気紛れな自分の生活ですが何か問題でも?

気紛れな自分の生活ですが何か問題でも?

5月31日 試合の詳細6


試合が始めるまでにみんなの緊張はおそらく殆どなく遊んでいたのが実態でした。
そんなこんなで恙無く始まった2回戦。
緒戦は自分たちのダブルス。
親も応援に来ているのでいいところで見たたいところ!
序盤いい動きをみせ、親を感心させるが(親の声が聞こえるくらい親が感心してた)、善戦空しく1セットを取られました。
でも、この調子だったらいけるかな? と思った矢先、2セットから急激に調子が落ち(主に自分の)、こんどは惨敗に近い結果に……。

そんなわけで幸先悪く? 始まった二回戦。
第二試合は期待の新人――今年入った実力があり、多分部内で一番強い子――が入り混じったダブルス1。
やはり、ここは順当に勝ってくれました。
相手がもともと弱いというのもあり、これで負けたらもうこれ以降勝ち目なないよ、みたいな試合でした。

ここからシングルス。
最初は本日引退(予定)の三年生君。
感想は一言。とにかくアウトが多い。そして自分はアウトを取る。
これと本番による実力低下と苦手どころを狙われまくるということと変に試合ちょっと前から変え始めたサーブの打ち方のせいで負けました。

次のシングルスは、期待の新人!(以降Kとする)
この子が負けたらもう団体として負けなわけですが、みんなはやってくれる! と思っていました。
1セットをみると、すごい善戦。
どっちが勝ってもおかしくないような試合進行で、あんまり点差ができる瞬間が後半になるにつれありませんでした。
Kはねらいどころがよく、決まると歓声が上がるような素晴らしいショットを打ってくれます。
友達いわく、
「うちらには誰もできない。」

同感だね。
そんな人ですが、ミスが目立つようで、実力的にはこっちの方が上のような気がするのだけれど、結局上のような結果になったわけです。
ただ、ここでうちらは今までに目にしたことがない光景を見ました。
後半、接戦になると、Kがポイントを決めると、
「シャァ!!」
とガッツポーズを決めながら、ちょっと前傾姿勢で快哉を上げます。
これには一同沈黙。
この沈黙が意味するのは人それぞれでしょうが、少なくとも自分は、
今までこいつ部活中の試合では本気じゃなかったんだな。
というのが第一印象でした。
実際のところは不明ですが、この姿に友達(さっきと同じ人)は、
「○○(ニックネーム)かっこいい!」
を連呼していました。
この調子で2セット目も、疲労が目に見えてわかりましたけど、ほぼ同じ展開でなんとか勝つことができました!!!

これにより、うちらのテンションはほぼマックスになり、そのあとのシングルス選手には荷が重かったようで、もともとの実力不足もあり、すぐに負けてしまいました。

つまり結果は2-3で負けでしたが、おそらくKのMVP的活躍は身内で一生語り継がれることでしょう。
思い出に、某親が集合写真を撮り、幕を閉じました。



本来なら、ここで話はおわるはずなのですが、この日の場合例外としてこの後のことも書いておきます。

帰ろうとして、館外をみると、すんごい大雨でした。
しかも、天気予報をきちんと確認した人が意外と少なく、約半分の人が傘を持っていないという緊急事態がおきました。
一応、1つの傘に2人入ることで難を逃れたのですが、かなりきつかったです。
ちょっとでも傘からはみ出たところはもうビッチョビッチョで、そうでない部分も十分濡れてしまうほどでした。
さらに、地面にたまった池というのもいけすかない攻撃をしてきます。
靴にどんどん水が溜まり、体も濡れ、最終的には「もうどうにでもなれ」思考が働き、逆にテンションがハイになってきました。

とにかく、こんな大雨はもしかしたら一年くらいは体験していないかもくらいのもので本当に大変でした。
でも、これが、この日の思い出を定着させることになったのには寸毫の感謝を雨に与えてもいいかなと思いました。



更新日時 2009年6月13日


© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: