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6月16日(土)今日も朝から曇り空。雨粒は落ちてきていないものの、お陽様はまだ顔を出していません。しかし、明日にかけて次第に回復する予報。 期待しましょう。深夜のスペインVSポルトガルの試合は、やはり好試合でしたね。一進一退の攻防は見応え満載。 ボゼッションサッカー対カウンターサッカー。両国の持ち味が存分に発揮されたようです。ポルトガルのクリスティアノ・ロナルドはハットトリック。1点目のPKは置いておいても、2点目のゴール正面からのシュート、3点目のFKは圧巻の神業でした。名手ダビド・デ・ヘアもお手上げ。スピード、パワー、テクニックを存分に発揮。 本当にDF、GK泣かせの選手です。一方のスペインも、1点目のディエゴ・コスタのこれぞFWという個人技。そして、3点目のナチョの糸を引くようなスーパーボレーシュート。何れも見事でした。ダビド・シウバのFKから始まった、2点目の連携も素晴らしかったですね。正確無比な壁裏へのFKを、セルジオ・ブスケスが頭で中央に折り返し、ディエゴ・コスタがDFより早く詰め押し込みました。このような点の取り方は日本代表にもできるはず。是非見せて欲しいものです。それにしてもこの試合、感嘆の連続でしたぞこれからの約3週間、どのようなドラマが待っているのか楽しみです。昨日の日記では、日本発アウトドアスタイルのテントブランドを洗い出し並べてみました。復習しますと、以下の通り。 並びはあいうえお順です。キャプテンスタッグ、キャンパルジャパン、スノーピーク、テンマクデザインドッペルギャンガーアウトドア、ノースイーグル、ユニフレーム、ロゴスこのなかで、コアなアウトドアファンに支持されてきたブランドは、やはり、キャンパルジャパンとスノーピーク(スノピ)でしょう。あくまでも、テントの話限定ですが・・・。今日の日記は、スノピについてまとめてみました。テント、タープ、焚火台、キッチン用品など、ご愛用の方も多かろうと思います。1958年に創業された当時は、金物問屋だったようです。 社名は山井幸雄商店。場所は新潟県の燕三条。 世界的に有名な金属加工業の集積地です。和釘の生産から始まったこの地の金属加工は、煙管や鎚起銅器、更にはステンレス製カトラリー等の製造へと移り変わる過程で、多くの金属加工技術を集積していったそうです。これらの技術がさらに融合し、時代にマッチした製品を今でも産み出し続けているのだとか。因みに、ユニフレームとキャプテンスタッグもこの地域で生まれたブランドです。このような地で、初代社長の山井幸雄さんが金物問屋を始めたのですが、 この山井幸雄さんは登山家で、谷川岳をこよなく愛していたそうです。既存の登山道具に満足できず、燕三条の優れた職人技術を活かし、仮説と検証を徹底的に繰り返してオリジナルの登山用品を開発したのだとか。1963年にスノーピークの名称を商標登録し、このブランドが世に生まれたのでした。ということは、スノピの原点は登山であったということですね。アウトドア関連に裾野を広げ始めたのは、1988年頃のようです。更にアパレル関連にも乗り出していますが、これもアウトドアスタイルの商品ラインナップ。初代の社長さんが登山大好きの方であって、もの造り、もの創りにこだわりのある方であった、ということを強く感じさせられる製品構成となっています。そして、スノーピークの商品は数有れど、やはりテントとタープは外せないですね。親爺がアメドを使い始めた頃、スノピのテントの展開は、アメドとランドブリーズ(ランブリ)の2種類だったと記憶しています。当時は、ランブリがハイエンドで大型なモデルですが、ちょっと方向性が違うかなと感じ、パスしてしまいました。アメドはエントリーモデルだとよく言われます。しかし、基本機能は上級モデルと匹敵するポテンシャルを秘めています。何回も書きますが、いや、本当に良くできたテントだと思っています。少なくとも親爺にはピッタリですね。少し紹介しますと・・・。フライシートやフロアの耐水圧は1,800mm。この数値自体は、コールマンのタフドームのスペックより低いぐらいです。しかし、アメド等スノピの凄いところは、ミニマム1,800mmとしているところ。この意味するところは、解説無しでは分かり難いですね。ミニマムというところは、テント生地全体の中で最低値が1,800mmということ。即ち、全ての部分が1,800mm以上の機能を備えていることを保証しているのです。おそらく、タフドームの2,000mmや3,000mmの数値は、生地全体の平均値ではないのかとされています。これでは、ある個所から漏水、浸水する可能性もあるということですね。出入り口は三か所。あらゆる天候を想定しますと、サイドの出入り口はポイント高いです。軽量。強靭なジュラルミン製ポールは、エンドが色分けされていて設営時に迷いません。インナーテントとフライシートの接続部分のテープも色分けされていて、やはり迷わず設営が可能です。背丈を抑えたフォルムは、流線型でスタイリッシュです。そして強風の中でも、テントに当る風を上手く逃がしてくれます。風速10m、降水量10mm程度の天候であれば、間違いなく雨水からも風からもテント内部を完全に守ってくれます。何も心配することなく、就寝することができます。以前、4泊5日のうち2日間もかなり強い雨に打たれたことがありましたが、何の問題も起きませんでした。但し、標準装備のジュラルミン製ペグは、軟ではないのですが、長さがやや短いのではないかと思っています。我が家は、同じスノピのソリッドステーク40を買い足して補強しています。なお、これもオプションですが「ペグハンマーPro」も製造されています。打撃部に銅ヘッドを装備するPro.CとオールスチールのPro.Sの2モデル。このうち、銅ヘッドのPro.C、オシャレ感満載ですが、柔らかい銅は直ぐに変形してきます。 打撃時の衝撃緩和とされていますが、変形するのが可哀想でペグダウンに使用するのは止めました。ヘッド後部にフックがあって、拭けにくいペグを抜くときは楽です。従って撤収時には使っていますよ。ペグダウンにはホームセンターで売っているゴムハンマーを使っています。これは腕に響くような衝撃もありませんし、カンカンという大きな音も出ませんし、たいへん丈夫です。しかし、オシャレ感は ”ゼロ” ですね。さて、今年はスノピの60周年とのこと。気になるニューモデルがリリースされています。スノーピークの website よりヴォールトというテントですが、おそらくスノピ初のかまぼこ型テントです。前室部分はアメドと似ていますが、本体部分は形状が全く異なります。最大の違いは、アウトフレーム構造であること。インナーテントは、アウトフレームから吊るす構造。アメドとは全く逆になります。出入り口は3か所、耐水圧はアメドと同様1,800mmミニマム。基本性能はほぼ同様の感じです。設営はひょっとするとヴォールトのほうが楽かも。もちろん未使用なので、対候性はコメントできません。スノピの製品は、どれもがお洒落だけれど品があって、その上、機能性、耐久性も十分備えていますね。あまり流行などに気を取られず、もの造り燕三条のスノピらしい、確かな製品を開発し続けていただきたいものです。ところで、スノピの製品には保証書は付いていません。それだけ品質には十分な自信があるのでしょう。にほんブログ村アウトドアなんでもOKなんでもアウトドアトラックバック!アウトドア・薪ストーブ・キャンプ・釣り
