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気象庁 website より7月11日(火)トップの天気図は、昨日の夕方の天気図です。一日中良く晴れて、日中の暑さは尋常じゃなかったですね。梅雨前線は北上し、かなり規模が縮小。 早くも梅雨明けかと思いきや。明後日以降、梅雨前線が再び南下し、全国的にお天気は崩れるようです。まだ少し気が早いようですね。今朝はかなり雲が出ています。 上空は相当風が吹いているようで、雲が南南西から北北東に向かって、すいすいと流れて行きます。気象庁 website より一昨日の日曜日は満月でした。 フルムーンです。天気も良く、お月様がクッキリと見えていましたので、写真を撮ってみました。絞り値をF6.3に固定して、シャッタースピードを徐々に上げていき、写真の変化を見ています。シャッタースピードは、まず 1/60 から。 全体が光ってしまい真珠状態です。うさぎさんは行方不明、捜索願いです。次は、 1/80。 劇的に変化しました。 うさぎさんは家出をしていませんでした。これぐらいが肉眼で見るお月様に一番近いでしょうかね。シャッタースピードは1/125。更にうさぎさんは鮮明に見えます。真ん中下部のティコクレーターが、はっきりと確認できます。また中央左よりには、コペルニクスクレーターが見えていますね。その斜め左下には、ケプラーとよばれるクレーターも写っています。さらに、コペルニクスの真横には、アリスタルコスクレーターも。シャッタースピードは1/200。風景写真から、天体写真の雰囲気に変化していきます。お月様の様子を観察するのには、ちょうど良い露出具合でしょうか。上述のクレーターの光条も、クッキリと見えています。黒っぽくうさぎさんのように見えている部分は、比較的滑らかで平坦な土地だそうです。大隕石が衝突して出来た窪みに、地下からのマグマが噴出し窪みを埋めた痕です。黒っぽい色は、噴出したマグマが固まった玄武岩の色とのこと。うさぎさんのお顔は静かの海、お耳は、上が豊穣の海、下が神酒の海とよばれています。シャッタースピードは1/320。全体が暗い雰囲気になってきます。肉眼で観るお月様とかけ離れてきました。 しかし、クレーターはよく見えますね。不気味な雰囲気へと変化しています。 そろそろバンパイアが出てきそうですね。満月が好きなのは狼男でしたっけ。シャッタースピードは1/400。この世の終わりが近づいてきました。スターウォーズの第2デス・スター接近か実物とは随分と異なりますが、雰囲気だけでいっちゃっています。シャッタースピードは1/1000。SF映画の世界も超えています。 宇宙消滅までカウントダウン開始です。お月様の夜景のようにも見えます。 点々と光っているのは、大都市の灯としましょうか。光っている部分の正体は、大方が規模の大きなクレーターです。真ん丸のお月様を題材に、ちょっとだけ写真で遊んでみました。こんな写真を撮っていると、もっと性能が良いカメラが欲しくなりますね。にほんブログ村アウトドアなんでもOKなんでもアウトドアトラックバック!アウトドア・薪ストーブ・キャンプ・釣り
2017.07.11
5月31日(水)朝からむしむししていますね。かなり湿度が高い感じ。 明日から土曜日にかけ、全国的に天候がぐずぐずするようです。日本列島の南岸に停滞前線が居座る日が増えてきました。梅雨入りが近いのでしょうか昨日まで2日間に亘る、2014年10月8日の皆既月食レポートは如何でしたか。写真を撮影していたことを思い出し、思わぬ寄り道となってしまいました。しかし、自分が日記を書き始めるなど、全く埒外の話でしたので、かなりいい加減な撮影でしたね。もう少し明るい画像にすれば良かった。日記に書きましたように、月の出から間もなく月食が始まるという、絶好の観望のタイミングはそうそう無いようで、もう少し真面目に取り組んでおけば良かったと後悔しています。分かり易いように、国立天文台の website のイメージをお借りしました。見易いように一部を拡大しています。我が家との位置関係から、時刻は若干ずれています。なお、2015年4月4日にも皆既月食は起きていました。