30分後ヌーベルは次の街へと歩こうとした。
 それにしてもヌーベルはまだ唖然としている。なんたっていきなり車が盗まれたんだもん。落ち込んでいて下を見ていたら、タイヤ痕が残っていた。それを頼りに追ってみることにした。(プラス思考っていってもやっぱ落ち込ん出るじゃん)追ってみたら町のはずれまで行っていた。よく歩いたなぁと思っていたら、タイヤ痕はもう消えていた。
「これは考えないことにしてたけど、やっぱり消えていたか・・・。」
もういいやと思ってそろそろ出発することにした。
「あ、でも、その前に・・・。」
と言ってまた街の中心のほうへ向かいだした。着いた場所は「スロット田中」だった。鎌田さんに挨拶をするらしい。入ろうとすると1人の男がすごい勢いで店に入っていった。興味心身でそのあとに店に入ったヌーベル。入ったら、その男は全然喋らなくておとなしい客だなと思っていたら。いきなり!マシンガンを取り出し、
「この店の金をだせ!!!!!!!!」
と言ってきたのだ。怖くなったヌーベルはばれないようにドアからでようとしたら、その男が腕をつかんでこう言った。
「こいつが人質だ!!!!早く金とついでに景品と出さないとこいつを殺すぞ!!!」
そしたら店長の鈴木さんが、
「さっきは金といっただろうが!!なんで景品まで!!」
今度はバズーカを出して撃った。爆発音が響きそして人々の叫び声が聞こえた。
客a「ギャアアアアア!!!!!!!」
客b「助けてー私は社長だぞ!!殺したらどうなる・・・か・・・・・・ぐふぅ・・・。」
客c「俺はただの人だぞ殺したって何の意味もないぞ~ってか店長まだ生きてるし、もっとちゃんと狙えってんだこのやろー無駄に人を殺すのはいけないことなんだぞーそれをわかってやっているのか~?」
と客が叫び終わった後、ヌーベルは我に返った。見てみたらいつの間にか、店がぼろぼろになっているのだ。
「なんかさっきすごい爆発音とすごく長い叫び声が聞こえたのは気のせいですか?」
とヌーベルが言った。そしたら男は、
「ん?ああ。気のせいだな。気にすんな。」
と言った。すごくばればれな嘘である。店には47発のバズーカが打たれていて、今ここに見える限りで生き残っているのはなぞの男・自分・店長の3人だけだった。鎌田さんはどうなってしまったのだろう・・・・・・。
 鎌田さんがどうなっているのか心配なヌーベル。果たして鎌田さんは無事なのか?というのを読者の皆さんだけに教えようと思う。
 実はこの「スロット田中」には隠し通路があり、店長と鎌田さんはそこに逃げ込んだのである。そこに隠れていたので店長は生きているのだ。もちろん鎌田さんも生きている。ただそのまま鎌田さんはそこにいるのだ。なので姿が見えないということなのだ。
 まぁそういうことなのだが、それは勿論ヌーベルは知らない。あと、さっきの47発バスーカのおかげで人口が2分の1になったらしい。超ミラクル速報ニュースでやっていた。
「もうこの街から出るかな・・・。」
と出ようとしたが、男がまだ手をつかんでいる。そこでヌーベルが、
「死ね。」
といい「雷内部浸透術」(作者が勝手に作ったから勿論こんな単語はないよ)で男を殺した。けっこう弱かった。一段落着いたところでさっきの途切れたタイヤ痕のところに戻ることにした。
「さて、この後どうしようかな・・・。」
と困っていたら、いきなりあの時拾った「古代風おじさん?」のカードが光りだした。そして次の瞬間、実体化して現れた。そしたら古代風おじさん?に殴られて気を失ってしまった。それから何日か経った。ヌーベルはまだ眠くて、寝ようとしていたとき、馬の足音が聞こえてきた。その音でヌーベルは起きた。そこには、白馬に乗った一人の男がいた。その男を見た瞬間ヌーベルは、
「あ、あなたは・・・松平●!!!!(やっぱり伏せ字にしないとねぇ)」
 そしたらその人はこう言った。
「お前はこの大名行列の前にいる?邪魔だ。どくのだ。」
俺の話を無視してるとか、ここロシアなのにとか、何でこの人ここにいるのかとか、すっごく気になる点がいっぱいあるけど、それは抑えていた。(この小説はそういうことは気にしないので皆さんも気にしないでください。これからもたぶんとんでもないことが起こると思うので・・・)名前だけヌーベルが知っていた。そしてヌーベルにとって第1印象は侍に見えた。(皆さんは見えなくてもいいですよ)ヌーベルは侍かっこいい!!と前から思っていた。ということでその人の横に行ってついていくことにした。と勝手に隣についていっていたら、
何日か前に見覚えのあるあの「古代風おじさん?」がいた。自分のだというのが勘でわかった。ヌーベルは切れて「ビーム」を撃とうとしたとき・・・あの人が剣で一発ぐさっ!と刺した。瞬殺だった。
「この人・・・・・・つ・・・・・・・・・・強い!!!!!!!!!!!!!!!!」





ここで番外編をやることにしました。今回はちょっと出ただけで死んでしまったおじさんについて書いていきたいと思います。