2018.06.16
6月15日(金)今朝から降り出した雨は、午後には上がりました。今晩は、FIFA W杯のスペイン対ポルトガル戦が行われます。グループリーグ屈指の好カード。今回、強豪国は良い具合に各グループに散っていますが、グループBの残り2か国、モロッコとイランは大変ですね。健闘を祈りましょう。 さて、このブログの表題は、「アウトドア親爺の徒然日記 晴れ、夏、キャンプ アウトドア」でしたかね。その表題とは裏腹に、キャンプのネタが少ないことは悩みの種。少し真面目に取り組もうかと画策していますが、企画倒れに終わるかも。情報は氾濫していますが、整理する時間がなかなか取れないのです。泣き言はこれぐらいにしまして、とにかく先へ進みましょう。一昨日のブランドリストをざっくり整理。どれもカタカナばかり。 全て横文字の表記ができます。これではオリジナルの国が瞬時には判別できませんね。さて、アウトドア系と登山系に分類します。親爺分類ですが、アウトドア系をリストアップ。で国別に整理を進めます。まず日本。キャンパルジャパン、キャプテンスタッグ 、ドッペルギャンガーアウトドア、ロゴス、ノースイーグル、スノーピーク、テンマクデザイン、ユニフレーム言わずと知れたコールマンはアメリカ。テンティピはスウェーデン。 ノルディスクはデンマーク。 ヘイムプラネットはドイツ。 ケシュアはフランス。こんなところでしょうか。あくまでも親爺調べなので、間違いが含まれているかもしれません。アウトドア系では、日本オリジンが目白押し。見慣れたブランドが勢揃いです。その中で、ノースイーグルというブランド。創業は100年近く前ですが、これまでノーマークでした。北海道が本拠地の株式会社ナニワのオリジナルブランドです。この会社、アウトドア用品を初め幅広いジャンルを取り扱う、1929年創業のの歴史ある老舗企業でした。テントやタープからアクセサリー類まで、豊富な商品ラインナップが人気だそうです。ちゃちゃっと確認しましたが、短期間のお気軽キャンプには良さそうです。いわゆる海外ブランドの方が少数派ですが、アメリカのコールマンはアウトドア業界のガリバーですね。1900年頃の創業。 1900年とも1901年とも云われます。コールマンのロゴはランプをデザインしたものですが、創業当時の事業はガソリンランタンの販売、レンタルだったのです。この頃のランタンは、灯油を燃料とするものが主流でした。ガソリンランタンはとても明るいのですが、故障も多かったようです。修理を重ねるうちに、保守点検の簡便さや耐久性についてのノウハウを蓄積し、1905年には自らガソリンランタンの製造を始めました。ということで、コールマンの得意分野は燃焼系。ランタンはもとより、ツーバーナーは嘗てアウトドア好きの憧れの的でありました。ランタンマークのアイテムを所有していますと、自分がアウトドアのベテランになったような錯覚を覚えたものです。しかし、ことがテントになりますと、決してコールマンというブランドの中核的アイテムではないようですな。我が家のテントは、20年ほど前にはコールマンのタフドームでした。巨大なスクリーンタープも使ってみたことがあります。何れも、設営には骨が折れました。特にスクリーンタープは重労働であった記憶があります。また、タフドームはかなり背が高いので、意外とフライシートを被せるのに手間取りました。当時から、カタログスペックでは、本体の耐水圧は2,000mm(たぶん)とされていましたが、何度も浸水したような記憶が・・・。 特にフロアが弱かった気がします。そんなこんなで、使わなくなってしまいました。我が家の奥様、強烈な雨女でしたから。現在は随分と改善されているのでしょうが。実証実験をしてみる気はありません。ランタンやツーバーナーはかなり活躍してくれました。しかし、LPガス仕様ということがあり、今では活躍の場を失っています。カセットガス仕様に移行していますので。 このことは何れ書きましょう。最近では、LEDのクアッド マルチパネルランタンを購入しました。これは良いですよ。 4泊5日のGWキャンプ、活躍してくれました。本当に使い勝手が良いですよ。特に夜間のおトイレなどの移動には重宝します。明るさも十分。 電池の持ち具合も十分。コールマンの魅力は、アイテムを総合展開しているところですね。価格もわりとリーズナブル。我が家では折り畳みイスもコールマンです。ファイアースタンドグリルという名前の、焚火台兼バーベキューグリルもそうでした。今では全て廃番ですが、使い勝手が良くて頑丈にできていますよ。にほんブログ村アウトドアなんでもOKなんでもアウトドアトラックバック!アウトドア・薪ストーブ・キャンプ・釣り
2018.06.15
6月14日(木)今日は一日薄曇り。今年の梅雨はジメジメ型ではなく、ザーと降ってパッと晴れる型だそうです。連日、シトシトピッチャンよりは良いかもしれません。お陽様のお顔を拝まないと気が滅入ってきます。今晩から4年に一度のフットボールの祭典、FIFAワールドカップ ロシア大会が開幕します。 明日から寝不足の人も増えそうです。さてテントの幕体として、近年人気のT/C素材。ポリエステル繊維と綿の混紡です。それなら、P/C素材だろうと突っ込みたくなりますが・・・。ポリエステルは樹脂の一般的名称ですから、ポリエステル繊維といっても問題はないのですが。ポリエステル樹脂には幾つか種類あるようです。代表的なのがポリエチレンテレフタレート、略してPET。そうです、ペットボトルのPETです。さて本題ですが、T/C素材とは、テトロン/コットン素材の略だそうです。テトロンとはポリエステルからできた繊維のこと。1958年に、帝人と東レがポリエステル繊維を導入した際、それぞれの会社の頭文字を1つずつ取り、さらにナイロンを真似して付けた商標がテトロンなのです。従って、正確な表記はテトロン®️。 面倒くさいからテトロンとしておきます。アメリカではダクロン®️(アメリカ・デュポンの商標)と呼ばれています。釣糸にも良く使われている合成繊維ですね。東レの釣糸のご愛用者も多いのではないかと思います。「相変わらず寄り道が多いな。なかなか本題に行かないぞ」T/C素材はポリコットン素材とする場合もあります。ポリエステル繊維とコットンの混紡ですからポリコットン。これも何だか安易な命名ですが、T/Cと同じと考えて問題なさそうです。テトロンと綿の良いとこどりをしているのがT/C素材の売りとか。テトロンと綿の混合比率を変えることで、性質を変化させることができるようです。T/C素材のテントは、テカテカ・ツルツル感はなさそうです。綿の質感が上手く出ているようです。確かになぁ、森の中、草原、湖畔等、自然の中では相性抜群。インスタにも映えます。 ファッション系としては、人気が出るのも頷けますな。大昔の綿素材onlyの時代は別にして、従来のテントの幕体は、ポリエステルかポリアミド(ナイロン)のファブリックが主体でした。ポリエステルは、吸水性がほとんど無くメインテナンスが楽です。耐久性も十分持ち合せ、張があって折れ目が付きにくいというメリットもあります。ポリアミドは、ポリエステルより更に軽くて、耐摩耗性が高く丈夫なので、登山用のテントに多用されますね。どちらも帯電し易いのが欠点ですが、テント素材としては問題ないでしょう。ポリエステルの特徴には、美しい光沢があるという長所もありますね。