この時も、部分日食の始まりが午後の7時過ぎと絶好のタイミングでした。しかし、この日の天気図を確認しますと、前線が本州南岸に伸びていて、曇り若しくは雨の可能性が高いですね。たぶん地上からは見られなかったと思います。前置きはこの程度にしまして、今日の日記では、月食のメカニズムなどを記しておきます。皆既月食では、太陽とお月様の間に地球が一直線に並びます。復習になりますが、この状態の時、お月様は満月に見えます。裏返して言いますと、月食が見られる時は、満月の夜に限られます。一方、日食が起きるのは、必ず新月の時でしたね。また、お絵描きをしてみました。 これもイメージですよ。イメージ距離とか大きさは適当です。日食の時と同様、地球とお月様の公転の軌道面が重なった時、お月様は地球の影の中に完全に入り、見え難くなるわけです。影の中に完全に入った時は皆既月食、一部分が入っている状態は部分月食です。地球の影に入って見えなくなる、ここが日食との大きな違いです。日食の場合は、お月様によって太陽が完全に隠されます。月食の場合は、姿が隠されているわけではありません。①の赤いラインと②の青いラインの間では何が起きているのでしょうか。これは、お月様の月面から太陽を見たと想像しますと分かり易いですよ。①から②の間、月面では部分日食が起きています。地球に邪魔をされて、太陽が一部しか見えません。 月面は少し暗くなるはずです。これを地球から見ると、月面が薄暗く見えることになります。この影を半影とよんでいます。 ③から④の間でも同じです。②から③の間、月面では皆既日食です。さて、皆既月食の間のお月様は、「赤銅(しゃくどう)色」と呼ばれる10円玉のような赤黒い色に見えます。トップの拙い写真でも、雰囲気は分かったいただけると思います。地球の周りには大気があります。太陽光が大気の中を通過する際、波長の短い青い光は空気の分子によって早目に散乱します。下の図を参考にして下さい。 これもイメージ図です。空気の層が薄い場合は、散乱した青い光の方がよく目に入ります。日中空が青く見えるのはこのためです。一方、赤い光は波長が長く直進する力が強力です。光の力が弱められながらも厚い大気の層を通過することができます。朝日や夕日が赤く見えるのはこのためです。下の写真は、昨年の初日の出。 香取神宮に初詣に行った帰りに撮りました。道の駅「水郷の里さわら」近辺の利根川の景色です。このように、皆既月食の際、お月様まで届く光は赤い光となります。また、大気がレンズ役割を果たし赤い光は屈折し、本来光が無いはずの地球の影の内側に入ります。この二つの理由によって、かすかな赤い光が皆既月食中の月面を照らし、お月様は赤黒く見えるのです。長々と3日に亘り、月食について書いてきました。気象庁と国立天文台のデータベースにはたいへんお世話になりました。ありがとうございました。しかし、便利な世の中になったものです。にほんブログ村アウトドアなんでもOKなんでもアウトドアトラックバック!アウトドア・薪ストーブ・キャンプ・釣り
2017.05.31
5月30日(火)今日も朝からよい天気です。 気分爽快です。昨日は、帰宅してお月様を見ることができました。三日月、いや正確には四日月です。 西の空にきれいに出ていました。日記は昨日の続き。2014年10月8日の皆既月食の写真です。 この日は、月の出から間もない東の空で月食が始まっています。この写真が昨日の最後。 18時35分です。お月様の半分近くが、地球の影に入ってきていました。下の写真は、10分後の18時45分。半分以上が暗くなっています。8分後の18時53分。19時ちょうどです。 お月様がかけ始めてから、1時間ほどが経過しました。上の方の10/1程が、未だ明るく光っています。上だけが光っているお月様の姿は、なかなか見られません。17分ほどが経過した19時17分。 なかなか皆既月食になりません。本当に時間がかかります。 写真を撮るのも根気が要りますね。17時22分。 いよいよあと僅かとなってきました。1分後。 19時23分。 ここまで来ると変化が早く感じられます。下の方は光が届かず、よく見えません。もう少し露出を上げたほうが良かった感じですね。 全体がアンダーです。19時27分。 完全に地球の影に入りました。