また書くことがあれば別の内容で番外編をやる予定です。
 あるところにおじさんがいた。そのおじさんはヌーベルの両親と仲良しで、もちろん名前も知っている。ただ最近物忘れが多くて、よく忘れるんだよな・・・。
まぁ、そんなことはおいといて俺働いてないから最近どんどん金が減っていく。そしてついに力尽きようとしたとき、両親の息子ヌーベルが現れてきた。
俺はその両親に聞かされていたけど実際に見たことはないんだ。だから息子の顔は見たことがないから、ただの小僧だと思っていた。なんだか知らないけど、むかついたからこう言った。
「お前名前はなんていうんだ?聞いたら即殺すから。」
「名前は知らない。そして、殺さないでまだ生きていたいから。」
「・・・。いや、冗談だよ?君冗談通じないねぇ・・・・・・。」
俺は唖然とした。わけのわからないやつだった。だからちょっと気に入ってたりしてた。そう、それがこいつの面倒を見るきっかけだった。名前は知らないけど面白いやつだからまぁいいやと思っていた。そして、やつのために少し働いて金を稼いでそいつを育てた。とやっているうちにいつの間にかそいつは15歳になっていた。
「時が経つのは早いなぁ。」
なんて言っていた。そしてある日その子供と仕方なく遊んでいたら、そいつが転んでそこから、写真が出てきた。その写真をこっそり見てみると、どこかで見たことのあるような顔写真だった。忘れっぽい俺の記憶から振り絞って出てきたのは、ヌーベル家だった。
「そうか!!お前あそこの家の息子だったのか!!!」
と大声で言ったら、ヌーベルが、
「何が?」
と言った。かわいそうなので両親のことを教えることにした。ヌーベルもよっぽど両親のことが知りたかったらしい。ものすごい勢いでこの話に耳を傾けてきた。それに答えるように俺も真剣に話した。そして、話し終わった後、あることをヌーベルに聞かれた。
「ねぇ、そういえば俺の家族の名前は?」
「え?」
俺は困った。忘れっぽいので両親の記憶を覚えていない。前までは忘れても思い出せたのだが、今回はなぜか思い出すことができない。でも見栄っ張りな俺は、ついついこう言ってしまった。
「知っているが、それは秘密だな。」
と言ってしまった。それを真に受けたヌーベルは、すっかり信じて俺のことをちょっと意地悪なおじさんという印象で受け止められてしまったが、そんなことは別に気にしていない。
 というような設定で第1話につながってきたわけである。ここからは、1話からのおじさんの考えを見ていこうと思う。(3人称限定視点って不便だね。まぁ厳密には3人称全知視点なんだけどね)
 まず最初に気になるのは俺を倒せと言ったシーンだ。これはおじさんがヌーベルに冒険させようとして、挑発させ俺を殺さして、向こうの世界にいかせるようにするという作戦だった。え?なんで自分が死んでまでそんなことをさせようとしたのかって?それには理由が2つある。1つは気に入ったので行かせたいという理由。もう1つは死んでも生き返る薬があったからだ。その薬は、稼いで余った金や、窃盗で取ってきたものを調合して「死んでも生き返るーんスーパー」を作った。そして思惑通り俺は死んだ。そして、数日たった後見事に生き返ることができた。ということで死んだと思っていたおじさんは生きていた!!!!!!!!!!!!!!!!!そしておじさんはまたいつかヌーベルの前に現れることだろう。みなさんその日を楽しみに(しなくていーけど)してください!ところで結局ヌーベルの両親の名前はわからないままでした。
特別に読者の皆さんにだけ教えよう・・・・・・と思ったのですが、それがわかるとつまらないので言わないことにします。
 こんな感じで番外編は終わりです。
また普通の話に戻りますが、もちろんこの番外編のことも踏まえて読んでくださいね。っていっても当分この番外編が役に立つことはないけど・・・・・・。
 おまけとしてまとめも兼ねて登場人物の紹介をしたいと思います。
ラロ・ヌーベル     おじさん      鎌田さん
歳 ・15歳       本名・ジバ・コローロ  歳 ・50歳
身長・165cm     歳 ・32歳      身長・60cm   
国籍・ロシア       身長・168cm    国籍・日本(ふらふら
性格・プラス思考     国籍・ロシア         してたらロシア     
   欲張り       性格・面白い人好き      に来ていた)
   (まだ途中なので     ちょっと強情   性格・気が短い?
    増える場合も)  苦手・1人でふらつい  苦手・酔っ払い(自分
苦手・わけわからない人     ている子供       も酔っ払うくせ
                            に)


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