そして用途展開も多様なものがあり、超極細、異形断面、中空等多岐にわたる繊維が開発されています。世界で最も繊維に使用されている樹脂なんですよ。一方、綿素材の布は,帆船の帆にも使われたようにたいへん丈夫です。そして、非常に柔らかく吸湿性が高く通気性も良好ですね。したがって、綿素材を衣類に使いますと、肌触りが良くて、夏には汗を吸収し風を通しますので涼しく感じます。また中空構造なので、適度な保温性もあります。また燃え拡がり難いという特徴も併せ持ちます。江戸時代には、火消しの半纏にも使われたほどです。また静電気も帯び難いです。この特徴は、テントの幕体にも活かされてきました。ただし、大きな欠点もあります。それは、第一に吸湿性つまり吸水性が高いということ。つまり、悪天候に弱く汚れがつきやすいということです。そして第二は縮み易いということ。形が変形してしまいます。このように、ポリエステルと綿を比べると、丈夫さ以外は、ほぼ相反した特性を持つことが分かります。そこで、この2種類の繊維を混ぜて糸を撚り、その糸で布を織りあげるとどうなるかということになりますね。良いとこ取りのの理想の布になりはしないかと。綿素材は水を含むと膨張するという特徴があり、雨が降って水を含むと自ら生地の隙間を埋めてくれるため、耐水圧が高くなくても雨が下まで落ちるのを防いでくれるらしいです。本当かなぁ。 耐水圧は300mm~400mm程度ということでありますから、アメドの1/5~1/6以下。 うーん、考えちゃいます。テントの中が濡れた状態というのは、たいへん居心地の悪いものです。本当これは最悪です。T/C素材は火の粉に強いのも特徴と言われています。 これは良いね。テントの中でも火が扱えるとか。ポリエステルは火に弱いのですがコットンは比較的火に強いためですね。確かにポリエステルやナイロン等、合成繊維は熱に弱い。しかし、我が家のアメド、未だに穴を空けたことはありません。もちろん、テントの中で煮炊きは考えたことがありませんがね。素材としての特徴はそんな感じですが、T/C素材ののテントってどうなんでしょうか。考えられるのは、晴れた日に使うのにはいいんだろうな、雨の日は逆にデメリットもかなり感じられてしまうんだろうなということ。つまり天候の変化を伴う、少々長期のキャンプには天候を見計らっての、短期滞在のキャンプには気持ちが良いかもしれません。冬キャンプにも向いていそうです。 テントの中でストーブ焚いても大丈夫そうです。焚き火の火の粉がついても大丈夫そうですしね。欲をいえば、雨降り用のポリエステル素材の耐水圧バッチリのテントと、晴れを快適に過ごす用のT/C素材のテントの両方があると良いのではないでしょうか。しかしねぇ、両方持って行って天気を観ながら張り替えるのはどうでしょうかそこまでする人はまずいないでしょうね。にほんブログ村アウトドアなんでもOKなんでもアウトドアトラックバック!アウトドア・薪ストーブ・キャンプ・釣り
2018.06.14
6月13日(水)今朝はすっきりしない梅雨空です。天気予報では晴れになっていましたが・・・。湿気はありますが、気温は低めで過ごし易いですね。昨日はキャンプスタイル全般に関して、最近感じたことを書き薙ぐってしまいましたが・・・。しばらく潜伏していたキャンプブームも、以前とはやや姿を変えて復活しつつあるということでした。スタイルが変われば道具も変わるということで、今日はキャンプ道具のことを考察。まずは、その中でもコアなギアアイテム、テントのことから始めましょうか。我が家がGWに訪れた、五光牧場オートキャンプ場では・・・。以前は滅多に見かけなかった、尖った三角錐のようなものから、球体のドームのようなものまで、様々な形のテントが建っていました軍隊の天幕のようなものもありました。 何じゃこりゃ、という感じ。親爺がキャンプを始めた頃、キャンプ場のテントといえば、ロッジ型、ドーム型が多かったとの記憶があります。もっと時代を遡れば、学校のキャンプ行事は軍隊式の三角柱を倒したタイプでした。懐かしい思い出です。大きさはかなり異なりますが、 ツーポールとツェルトを組み合わせますと、このタイプの簡易テントが直ぐにできあがります。ハードな登山家の必須アイテムですな。ツェルトは多目的に使えますし、何よりもコンパクトで軽いですから重宝しますね。話を戻しまして、キャンプ場で使用する多人数用のテントのこと。今から20年以上も前は、グリーン系のテントがサイトを席巻しておりました。コールマンのドーム型と小川キャンパルのロッジ型が幅を効かせていたように思います。どちらも緑色。 色が濃いコールマンと色が薄い小川キャンパル。だから、キャンプ場は緑の斑に見えたのですな。日本に於けるアウトドアブームのピークは1990年代ですが、まさにこの時代を代表するファミリーテントの双璧であったわけです。その後、スノーピークやユニフレームといった新潟県の燕三条地区を本拠地とする国産メーカーが勢力を拡大しました。スノピのアメド(アメニティドーム)は、今でも良く見かけます。我が家も、10年ほど愛用していますよ。テントは寝る場所と割り切れば、これ程使い勝手が良くて、品質が確かで、コスパの高いテントはあまり有りませんね。最近のキャンプ道具としてのテントは百花繚乱です。 オシャレ系のテントが勢力拡大中ですね。テントのブランドにしても、北欧系のヒルバーク、ノルディスク等、あまり聞き慣れない名前が出てきました。テントの形状もバリエーション豊かになってきました。アメリカインデアンのティピー、モンゴル人のゲオ(中国語ではパオ)を模したものや、ワンタッチ型、カマボコの様なシェルター型と、用途に合わせて様々ですな。スノピのアメドの凄いところは、ファミリーテントなのに対候性が優れているところ。我が家は長期滞在キャンプが多いので、当然のこと悪天候にしばしばみまわれます。しかし未だ嘗て、雨漏りや浸水や結露の経験はありませんよ。台風直撃でも、しっかりと設営できれば大丈夫じゃないかと思ってしまいます。実証実験はしておりませんので、試さないでくださいね。最近のファッション系テントは、その辺りどうなんでしょうか。さて、今時日本で入手可能なテントブランド、どれくらいあるのかググってみました。結果は以下の通り。 とりあえず、あいうえお順。アライテントエクスペドエムエスアールキャプテンスタッグキャンパルジャパンケシュアコールマンシェラデザインズシックスムーンデザインズスノーピークダンロップテラノバテンティピテンマクデザインドッペルギャンガーアウトドアニーモイクイップメントニゴアーノースイーグルノルディスクビッグアグネスヒルバーグファイントラックブラックダイヤモンドプロモンテヘイムプラネットヘリテイジマーモットマウンテンハードウェアモンベルユニフレームヨーレイカラブロゴスまたまた、「何だこりゃ」ですな。 こんなにあるのかという感じ。よく探しますと、これ以外にも幾多もありそうです。日本では以前から聞きなれたブランドから、聞いたことないブランドまでずらり。全て横文字なのが笑えますが・・・。 何でだろう。アウトドアのイメージは、やはり先進地帯の欧米系なのでしょうか。ざっくりと言ってしまえば、彼らは狩猟民族であって、此方の農耕民族とは文化的背景が違いますな。アウトドアは血が騒ぐのでしょ。しかし、これだけあると整理するのは骨が折れそう。ともあれ、各ブランドに少し興味が湧いたのでおいおい調べてみましょう。にほんブログ村アウトドアなんでもOKなんでもアウトドアトラックバック!アウトドア・薪ストーブ・キャンプ・釣り