皆既月食の完成です。この後、写真の記録はありません。 たぶん飽きてしまったんでしょうね。国立天文台のデータでは、この後1時間半ほど後に、満月に戻っています。今年は8月8日に日本で部分日食が見られるようです。そして来年2018年は、日本でな~んと2回も皆既月食が見られます。1月31日と7月28日です。今年の8月8日は深夜ですね。2018年の1月31日は、午後8時30分ぐらいから始まります。終了は深夜0時過ぎ。 良い子が最後まで見るのはちょっとしんどいですね。7月28日は、部分月食が早朝の3時から始まり、皆既月食は4時半頃から。夜が明けてしまい、全部は見られないですね。今思うと、2014年10月8日の皆既月食は、絶好の観察日和だったわけです。もう少し気合を入れて、写真を残しておけばよかったと、少し後悔しています。月食の日記は明日も続きます。にほんブログ村アウトドアなんでもOKなんでもアウトドアトラックバック!アウトドア・薪ストーブ・キャンプ・釣り
2017.05.30
5月29日(月)忙しかった週末もあっという間に終わりました。土、日の午前中は両日ともに、自治会館建替えの打ち合わせ等でいっぱいいっぱいです。隙間を縫って、日記を書いたり、ロケットストーブを弄ったりしていました。おまけに奥様が夕方までお出かけで、晩御飯もついでに作っちゃいました。何となく消化不良気味です。昨日は残念ながら、我が家では三日月は見られませんでした夕方以降、西の空にはずっと雲がかかっていました。今日のお天気は晴れ。 2~3日は続くようです朝の空は薄いブルー。 高層に雲が見えていて、晴れ渡るという感じではないですね。今日は、続き物の一応の仕上げで、月食のことを書こうと思っていましたが、少し準備不足は否めません。月食は、日食に比べると少々地味な印象です。日食が始まりますと、急に辺りが暗くなり始めます。これは、体感的に結構インパクトがあります。しかし、月食の場合はそれほどでもない。 見て楽しむ要素が大きいですが、お月様の変化にちょっと時間がかかる分、飽きてしまうかもしれません。過去のデータを調べ、記憶を辿っていくと、2014年10月8日の皆既月食の、写真を撮っていました。今朝まで忘れていました。 日記に書くとは思ってもいなかったので、かなり適当な写真ですね。18時ごろから掛け始めています。 デジカメのデータ記録によると、写真は18時14分から撮っていました。本当に雑な写真ですね。天文ファンではないので悪しからず。18時17分。 3分程度の経過では、ほとんど変化が見られません。それにしても、ピントがあまいなぁ18時19分。 さらに2分程度経過しました。上の写真と区別がつきにくいですね。間違い探しのクイズのようですデジカメのデータがアシストしなければ、同じ写真と勘違いするところでした。よく見ると、明暗の際の模様が微妙に異なります。18時25分。 暗い部分がかなり増えてきました。明暗の際の模様も全く異なります。18時35分。 半分近くが暗くなりました。30分経過しています。皆既月食は、欠け始めてから満月に戻るまで、3時間程かかります。 まだ先は長い、長い。書き始めて気が付きましたが、お月様の方が書くこと満載です。準備不足ということもあり、今日の日記はほんの触りだけ。地球の影に入っている部分が、何故赤銅色なのか等、明日以降の日記に記します。全て書き終わるまで、2日ほどかかってしまうかもにほんブログ村アウトドアなんでもOKなんでもアウトドアトラックバック!アウトドア・薪ストーブ・キャンプ・釣り
2017.05.29
5月28日(日)今日も早朝はすっきりと晴れない天気でしたが、昨日と同じように、午前8時ごろから晴れ間が広がってきました。三日月は見られるでしょうかね天気予報では晴れです。 天気図でも、問題はなさそうです。何かと忙しいのですが、今日の午後はロケットストーブをいじってみましょう。そのことは、後日の日記に書きます。折角、お月様と地球と太陽のことを日記で整理しましたから、もう少し記しておきましょうか地上から見るお月様と太陽の見かけの直径はほとんど同じです。これは偶然とはいえ奇跡的なものを感じますねただ、お月様と地球の公転の軌道はやや楕円なのだそうです。