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2012年10月18日
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いよいよ、いよいよ、と何度も言ってるような気もするのですが、



さあ、本当に本当に本格的シーズンの到来。



ということで、第一戦のスケートアメリカについて語るかと思わせておいて、
時差とかあって試合が始まるの土曜日だし、
ちょっと余裕があるので、今日はスルーしちゃってたジャパンオープンについて語りますw


というよりは、今シーズンのタカハシのプログラムについて。


今シーズンのタカハシのフリーは、久々に王道クラシック。

ケガ前の2007-2008シーズンのチャイコフスキーの「ロミオとジュリエット」以来ですね。



ちょっとびっくりな感じなのではないかと思うのですが、どうでしょう?


ケガから復帰後のタカハシは、すっかりラテンの名手。
あとは、「え?その曲でスケートするの?」という意外な選曲で、
それをこなしちゃうのがすごいよね、という人でありました。

タカハシ以外、この曲は無理。みたいな。


が、このたびはオペラ『道化師』。
う~ん、すごいとこついてきましたなぁ…


まずは、動画をどうぞ。





何よりも、まず、1本目にスパンと決まる四回転、
そして、4回転2本3A2本というジャンプ構成で、最後までばてていないこと、
ケガをする前のパワーが戻ってきたのだな、と思います。



2008当時よりも、ずいぶんプログラム自体は難しくなってますし、
ひとつひとつの技の制度は確実にアップしてるし、
今回はいくつかジャンプの回転が足りていないのでこの点数だけど、
多少のミスがあったとしても、ジャンプがすべて回転しきっていれば、
おそらくは世界最高点更新できると思います。期待。



本当に気持ちが安定したよな~と思うのです。大人になった(/_;)


おととしの、シーズンインはしたものの進退について心が揺れてる時なんかは、
この待ってる姿やインタビューがよろしくなかったもんね。


今のタカハシの、この演技、この佇まいは、
そこにいるというだけで若い選手を圧倒してしまう怖さを持ってるなと。


そしてね、これは多少タカハシよりの見方をしちゃってるからなんだろうけど、
タカハシの演技が終わった直後のコヅカの表情がなんとも複雑で。
点数が出たときも、喜んではいるんだけど、きっと本当に喜んでるんだろうけど…


昨シーズンの始まりの時もそうだったけど、

「よし、同じラインに立ったぞ!」

と思ったのに、直後に実はまた先にいかれてしまってることを思い知らされてしまう、みたいな。


それでも、よく喰らいついてきてるわけで。

今季はいいと思いますよ、たかちゃん。


2007年あたりの、ノブナリが
「大ちゃんに追いついて、追い越して、世界チャンピオンになりたいです!」
とか言ってる映像見て、
「あー、そんな時代もあったよねー(棒)」
と思っちゃうのとは差があるわな。


そこにプラス、タカハシの存在感もものともせず、
そこを越えるとか大ちゃんに勝つとか、そういう考え方じゃなくて、
日本男子としてはちょっと異色のわが道をつらぬいていくハニュウがいて、
この3人まとめた怖さってのも、ある。


それこそ、マチダ以下の選手にとっては、
トップ3に並ぶだけのことができた、と思っていたら、
3人そろって、もっと上までいっちゃってた、みたいな。


技術的な部分だけじゃなくて、
3人とも精神的に充実した状態にあるようなので、ひっくりかえすのはなかなか厳しいですよ。たぶん。



と、本当は語ろうと思ってたところから、ずいぶんずれちゃってるような気がする(^_^;)


そうそう、「道化師」の話でした。


「道化師」とタイトルだけ聞くと、コミカルだったりかわいらしかったりのプログラムを想像してしまいそうになるのですが、
ご覧のとおり、全然そんなことはなくて、
有名なオペラなので内容をご存知の方も多いと思うのですが、実はドロドロの愛憎劇。


旅の一座の座長である道化師が、妻と団員の裏切りを知って嫉妬に苦しみ、
それでも、自分は道化師なのだから、衣装を着けメイクをし、お客様に笑っていただくために舞台に立たなければならないのだ…というのが、この曲。


んでもって、話としては、最終的に狂気にかられた道化師が妻とその愛人を殺しちゃうんだな。
ああ、なんてドロドロ。


というストーリーを知って、タカハシの演技を見ると「なーるほど」。
特に、最後のポーズの表情なんて秀逸だと思うわけで。


これが、シーズンが進んでプログラムとして完成度があがっていくと、
きっともっとドロドロしてきちゃう予感。ああ、素敵。


「道」も4分30秒で1本の映画を表現しちゃってるすごいプログラムだったけど、
これまた4分30秒でオペラを1本演じちゃってるすごいプログラムだと思います。

でも、きっと、本人は元ネタ見てないんだろうね。
「道」も結局見てなかったし。
なんかそういうところも含めて、すごいんだよね、この人。


そして、わりかし最近のタカハシだけみてると、この衣装にもびっくり。

モロゾフに戻ったというのが、実は衣装が一番わかりやすかったりして。


私はどちらかというと、こういうバレエっぽいというか、ロシア系の選手がよく着るタイプの衣装はあんまり好みじゃないんだけど、
タカハシ史上最高に体のラインがわかりやすい衣装であることは評価したりして。


形だけじゃなくて布地の質感もあわせて、
この体中の筋肉のラインが見える感じ、すごいな…


人によって好みがわかれるのは重々承知で、
ハニュウのように、すらっと背が高くてすらっと手足が長くてという体型を「スタイルがいい」と評する方がいるってのもわかってるけど、
私は、このボン・キュッ・ボンなラインを見て「スタイルがいい」と評価するタイプなわけで。


うん、そこは認めるんですよ。好きなんですよ。


が、ロシア風味が苦手なのとあわせて、
「あれ?この衣装、どっかで見たことあるぞ(つд⊂)ゴシゴシ」
ってのが、ありまして。


まずは、いきなり、動画をどうぞ。





アダム・リッポン、2008-2009シーズンFS。
彼を、ジュニア選手権2連覇に導いたプログラムです。


これは世界ジュニア選手権の映像なので、コーチが現ユヅルのコーチであるブライアン・オーサーですが、
プログラム自体はニコライ・モロゾフのもとで作られたものです。


なので、余計に「衣装デザイン、使いまわしじゃね?」疑惑。

左半身の柄といい、色合いといい、プログラム自体同じ曲だしね。


リッポン本人は、ダイスケファン業界的にはかなり上位の熱心なファンなので、
今頃えらく喜んでる方に1評、なんだけど。


リッポンという選手についての評価も、ここで触れておくべきかもしれないんだけど、
字数も時間もアレなので、本日はこれにて。





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最終更新日  2012年10月19日 00時35分06秒
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