2018.06.13
5月13日(日)今日のお天気は、午後から下り坂。 朝から湿った風が吹いていました。予報通り、午後3時頃から雨が降ってきました。日記は、野辺山高原キャンプのお話の締め括り。肝心な事を書き忘れていましたよ。今回お世話になりました、五光牧場オートキャンプ場のまとめです。トップの写真は、我が家のサイトの後方から見た景色。眺めは最高です。 キャンプ場の位置は八ヶ岳の東側。今の季節、真後ろの山から陽が上り、八ヶ岳の盟主赤岳の上に陽が落ちます。この朝夕の景色を眺めるだけでも、来た甲斐がありますよ。ただし、標高は1,400m程。 朝晩の冷え込みは、かなり堪えますね。季節は一月以上遅れている印象です。我が家のサイトの後方の小梨の樹。 お花が満開です。梅、桜、桃がほぼ同時に咲いていました。樹々の新芽も芽吹いたばかり。 早春の風景です。さてこの景色は、5月2日の様子。 連休の谷間、平日ではありましたがとても空いていました。天気が崩れるとの予報も影響したかもしれませんね。夕方には、広大な敷地の中、本当にポツリポツリとテントが建ちました。一番近くのお隣さんまで、50mは離れていたと思います。一番お客さんが多かった、5月4日の午後7時頃。サイトの灯りがソコココに見えますが、それぞれがゆったり過ごしています。ぎゅうぎゅう詰めのキャンプ場や、区画型キャンプ場では味わえない贅沢三昧ですね。お天気が良い日の朝、早起きをすればご褒美があります。後ろから陽が上りますので、いち早く背の高い八ヶ岳に陽が当たります。山腹が赤く染まり、とてもきれいです。まだ雪が残っていますので、一層神々しい眺めですな。この写真が、一番リアルに近いでしょうか。コーヒーでも飲みながら、ゆったりと景色を愛でれば、これは至福の時を過ごすことができますね。ただし、朝5時頃までに早起きできた方の特権です。こちらは、夕景。晩御飯を食べながら、八ヶ岳のシルエットを満喫できます。ここまで良いところばかり書いてきましたが、当然ムムムと感じる点もあります。第一は、キャンプ場全体が傾斜地であること。水平の場所は電源サイトなど、ごく僅か。テントを張る時には、向きに気をつけましょう。第二には、トイレのこと。現在、だだっ広い場内にトイレは一か所。 入り口に近い場所にあります。何せ広大なキャンプ場ですから、奥の方にサイトを構えますと、トイレへの行き帰りはかなりの距離を歩くことになります。しかも、山下り、山登り。 強制労働です。 ダイエットしたい人にはバッチリかも。冗談はさておき。個室の中は設備の配置がちょっと変。タンクがやけに前進しているのです。 大げさに言いますと、個室の中央に陣取っています。そのため、人が座るスペースは超狭い。これも大げさに言いますと、直ぐ目の前がトイレのドア。身動き取れません。 大男はどうしているのだろうと、心配になってしまいます。傾斜には平気だった奥様も、おトイレの件はたいそうご不満だったようです。キャンプ場の管理人さんのお話ですと、夏のシーズン迄には増設予定とのこと。それには期待いたしましょう。さて、気になる利用料ですが、車一台四人まで¥5,200也。一見高そうに感じますが、ここにはお風呂があってお風呂代込み。狭っ苦しいサイトとは無縁ですから、けっこうリーズナブルに感じました。高規格型キャンプ場がお好みの方には、「boo」かもしれません。お風呂の設備は少々古いのですが、十分広くて清潔です。もちろん温泉ではありませんが、十分に気持ち良いお湯です。ただし、備え付けのボディシャンプーは奥様に不評でした。洗浄力が強すぎるようです。 気になる方は愛用の物を持参しましょう。ここはキャンプ場の受付です。明るくて親切な若者が応対をしてくれます。ここでチェックイン、チェックアウトをします。受付の横の GOYO CAFE です。天然氷を使用したかき氷が名物なのですが、あまりにも寒い日が続き、一度もお邪魔できませんでした。受付から見た、キャンプサイト方面。 山の斜面に広がっています。お買物は、近くにセブン、ローソンのコンビニ、そして、びっくり市という大きな八百屋さんがあります。 お土産物も安いですよ。本格的なスーパーに御用の節は、車で20分ほど走らなくてはなりません。川上村の中心部にあるスーパーナナーズ川上店です。小海線の信濃川上駅とはかなり離れています。 お間違いないようにしかし景色を観ながらほどよいドライブになります。 品揃えはかなりよろしい。キャンプ場の入り口には、このような池が広がっています。池の畔には、きれいなお花が種々咲いていました。下のお花は、残念ながら現在のところ種は不明です。 アマナに似ていますがどうでしょうか。ニリンソウです。フデリンドウ。 ハルリンドウとそっくりですが、葉の形で見分けます。葉が丸っこいとフデリンドウです。タチツボスミレ。カンスゲの仲間でしょう。キャンプ場内には、シラカバやカラマツの大木が生えています。いろいろな鳥が生息していないかと期待していきましたが、シジュウカラやウグイス、キジ以外は詳細不詳です。大木に遮られたこともあるのでしょうが・・・。なお、当たり前ですが直火は全面禁止。 きれいな野柴のサイトです。焼け焦げの上にテントは建てたくないでしょ。 ペット同伴は可能ですが、節度ある管理をお願いしたいものです。ゴミの引き取りは有料です。炊事場はとても清潔ですが使用時間は午後9時まで。それ以降は照明が消えることになっています。完全なフリーサイトですが、やや混雑している際は、他のサイトの車の動線を塞がないようにしましょう。水捌けは良好なようでしたが、テントを張る際は水の流れる道にも注意しましょう。ほぼ全ての場所が傾斜地で、しかも丘、谷がありますよ。まとめは大体こんなところ。ハマる人はどっぷりハマる ダメな人はとことんダメ賛否両論、評価が両極端に分かれそうなキャンプ場です。 親爺はもちろん派です。 にほんブログ村アウトドアなんでもOKなんでもアウトドアトラックバック!アウトドア・薪ストーブ・キャンプ・釣り
2018.05.13
5月12日(土)今日も好天となり、気温は25℃まで上がりました。しかし、湿気はあまり感じません。 過ごし易い一日でした。明日は天気は下り坂。 夕方以降かなり激しい雨が降るようですね。日記は、もう少しだけ野辺山高原キャンプの話。今日は清里にある吐竜の滝のことです。三分一湧水の次に寄ってみました。駐車スペースから吐竜の滝に向かう遊歩道の入り口には、トップの案内看板とともに、「クマ注意」の掲示がありました。この道は、ポール・ラッシュ記念館の裏の遊歩道とつながっています。記念館裏の遊歩道では、クマの吼える声らしきものが聞こえましたよ。「ぐぁおー」って感じでした。 奥様も聞いたから間違いない。運がとても悪いとばったり出会ってしまうかもしれません。滝へと続く遊歩道。尾根筋からは100m近く下るのですが、駐車スペースまで車で降りてしまいました。従って遊歩道は谷筋ですからほぼ平坦です。 気持ちの良い爽やかな道が続きます。吐竜の滝の位置を理解しますと、清里の地形が分かってきます。車で甲斐大泉駅付近から清里駅方面に向かいますと、八ヶ岳高原大橋という川俣川を跨ぐ大きな橋があります。 吐竜の滝はこの少し上流にあたります。川俣川は清里付近では深い渓谷となっています。その渓谷の左岸の丘の上に、清里と呼ばれる地があります。