そのため、お月様も太陽も見かけの直径は常に変化しています。お月様と地球の関係だけでいいますと、お月様が地球に近づけば大きく見えますし、離れれば小さく見えます。仮に下の図のような楕円軌道であったとしましょうか。 あくまでも仮定ですよ有明の月辺りでは、地球に接近しますから、大きく見えますよねまた、三日月や寝待月辺りでは離れますから、小さく見えることになります。地球と太陽の関係も同じです。地球が太陽に接近すれば、太陽は大きく見えますし、離れれば小さく見えます。ここまでは予習です。 ここから日食の話。日食は、太陽と地球の間にほぼ直線で月が挟まり、太陽が月に隠されて、地上から太陽が見えなくなってしまう現象のことですよね。簡単な図で示すとこのようなイメージ。 あくまでもイメージです地球が太陽より大きいわけではありませんこれは、皆既日食の例。太陽は完全に隠されて、お月様の影だけが見えます。自分と子供の間に、大きな人がいて子供の姿が見えない、そのような感じです。こちらの図は金環日食。 月の外側に太陽の光がはみ出して、明るく環状に輝いて見えます。この他に、部分日食しか見られない場合もあります。日食は新月の日だけに出現します。 必ず新月です上の2つの図の位置関係を見ていただくと分かると思います。太陽と地球の間にお月様が位置する日は、新月の日だけです。 これは復習ですね。とはいいながら、地球が太陽の周りを廻るの公転の軌道面に対して、お月様が地球の周りを廻る公転の軌道面はやや傾いています。そのため、新月の度に日食が起きるわけではありません。軌道面が完全に一致していたら、たいそう面白かったかもしれませんね新月の度に大騒ぎ、天変地異じゃないかと。 当たり前だからならないかさて、今年の日食の予測はどうなっているでしょうか。国立天文台の website によると、8月22日に皆既日食が起こります。 残念ながら、日本では見られません。北太平洋、アメリカ、北大西洋などで中心食が見られるとのことです。良い子の子供達は、ちょうど夏休みの期間です。お父さんにアメリカに連れて行ってもらったらどうでしょうか。すでもツアーの募集も始まっているようです。う~ん。 お父さんは夏休みじゃないんですけれどにほんブログ村アウトドアなんでもOKなんでもアウトドアトラックバック!アウトドア・薪ストーブ・キャンプ・釣り
2017.05.28
5月27日(土)今日は、仕事はお休みの日。待望のと言いたいのですが、朝目覚めた時点では、お天気は芳しくありません。厚い雲から霧のような雨が落ちてきています。早速、天気図のチェック。昨晩の天気図です。 高気圧も低気圧も歩みは鈍いですな。しかし、ゆっくりと回復に向かっているようです。昨日の日記の続きで、お月様の話。お月様が見える時間は、毎日何故ずれていくのかを、もう少し考えてみましょう。暦を見ますと、月の出はだいたい1時間弱ずれていきます。地球の周りを約1か月かけて1周しますから、当たり前といっちゃ、当たり前なのですが・・・。しかし、お月様の場合は、御自身では光りません。地上からの見た時、話はそれほど単純じゃありません。下の図は、上弦の月。地球は1日かけて1回自転しています。といいますか、1回の自転に要する時間を、1日にしようと昔の人が決めたんですね。すごくざっくりとした図ですが、地表の白い部分が太陽の光を浴びていることを表します。②の反対側が日の出、②が日の入りとなります。②の反対側では、東の地平線から太陽が顔を出します。②では、西の地平線に太陽が沈みます。地上からはお月様も同様です。45度ほど左廻りにずれますが、①が月の出、③が月の入りとなります。最も最近の上弦の月は、5月4日辺りです。国立天文台の website のデータを覗きます。東京では、月の出が12時12分、月の入りが翌日の1時2分となっていました。下の図では、①が12時12分、③が1時2分 ということになります。12時12分と言いますと、昼日中ですね。 昼食のお時間。 明るいです。お月様は見えません。この日の日の入りの時間は、18時30分です。辺りが暗くなり始めるころ、お月様が見え始めます。下の図では、②の時間が18時30分になります。この日の上弦の月の南中は19時です。②の時点で、ほぼ南の上空に、あたかも突如出現したかのように見えるわけです。