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2012年09月09日
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このところ、自分の中で「うちの子」呼びが流行ってしまって、



さて、本日もうちの子の話題ではあるのですが、
ある程度、訓練次第で伸ばせる余地の大きい技術点の部分と、
持って生まれたものも大きくて、訓練では限界があると思われる演技構成点の部分と、
そのあたりの話などしようかと。


先週末のジュニアグランプリ大会、日本から参加した女子シングルのふたり、
優勝したミヤハラと、9位だったトモタキが、
割といいサンプルかなと思ったもので、この二人を例にご紹介。



46.89点のSPをどうぞ。





続いてミヤハラサトコ。
この演技は54.76点です。





特定の選手を取り上げて、ましてやジュニアの選手で「悪い例」というのはやりたくなくて、
昨シーズンまでは避けてきたのですが、
トモタキについては「強化選手そろそろはずしてもいいんじゃ…」なんてことは書いちゃってたので、今回だけ申し訳ない。


つまりは、トモタキについては、私は評価していない。
前述した「訓練ではどうしようもない部分」が欠けていると思うからだ。


彼女の演技を見ていると、どうにも覇気がないというか、半端な感じというか。

決してやる気がないわけではないのだろうけど、なんかそんな感じに見えちゃうというか。


2年連続全日本ジュニアでは表彰台に載っていて、


この演技を見ても、
エッジエラーがあるので点数は伸びていないものの、
ふわっと浮き上がる高いジャンプは質がいいし、
全体的なスピード感もあるし、
若干漕いでしまっているとは思うものの、スケーティングだって悪くない。



それは、決められた振り付けを順番にしている”だけ”だからなんじゃないかと。


0:45や1:23のところで見られるスパイラル動作で顕著だと思うのだけど、
ここで片足を持ってこう滑る、といった動作をとりあえずしている感がしてしまう。

手足の伸ばし方が不十分というのが、大きな理由だとは思うんだけど、
無意識にしろ、意識的にしろ、音楽や振付けに対する理解ができていれば、
こんな中途半端なアウトプットにはならない。


素早くピンと手足を伸ばしてアクセントとして使われる振り付けなら、
音楽に間に合わなかったとしても、クッと胸をはるとか、腕の動きを素早くするとかとっさのアレンジが出てくるだろうし、
音に合わせてゆったりと手足を伸ばしていくという振り付けならば、
それがじゅうぶんにこなせるように、入りや出のタイミングを工夫するだろう。


そういう、振付けを理解しているか、音楽を理解しているか、
それを自分の表現として表に出すことができるかどうか、
そのあたりは、本人のやる気や練習量ではカバーしきれない部分だと思うわけで。


彼女はもうすぐ17歳なので、女子シングルの選手としては決して幼いわけではなく、
もうそろそろシニアに向けてのことを考える時期。


女性として年を重ねていけば、実生活での経験が表現を深めてくれることもあると思う。

だけど、今の年齢でここにいるというのは、
花開く前に、頭打ちになってしまう可能性が高いと思うのだ。


対して14歳のミヤハラサトコ。


ジャンプは低い。
回転の素早さでそれをカバーしているものの、
そういったジャンプの出来という意味ではトモタキの方がいいと思うし、
今後、欠点を修正したり長所を伸ばしたりもトモタキのケースの方がしやすいと思う。


が、ミヤハラは、振り付けや音楽を自分のものにして、
滑り自体に緩急をつけるということも自然とできている。


やっぱり、こちらの方が現段階でも評価されているし、今後も伸びが期待できると思うのですよ。
教えてどうなるという部分ではないだけに。


それに、選手個人の成長という意味でも、
2年前に全日本ジュニアで表彰台に上がった演技を見たときから、
「あとは演技に表情が付けばな~」
というトモタキの演技は変わっていない。


昨年がジュニアデビューのミヤハラは、
昨年は、ポンポンとジャンプを跳んで勢いがあって元気いっぱいという印象一本だったのが、
今年はそこに優雅さが見られるようになって、
明らかにスケート自体もうまくなって、緩急がついて。


なんか説明としてうまくいってるかわからないし、
決してトモタキカコちゃんを悪く言いたいわけでもないのだけれど、
特にジュニアとかそれ以下の選手なんかを見るときは、
私は主にこんな見方をしております。





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最終更新日  2012年09月10日 00時00分41秒
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