下の写真は、八ヶ岳高原大橋から川俣川上流方面を眺めたものです。谷間が川俣川。 右の台地の上が清里です。一方、清里から国道141号線で、地形通り素直に下りますと、須玉を通り韮崎に着きますが、国道の近くをずっと川が流れています。この川は川俣川と合流した須玉川で、更に下流で塩川に合流し、もっと進めば釜無川、富士川となります。つまり、清里は川俣川と須玉川に挟まれた、大きな尾根に位置するのです。川俣側沿いにはずっと上流まで遊歩道が整備されています。最初の看板ではいろいろと見所があるようです。時間と体力に余裕があれば、歩いて巡るのも良いと思います。15分ほど歩くと、上流に吐竜の滝が見えてきました。豪快に流れ落ちる滝ではありません。幾筋もの流れが岩間から染み出てくる繊細な滝です。もう少し水量が多い時は、なお一層美しいようです。滝は大まかに言って、3本に分かれています。この滝の水は、八ヶ岳南東麓の地下水が溶岩層を通り湧き出たものです。このような滝を潜流瀑と呼びます。3本の内真ん中の流れ。日本庭園を思わせる風情ですね。観る角度によって、姿がかなり異なります。落差は10m、幅は15mとのことです。とても癒されます。この鉄橋は、JR小海線のもの。遊園地の乗り物の鉄橋のようにかわいらしい。鉄橋付近の渓流です。下流側。 フライフィッシングをしている釣り人がいました。きれいな野イチゴのお花が咲いていました。これはモミジイチゴでしょう。 葉がモミジのような形をしています。クサボケのお花。帰り道のJR日本最高地点辺りから見た八ヶ岳。パノラマ写真風に撮ってみました。雲の間から日光が漏れ、光の筋が地上に届いていました。この辺り、鄙びた景色が広がっていて実に良いですね。にほんブログ村アウトドアなんでもOKなんでもアウトドアトラックバック!アウトドア・薪ストーブ・キャンプ・釣り
2018.05.12
5月11日(金)久し振りに快晴の朝を迎えました。この季節は、一年の中でも格別に過ごし易いものです。陽射しは力強く日照時間は長い、さりとて気温はそれほど高くはならず、また、湿度も低めで爽やかな日が多いですね。今日はそのような一日になりそうな予感がします。今日の日記のお題は、三分一湧水です。甲斐小泉駅から、わりと近い場所にあります。まずはトップの写真。 三分一湧水とは関係無いのですが・・・。甲斐大泉の「パノラマの湯」の入り口の案内看板です。流石に国語学者、金田一春彦博士の選文です。格調高く、それでいて分かり易い。 流れるが如く言葉が繋がっていますな。常々このような文章を書きたいと願っている身としては、思わず紹介してしまいました。「パノラマの湯」から、甲斐大泉駅経由で向かったのですが、カーナビに入力ミス。これは、「さんぶんのいち」とは読まず、「さんぶいち」と読みます。従ってカーナビは検索できず。 適当に走ったら迷子になりました。これは変だと道を引き返しましたら何気にありました。このように分かり易い所で迷う人も少ないのでしょうか。案内看板は地味でした。 見逃してしまったようですな。 お恥ずかしい限りです。駐車場から三分一湧水をめざす道です。木立の中を、一本の用水路が流れています。 渓流のような美しさです。三分一湧水の場所は、長坂町小荒間。 甲斐小泉駅からおおよそ500mの距離。石組できれいな水枡が設えてあります。下の写真で右上方が湧出口ですよ。一日に湧き出す水量は約8,500tです。 豊かな湧水ですね。水温は年間を通じて10℃前後。中央の石の下からこんこんと湧き出ています。飲用には適さないようで、農業用水として利用されていますが、田圃に引く水としては冷たすぎるような気がします。この三分一湧水は、武田信玄の発案との伝説がありますが、史実とは異なるようです。これはあくまでも伝説のようですね。この施設が最初に設置されたのは江戸時代のことのようです。この湧水の利用を巡り、下流の村落で長年続いた争いを収めるために、湧出口の分水枡に木の三角柱が据えられたのが始まりとか。としますと、分水枡自体はもっと古くから在ったことになります。この三角柱によって、湧水を三方向の村落に三分一の量ずつ平等に分配できるようになりました。これが、三分一湧水の名の由来となったそうです。現在使われている石組の分水枡は、1922年(大正11年)に完成したとのこと。水利権を持つ地区住民による管理組合や地元に方々によって管理されていますよ。とても整然とした状態に保たれています。1943年(昭和18年)には、一度山津波によって破壊されてしまいましたが、地元の方々の手で復旧しています。この三角形の石によって、水の流れが平等に三分割されているとのことですが、効果の程は疑問です。分水枡が水平に作られていて、各流れ出しの高さと幅が全く同じならば、流れ出していく水の量は同じと思われますが如何でしょうか。三方の真ん中の用水路。下流に向かって右側の用水路。下流に向かって左側の用水路。ここだけが、掘割状になっています。イカリソウがきれいに咲いていました。船の錨に似た形なのでイカリソウ。空気も水も澄んでいますから、お花も心なしか透明感があるように思えます。ここ、八ヶ岳南麓の北杜市や小淵沢市には、多くの湧水があります。八ヶ岳南麓高原湧水群といわれていますが、1985年(昭和60年)に名水百選のひとつに選定されています。三分一湧水を始め、代表的な湧水地として「女取湧水」、「大滝湧水」があげられます。他の湧水地も訪れてみたいものです。にほんブログ村アウトドアなんでもOKなんでもアウトドアトラックバック!アウトドア・薪ストーブ・キャンプ・釣り
2018.05.11
5月10日(木)平地は新緑が眩しい季節になっています。我が家のお庭のヤマボウシの樹は、お花が満開になっています。今年は一輪一輪がやや大きく感じます。 とてもきれいに咲いています。お天気の良い日に写真を撮りましょう。今日の日記も野辺山高原キャンプの余話。五光牧場オートキャンプ場から八ヶ岳方面を見ますと、白いお椀のようなものが転がっているように見えます。 トップの写真では左下です。これは、国立天文台の巨大なハラポラアンテナなのです。施設内に立ち入っての見学が可能ですので、初日に末っ子と、買い物とドライブの帰りに寄ってみました。この辺りは標高1,400m程。 周囲はまだ早春です。桜のお花がきれいに咲いています。梅や桃のお花も、ほぼ同じ時期に咲くようです。車の外に出ますと、気温は非常に下がっています。震え上がる程ではありませんが。 雲ってきましたので、日差しがないのです。駐車場から見たハラポラアンテナ群。 さながら宇宙基地のようですな。受付で記帳の後、少々期待を込めて入場します。 入場料は無料です。まずは場内案内の看板で施設の概要を把握しておきます。基本的にこの天文台は、光学望遠鏡ではなく電波望遠鏡で天体を観測します。主な設備は、45m電波望遠鏡、ミリ波干渉計、電波ヘリオグラフ、太陽電波強度偏波計です。ミリ波干渉計は、6台のアンテナをケーブルでつないで同時に観測できます。この効果は、最大で直径約600mの電波望遠鏡に匹敵する解像力です。主に天体の様子を細かく調べることに威力を発揮してきました。アンテナは専用の移動用台車を使い、最適な観測位置へと場所を変えることができました。ミリ波干渉計の案内看板です。上の線路上で子台車に乗せ、更に下の線路上で子台車ごと親台車に乗せて大きく位置を変えるのですね。あくまでも想像ですが・・・後ろから見ますと、かなりへたっています。