そして、③の時刻に西の地平線に沈みます。タイムマシンで50年近く時を遡り、小学生の自分にレクチャーしたいですね。遊び呆けていた良い子でしたから、聞いちゃくれないでしょうけど・・・続いて下の図は三日月です。上弦の月と同様、①が月の出、③が月の入りです。 ②が日の入り。 ①の月の出は、日の出より後ですから、まず見ることはないでしょう。①から②の間は明るいですから、お月様を肉眼で見ることはできません。最近の三日月は4月28日か29日辺りです。4月28日としますと、②の日の入りの時刻は18時25分。この辺りから夕暮れとなり、お月様や星たちが見え始めます。三日月は既に西の空へと移動済み。 正確には地球が自分で回っちゃったんですけど。③の月の入りの時刻が20時22分でした。 この日は2時間程度しか見られなかったことになります。このように、厳密な陰暦3日目の三日月が見られる時間は、1月で僅か2~3時間ですそれにも拘らず、人々の活動時間帯に普通に見られることや、新月から実質上初めて見られるお月様ということもあり、愛らしいそのお姿は、古今東西、満月や弦月と並んで愛でられてきましたね上弦の月までの数日も、広く三日月とよんでいるほどですから・・・フランス語でクロワッサンといいますと、三日月のことを表します。クロワッサンはパンしか思いつかなかったのですが、元祖はお月様だったのですね。知りませんでした。次の三日月は、5月28日(日)。 そうです、明日なんです。お天気は良さそうです。 見られるかもしれませんね。もう一つ、ダメ押し。 寝待月。 初登場です。①が月の出。②が日の出。③が月の入り。最近の寝待月は、5月15日辺りです。①が22時13分で、②と③は翌朝で、それぞれ4時36分と7時46分です。夜の10時過ぎに東の空に現れ、夜中にかなり西に移動した時点で、朝を迎え見えなくなってしまいます。月の出が遅いので、寝ながらお月様を待ちますが、ひょっとしたら見る前に待ちくたびれて寝てしまった、そんな時間に現れます。下弦の月、有明の月については、それぞれ上弦の月と三日月の鏡合わせとなります。頭の中で想像してみましょう。お月様の異名もなかなか面白いものですな。様々な website で紹介されています。このようなカレンダーも売っています。 もうカレンダーの時期ではないですけど。【壁掛】2017年大判カレンダー 月齢 [ 天文ガイド編集部 ]価格:1730円(税込、送料無料) (2017/5/27時点)にほんブログ村アウトドアなんでもOKなんでもアウトドアトラックバック!アウトドア・薪ストーブ・キャンプ・釣り
2017.05.27
5月26日(金)2日続けてお天気は愚図ついています。ちょうど新月の時期で、晴れていてもお月様の姿は確認できません。奥様のパワーストーンの浄化の件から、お月様にも関心が向くようになってきました。晴れている夜には、時々上空を見上げています。トップの写真は、5月11日(木)の満月の写真。空気中の水蒸気に光が乱反射して、大きく膨らんで見えます。お月様は毎日形が異なって見えますね。新月から満月、満月から新月へと、30日弱の周期で見え方が変化します。幼少の砌、小学校のころかなぁ、この原理を理解することが苦手でしたとても分かり難かった記憶があります。従って、当然スルー。 知らなくたって何の支障もございませんでした。これじゃ、困るなぁ。 子供に示しがつかない。ということで、小学校のお勉強のやり直しです。見え方が異なるといっても、勿論お月様自体の形はいつも球です。形が変化しているわけじゃないお月様は、地球と同様に自ら発光していません。 太陽の光を反射しているだけですね。従って、お月様と地球と太陽の位置関係で、見え方が異なることになります。4月19日(水)下弦の月。この3者の位置関係は毎日異なります。地球は自転も公転もしていますし、お月様は地球の周りをぐるぐる廻っているからです。どちらも時計と反対廻りですね。まぁ、正確にいえば、一時も同じ位置関係にはありません。簡単なお絵描きをしてみました。お絵描きも苦手なジャンルですが、頑張ってみました。新月、三日月、上弦の月、満月、下弦の月、有明の月と地球の位置関係を表しています。