わたしの足跡

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April 25, 2005
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テーマ: ニュース(100336)
カテゴリ: 宗教



本日、フランスではパリ市内トロカデロ広場(エッフェル塔正面)においてユダヤ人強制収容所60周年の式典が行われました。
次世代へ受け継がれる為に・・・
平和を約束する為に・・・

出席者はシラク大統領を始め、首相、大臣、収容所より解放された人々、その家族でした。

シラク大統領の挨拶後、当時の様子をありありと思い出すようなナレーション、列車の音等、体験者にはかなり生々しく辛い過去を思い出させられるような仕掛けが続けられました。

ナレーションの声は・・・
『お腹がすいた。』『喉が乾いた』『死体の上を歩く』等・・・

この式典を見ながら、なぜ此処まで生々しく当時を思い起させるような事をするのでしょうか?悲しみをそそるだけではないかしら?という思いで見ていました。


しかし、彼らには何かの大きな区切りが必要だったかもしれません。
思いっきり泣いて切り替える時が必要だったのかもしれない事を考えました。

式典終了後、テレビの画面に収容所が映し出されました。
ガス室が出来た時は、その試験でもするかのように十数人選び、ガス室に入れられたそうです。

収容所で亡くなった方々の名前が刻まれているところで、ある男性が『当時3歳の弟と両親の名前を見つけていました。』

そして画面はアルメ二アへ・・・
アルメニアは1915年の本日(4月24日)数十万人もの人々をトルコによって殺害されました。
その式典です。
そこでは、『事実を否定し続けるトルコに、いとも簡単に殺害したこの現実を認めて欲しい』『絶対に許す事はない』『次世代に伝えていく事は大切な事だ』こういう声が聞かれました。
アルメニア人が多いこのフランスでも至るとところでアルメニアの式典が行われました。

反日運動を思い出しました・・・


彼らは平和を訴えています。
それなら、なぜパレスチナを奪う為に争いを続けるのでしょうか?
自分達が受けた不当な過ちを繰り返さないようにしてもらいたいと思います。
60周年という境目を期に一日も早くパレスチナとの和解を望みます。

これらのニュース後、すぐにイラクが映し出されました。


世界の多くの都市で世界平和が唱えられている時に、戦争が続いている国があるというのは理解しがたい状況です。

偶然にも、本日はベネディクト(フランスではベノアといいます。)16世の初めてのミサが開かれました。

世界平和へ・・・合掌





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Last updated  April 25, 2005 03:59:38 AM
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