2010年には、研究目的の使用は終わっているそうです。そしてこれが現役バリバリの45m電波望遠鏡です。ミリ波の電波を観測できる電波望遠鏡では、世界最大級の口径だそうです。キャンプ場から見えるお椀は、この45m電波望遠鏡のパラボラアンテナなのです。パラボラアンテナは意外と速い速度で向きを変えています。この大口径のアンテナで天体からの微かな電波をとらえます。この巨大なパラボラアンテナは自重が700t。この重量を支え正確に作動させるのはたいへんでしょう。傾けた時に自分自身の重さで鏡面が変形してしまいます。この望遠鏡のフレームは、変形しても新しいパラボラ面を作るように設計されているそうです。更にアップしてみます。後の建物は、2階建ての研究棟。 如何に大きいかお分かりいただけますか。そして緑が眩しい、信州大学野辺山ステーション農場の向こう側に、何やらチェスの駒のようなものが並んでいるのを発見。これは名古屋大学が運用している、電波へリオグラフです。ヘリオスは、ギリシャ神話では太陽神。ギリシャ語では、太陽そのもののことですな。 ヘリオは”太陽の”という形容詞だとか。従って、ヘリオグラフは太陽観測専門の電波望遠鏡。84台のアンテナを使い、直径約500mの電波望遠鏡に相当する解像力を実現しています。一台一台のアンテナは小さいのですが、すごい実力ですね。太陽の表面活動の時間軸は、1秒以下のものから10年以上に亘るものまで様々なのだそうです。最大で毎秒20枚の画像を得ることができるそうですよ。この性能を活かして、ビデオカメラの如く太陽の活動をモニターしています。2015年4月から名古屋大学宇宙地球環境研究所が運用を引き継いでいます。この他に、太陽電波強度偏波計があるのですが、写真撮るの忘れました。これらの日本の技術は、世界プロジェクト、南米チリ北部アタカマ砂漠の、標高5,000mの高原に設置されたアルマ望遠鏡に活かされています。望遠鏡は口径が大きければ大きいほど、弱い光や電波をとらえることができまた解像度も向上します。これはカメラのレンズと同じ原理ですね。天文学者はより口径の大きな望遠鏡の制作に苦心してきました。しかし巨大な望遠鏡は、重量や精度などの点から技術的な限界があります。この限界を越えるアイデアが、小さな望遠鏡を広い場所に並べ、連携させて1つの巨大な望遠鏡とすることです。今は運用を停止した野辺山のミリ波干渉計などの技術です。アルマ望遠鏡もその技術を応用しています。口径12mのアンテナ54台と、口径7mのアンテナ12台、合計66台を連携させることで、1つの巨大な電波望遠鏡として機能しています。66台のアンテナは可動式で、最大直径16kmの範囲内に設置することができるそうです。望遠鏡の口径は、実質16kmとなります。 ちょっとスケールが違い過ぎますね。大阪に落ちている1円玉が、東京から見分けられる能力に相当するとか。何故アンテナの位置を移動させるのか。これもカメラのズームレンズと同じなのだとか。広い視野で観測を行いたいときは、アンテナを狭い範囲に集めます。反対に狭い範囲を拡大し、より精密な情報を得たいときは、アンテナを広い範囲に展開するのだそうです。にほんブログ村アウトドアなんでもOKなんでもアウトドアトラックバック!アウトドア・薪ストーブ・キャンプ・釣り
2018.05.10
5月9日(水)今日は朝から雨模様。 けっこう降っています。気温は低めに感じます。 半袖では短パンでは寒いですね。さて、ポール・ラッシュ記念館も特出ししておきましょうか。前にも書いたようにポール・ラッシュは、キリスト教指導者研修施設、清泉寮の生みの親であり、清里の父と呼ばれていますし、日本にアメリカンフットボールを最初に紹介された方です。また立教大学の教授を務められ、第二次世界大戦後の日本を立て直すため、高冷地農村の農業を推進されるなど、日米友好の立役者としても、たいへん幅広く活躍された方です。最もその根幹にはキリスト教に基づく民主主義の普及・定着があります。さて、ポール・ラッシュ記念館は二館構成になっています。生前、ポール・ラッシュが暮らした邸宅と、資料館から成り立っていますよ。まずエントランスを入ると右手に受付があります。入場料金は、高校生以上大人¥500也、小中学生は¥200也です。 幼稚園生以下はロハ。 たぶん。 確認してはいませんが。開館時間は、季節変動があるとされていますが、午前10時~午後5時までです。入って右手にはミュージアムショップがあり、その前を通り過ぎますと、ポール・ラッシ邸に続く渡り廊下に出ます。そのまま直進しますと、ポール・ラッシ邸の玄関です。靴を脱いで上がります。中は今でも生活されているかの如く、整頓され清潔に保たれています。この雰囲気は本当にナイスです。オクタゴン(八角形)の形をした、居間と執務室(会議室付き)が正対しています。プライベートスペースには、食堂と寝室が公開されていますが、それ以外は非公開になっていました。至る所に日本の民芸品が飾られ、また、多くの人々の写真で囲まれています。とても日本を愛されていたことや、お世話になった知人、支援者を大事に思っていたお人柄が偲ばれます。渡り廊下を戻り、次は資料館に伺います。奥様はミュージアムショップで末っ子のお土産を物色。やはりアメリカンフットボール関係の小物です。楕円形のボールを模した消しゴム、一つ¥100ですが、五つで一つおまけです。即ち、¥500で六つ買えます。あとは、ボールを抱えたエンジェルバッジ。 お代は幾らかは忘れました。親爺はさっさと資料館に突入。前半部分は主にポール・ラッシュ博士の偉業の紹介です。奥の方がお目当てのアメリカンフットボール関係のお部屋です。ここは単なる資料館ではないのですよ。「The Japan American Football Hall of Fame」、即ち、所謂「殿堂」なのです。あの、「殿堂入り」の殿堂ですよ。日本におけるアメリカンフットボール関係の、ありとあらゆる資料が集められている感じです。また、ポール・ラッシュ以外の、日本におけるアメリカンフットボールの発展に貢献した24名が顕彰されています。これが正しく殿堂入りです。資料は、日本のアメリカンフットボール創世期の様子から、発展、現在の様子、各大会のプログラムやポスター、関連書籍など、たいへん貴重な資料が展示されています。日本のアメリカンフットボール界の頂点を決する大会が、毎年1月に行われます。これは「ライスボウル」とよばれています。アメリカではプロの頂上決戦が「スーパーボウル」ですね。「ライスボウル」は元々、大学生の東西選抜対抗戦でしたが、今では学生、社会人を含め日本一を決定する大会になっています。日本にはプロ組織がありませんので、全日本選手権が一番栄誉ある大会なのです。1984年は、日本でアメリカンフットボールが始まってから50年目の記念すべき節目の年です。その年から、「ライスボウル」は全日本選手権になりました。そして「ライスボウル」のMVPには、「ポール・ラッシュ杯」という最高の栄誉が与えられるようになったのです。館内にはこの「ポール・ラッシュ杯」も展示されています。最近10年ほどのMVPは、QBかRBが多いようです。そんなこんなが、それほど広くないお部屋にぎっちりと展示されています。GWだといいますのに、この記念館を訪れる方はごく稀です。清泉寮の一番奥だからかなぁ アメフトの関係者は来ないのかなぁ末っ子も入部したばかりとはいえ、知らなかったのですから。まぁ、聖地と呼ばれるところはあまり賑やかじゃない方がいいですよ。のんびりと見学するには最高です。気が付いたら2時間近く記念館で過ごしていました。 ところで、上述の「ライスボウル」。奥様は楕円形のボールをライスボウルだと思ったとか。「ボールの形がお米の形に似てるでしょ」。 「へッ」って感じです。末っ子に聞くと、「おにぎりのことだろ」、だって。本当に入部したのか二人とも、ボケるのは大概にせよって感じです。にほんブログ村アウトドアなんでもOKなんでもアウトドアトラックバック!アウトドア・薪ストーブ・キャンプ・釣り