一番単純な位置関係は、新月と満月です。太陽と地球の間にお月様が挟まりますと、地上からはずっと影になっている部分を見ることになります。この状態お月様を新月とよんでいます。お月様と太陽がランデブーしていますから、地上からは、明るい太陽の光に隠されて、全く見えません。4月11日(火)の満月。反対に太陽とお月様の間に地球が位置していますと、お月様が照らされている部分が丸見えですから、この状態の時は満月といわれていますね。地上から見ますと、夕方に東の空から登り、朝方に西の空に沈むまで、お月様は一晩中天空で輝いています。実は、満月が一番見るチャンスの多いお月様なのです。次に分かり易い位置関係は、上弦の月と下弦の月です。上弦の月は、お月様が新月から満月に向かう、ちょうど中間の位置にいる時、地上から見える姿です。お月様の右半分が太陽に照らされているので、その部分が明るく輝いて見えます。夕方暗くなると中天に現れ、夜半には西の地平線に沈みます。これは下弦の月です。5月19日(水)の午前4時に撮った写真です。下弦の月は、お月様が満月から新月に向かう、ちょうど中間の位置にいる時に、地上から見える姿です。お月様の左半分が太陽に照らされているので、その部分が明るく輝いて見えます。夜半に東の空からのぼり、明け方には中天に達しますが、陽が登り、空が明るくなりますと見えなくなってしまいます。上弦の月も下弦の月も、欠けていない半円を弓に見立て、弦に矢を番えた姿を仮想すると、その矢の先に太陽が位置しています。 太陽から光が来ますからこれ当たり前です。下の図は、良く考えずに描いてしまいました。上弦の月が東の空から登り始めるところです。しかし、太陽が空を支配する昼間ですから、地上からは見ることができませんね。先日の日記に登場した、有明の月の場合は、名前の通り夜明けに東の空から現れます。このお月様は、直ぐ後から太陽が追いかけてきますから、夜が明けて空が明るくなると、見えなくなってしまうわけです。5月22日(月)の有明の月。逆に三日月は、太陽が西の空に沈み周囲が暗くなると、やっと西の空に見えるようになりますが、直ぐに太陽を追いかけるように、西の地平線に沈んでしまいます。4月30日(日)の三日月、正確にいうと1日後の姿。何とか、頭の整理ができてきました。これまで、あまり真剣に考えたことはありませんでしたが、いまだ、小学校を卒業できていなかったということでしょうかしかしなぁ、これを体系的に理解するのは、普通の子供には難しいでしょ丸暗記するしかないだろ。 それも大変。自分の不出来を棚に上げるわけではありませんがね・・・現象だけを見ますと、お月様は必ず東から登ってきます。これはたぶん皆分かっている。でも、登ってくる時間が毎日ずれるってことはどうよ5月23日(火)、有明の月の翌日の月。このようなこと、普通に遊び呆けている子供達が、何故だろうと真剣に考えますかね日が暮れますと、多くの家庭では、母親に早く家に帰って来なさいと叱られます。お月様を見られる時間に、家の外に出られることは、滅多にありません。晴れの日ばかりでもありませんし、子供のヒーローはやっぱり太陽です。上弦の月や、下弦の月ですら、どちら向きであったか忘れます。 西の空に見える月の形で、上弦、下弦としています。しかし、下弦の月を西の空で見ることは普通ないでしょ。 真昼間ですから・・・。中天ではどちらの月も、真直ぐ立っていますよ。だいたい夜中まで起きていません。 良い子は早く寝ます。朝はなかなか起きられません。 寝る子は育つといいます。ほんと、自己弁護ではないのですが・・・。特に、下弦の月は深夜から早朝に見えるお月様です。子供にとっては見るチャンスが少ないお月様ですね。そのせいか、普通の人にとって、弓張月(弦月:半月)は上弦の月の方が馴染みがあるはずです。また、三日月と有明の月を比べると、やはり三日月の方が親しみがありますよねお月様が見える時間帯に付いては、明日の日記でもう少し考察します。にほんブログ村アウトドアなんでもOKなんでもアウトドアトラックバック!アウトドア・薪ストーブ・キャンプ・釣り
2017.05.26
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