2018.05.09
5月7日(月)GWも終了し、今日から日常生活に復帰です。今日のお天気は荒れ模様。 好天は長続きしないものです。日記はまだキャンプ中。 清里の清泉寮の続きです。ところで、清泉寮の名のいわれをご存知でしょうか。小海線の清里駅が最寄り駅、しかし行政区は大泉村(当時、現在は合併してどちらも北杜市に属します)。その両方の一文字を取って付けた名前が、清泉寮なんだそうです。時刻が9時に近づいてきましたので、ポール・ラッシュ記念館の裏山の散策を切り上げ、清泉寮の駐車場に戻ります。そして、9時のオープンと同時にギフトショップに入ります。上の孫娘には磁石でくっ付くジャージー牛の「メモクリップ」、下の孫娘にはヤマネの「起き上がりこぼし」を選択していました。続いて、清泉寮ジャージーハットのソフトクリームをいただきます。ところで、奥様が何故清泉寮に来たかったのか、なのですが、このソフトクリームが食べたかったからなのだそうです。朝御飯の代りに、半分ずつペロペロしました。ジャージー牛のミルクを使用している、清泉寮ソフトクリームは大人気です。この日も長い行列ができていました。ショップのデッキからは、北岳、間ノ岳方面がクリアに見えました。続いて、ポール・ラッシュ通りを挟んだ反対側の山梨県立八ヶ岳自然ふれあいセンターに向かいます。エントランスに植えられていました、オオカメノキ。葉っぱが大きく亀の甲羅に似ているので、オオカメノキというらしいのです。お花はガクアジサイのような雰囲気です。裏側には、やまねミュージアムという施設があります。日本でただ1つのヤマネ専門の博物館。しかしながら、入口まで行きますと入場料が必要とのことでパス。パンフレットをいただいてお勉強だけしました。ヤマネは森林に棲む小動物で、国の天然記念物に指定されています。帰り道、人だかりが。 先行していた奥様が手招きしています。何事、と行ってみますと、小さな生き物が蠢いていました。アカネズミです。 人を怖がる素振りはありません。時々立ち止まって、何かを食べていました。白いのは前足です。 リスのような仕種です。とても可愛いですね。暫らく写真を撮っていました。再度、ポール・ラッシュ記念館を訪れます。ここが、ご自宅の玄関です。 お洒落なログハウスです。中に入ってまず目に入るのが、八角形の形の大きな応接間です。巨大なマントルピースも設えてありました。天井から吊るされた灯は、日本の大八車のフレームを使ったものです。書斎です。 机上のタイプライターを使用して、キープ協会への支援を依頼する書類を作成していたそうですよ。ポール・ラッシュは、1979年に聖路加病院で身罷ります。まだ、タイプライターの時代だったのです。書斎の本棚。 大量の書籍が並んでいます。ポール・ラッシュと記念館のことは、後日詳細に書きましょう。キャンプ場に戻りますと、多くのキャンパーが撤収済でした。我が家の後ろの宴会キャンパーも既にお帰りになった模様。一泊だけのファミリーやグループが多いようです。テントを組立て、タープを張って、酒飲んで騒いで一晩寝たらお帰りとは、何のためにキャンプに来たのでしょうか。赤岳の天辺に陽が落ちました。3年振りのキャンプで感じたこと。以前よりグループ率が上昇していますね。 このキャンプ場だけのことかもしれませんが。ここは広大な敷地に自由に設営できますから、グループで集まるには便利です。ここ何年かで、一層ソーシャルメディアネットワークの利用率が上昇しています。親爺のブログもそうですし、Facebook やTwitter、LINE、Instagramなどでコミュニティを形成することが、若い世代では当たり前の世界になっています。普段はオンラインで情報交換やコミュニケーションを取っていた方々が、オフラインで集まるオフミ、オフ会の場所としては、このようなキャンプ場は確かに良いのかもしれません。としますと、集まってくるのは必ずしもアウトドアがメインの目的ではない。だから一泊騒いで終了、ということも理解できなくはないのですね。時代とともに様々なことが変化していきます。とりあえず親爺は、古典的アウトドアスタイルでいきます。にほんブログ村アウトドアなんでもOKなんでもアウトドアトラックバック!アウトドア・薪ストーブ・キャンプ・釣り
2018.05.07
5月6日(日)GWのお休みも今日でお終い。野辺山高原でのキャンプも今日が最終日です。 後ろ髪引かれまくりです。今朝は風も無く、とても暖かくなりました。 昨日、一昨日、一昨昨日とは大違いです。おかげさまで撤収作業がサクサクと捗りました。下の写真は、今朝の赤岳。 初めて雲の無いきれいな写真が撮れました。チンタラやっていますと帰りの高速道路が渋滞します。朝の4時半頃から初めて、途中小休止を挟みながら8時過ぎには終了しました。キャンプ場のチェックアウトを済ませ、我が家に向かって出発です。さて日記は、昨日の出来事を未だ記していません。今日はこれを書いておきましょう。5時過ぎには起床。 奥様も起き出してきます。「出来るなら毎日頑張れよ」と心の中で悪態をついてしまいます。 タラタラ過ごした後に、6時頃サイトを出発。「何処によ」となりますが、行先は奥様の達てご希望で清里の清泉寮なのです。清里はJR小海線ですと、野辺山の隣駅です。 一つ小淵沢寄りです。清里と野辺山の間に、長野県と山梨県の県境があります。途中でコンビニに拠りますが、7時過ぎには清泉寮に到着。流石に早すぎますね。 ほとんど人もいません。 もちろん施設もオ-プン前。しかし、広大な景色を独占できましたし、奥様がニホンリスを発見したりしましたよ。トップの写真は、小梨の大木です。 満開ですね。清泉寮の駐車場に車を駐めて、散策を開始します。奥様は早速清泉寮のショップのショーウィンドウに吸い寄せられます。孫娘二人にお土産を買うのだと張り切っています。そんな奥様を振り切って、親爺は被写体を求めてウロウロします。この銅像は、清泉寮の創始者、ポール・ラッシュ博士です。ポール・ラッシュは、1938年(昭和13年)に、KEEP(Kiyosato Educational Experiment Project:清里教育実験計画)の一環として、キリスト教研修のために清泉寮を建設します。今でも、このKEEPの精神は受け継がれていまして、清泉寮はKEEP協会によって運営されています。また、ポール・ラッシュは立教大学で教鞭を取り、日本にアメリカン・フットボールを紹介し、その発展に尽力しています。ここで我が家とアメリカン・フットボールとの関係をご紹介。といいましても、まだ始まったばかりですが・・・。末っ子が、今春無事大学に進学したことは既に記しました。そして選んだ部活が、アメリカン・フットボール部なのです。そんなこともあり、奥様も親爺も俄かにアメリカン・フットボールに興味が湧いています。清泉寮にはポール・ラッシュ記念館なるものがあります。ここも観光コースに組み込まれ、後程訪れることにしました。それにしても、各施設がオープンするまでには、タップリと時間があります。一度、ポール・ラッシュ記念館の下見に行くことにします。正面玄関。 この奥には、ポール・ラッシュが暮らしたお家が保存されています。反対側の森には、こんなかわいい小鳥がいました。この子はコガラですね。 シジュウカラたちの仲間。 初めてお会いできました。奥には遊歩道が伸びています。時間潰しに探検に行きます。ヤマツツジが咲きそうです。 この森はツツジの樹が多いそうです。遊歩道の真ん中には、スミレのお花。フイリフモトスミレでしょうか。 とても小さなお花です。斑入りの葉っぱが特徴的ですね。木々の間からは南アルプスの山。高さが日本第2位の北岳です。 標高3,193m。奥に見えるのは間ノ岳、3,189.5m。 奥穂高岳と並んで日本第3位。これは絶景です。 後程、もっとクリアに見ることができました。今日は、帰宅後に写真を整理しながら書いていますので時間がありません。ちょっと書き切れませんね。とりあえずアップします。 続きは明日の日記で記します。にほんブログ村アウトドアなんでもOKなんでもアウトドアトラックバック!アウトドア・薪ストーブ・キャンプ・釣り
2018.05.06
5月5日(土)今日はこどもの日。こちらもやっと穏やかな日和になりました。 風もなくなり気温が上がっています。今日は清里を中心に遊んできましたが、まだ昨日の事が書ききれていません。今日の事は後回しで、昨日の事を優先しましょう。まず昨日の出来事で一番大きな事は、末っ子が電車で帰宅したこと。なんでも、大学の講座からGWのスペシャル課題が出されたそうです。家に帰らないと間に合いそうにないと、さっさと我が家に帰って行きました。来るときは、GWは9連休と喜んでいましたが、とんでもない罠が仕掛けてあったようですね。帰りがけに温泉に寄っていこうとなり、やって来たのが甲斐大泉駅近くのパノラマの湯です。何故「パノラマの湯」なのか。 露天風呂の真ん前に富士山がドンと鎮座しているのです。トップの写真はかなりオーバーですが、気持ちとしてははこのような感じに見えますよ。「おお」って気分にさせてくれます。そして、「パノラマの湯」から少し移動しますと、南アルプスの絶景も見られます。甲斐大泉駅で末っ子と別れ、後は奥様と二人旅。奥様、ちょっと嬉しそう。次に向かったのは、隣駅甲斐小泉近くの三分一湧水です。この辺りでは、ちょっと知られた観光スポットですが訪れるのは初めてです。途中には我が家周辺ではなかなか見られない、きれいなお花が咲いていました。ムラサキケマンが群生していました。今日は写真だけ。 詳細は後日にします。やはりスマホだけでは、筆が進みません。 やたら奥様が話しかけてきますしね。これはイカリソウでしょうか。赤いイカリソウもありました。更には、赤と白が混ざりあったイカリソウも。やっと三分一湧水に着きました。この辺りは、八ヶ岳の湧水が多いようですが、ここもその一つです。三か所の集落に、平等に水を分けるための施設です。帰り道では、きれいな蝶々を発見。我が家の近所ではやはり見かけない種類ですね。スジクロシロチョウですか。スジがハッキリとしていて、とても美人さんでした。次は吐竜の滝でマイナスイオンを浴びに向かいます。途中で通った八ヶ岳高原大橋からの絶景です。清里に向かって右側に富士山。左側には八ヶ岳。眼下には、川俣川が深い渓谷を刻んでいます。程なく吐竜の滝駐車場に到着しました。20分程チンタラ歩いて吐竜の滝に着きます。思ったよりは立派な滝でした。3~4筋に別れて、木々の間から流れていました。キャンプ場に戻りますと、益々お客さんが増えていました。夜は彼方此方でパーティー状態。 賑やかな晩でした。直ぐ後ろのグループも11時位まで大騒ぎ。おかげで今日は寝不足でした。にほんブログ村アウトドアなんでもOKなんでもアウトドアトラックバック!アウトドア・薪ストーブ・キャンプ・釣り
2018.05.05
5月4日(金)早くもキャンプ三日目です。雨が降る心配は無くなりましたが、やたらと強風が吹いています。昨晩のうちに潰れたターブがありました。我が家は無事です。トップは昨晩のサイトの状況。良い雰囲気でしたが、やはり風が強かったですね。朝起きましたら、きれいなお月様が南の空に出ていました。早朝の八ヶ岳。 まだ少し暗いですね。 この時刻、何と白い物がチラチラ舞ってきました。真冬に逆戻りしたようです。段々明るくなってきましたが、山頂は雲がかかっています。少しアップ。キャンプ場の一番奥の展望台にに行ってみます。山肌に朝陽が当たってきました。 絶景です。しかし、雲はとれませんね。シンボルツリーの小梨の樹にも、光が当たってきました。野辺山駅の先のローソンの駐車場の奥に、絶好のビューポイントを発見。まだ平地は光が差していません。赤岳頂上の雲が消えました。横岳への稜線が穏やかに見えますね。たぶん、とんでもない強風が吹いていると思います。手前も少しずつ明るくなってきました。ほんの五分ほどの変化です。赤岳の姿がくっきりと見えてきました。今日からキャンプの人もかなりいます。朝の6時位から、どんどん混んできます。それでもキャパが大きいので、余裕で呑み込んで行きます。我が家の周りも一段と賑やかになってきましたよ。今日は、甲斐大泉のパノラマの湯に行きました。露天風呂の真ん前が富士山の絶景。そして三分一湧水と吐竜の滝を見学してきました。その様子は明日の日記で記します。。にほんブログ村アウトドアなんでもOKなんでもアウトドアトラックバック!アウトドア・薪ストーブ・キャンプ・釣り
2018.05.04
5月3日(木)朝の5時に目が覚めます。場所は我が家のテント、アメドの中。 これは現実ですよね、と自問自答。間違いありません。 リアルワールドです。久々のキャンプ。 約3年ぶりです。昨日の午後から降り始めた雨は、まだ止みません。行動は制約されますが、気分は最高です。まだ朝早いため、新たなキャンパーは到着していません。いずれ混雑してくるでしょうから、今のうちに景色を一人占めしておきます。雨が小降りになったタイミングで、お散歩に出かけます。野辺山の辺りは、標高1,300m以上です。まだ早春の趣きですね。木々は目覚めたばかりです。眼下には、国立天文台野辺山電波観測所の、巨大なパラボラアンテナが見えています。山路の傍では、まだ桜のお花が咲いています。季節が一月以上遅れている感じです。それだけに気温は低いですよ。シェラフは、冬季用のダウンのもので丁度良いですね。7時以降、お客さんが増えてきました。我が家の周りにも、他所のお家のテントが立ってきました。今日の夜は賑やかになりそうです。今日は奥様も合流。10時頃には野辺山駅に到着。 駅までお迎えに行きます。その後、ちょくら温泉に行きました。実は昨晩、雨降りのせいでお風呂に入っていないのです。場所はお隣の小海町の八峰の湯。 これでヤッホーの湯と読みます。少し温めですが、ヌルスベの良いお湯でした。野辺地に戻る途中、レストランストローハットで中食。奥様はカツカレー。 末っ子は唐揚げ定食、親爺はビーフカレーと巨大なサラダ。カツカレー。巨大サラダ。 本当の名前はファミリーサラダですよ。季節の山菜、コゴミが乗っていました。 これはお得感満載です。最後は平沢峠の展望台に寄ります。八ヶ岳が目の前に広がっていました。この辺りが信濃川と富士川の分水嶺だそうです。どちらも日本基準では大河ですね。ところで、毎日日記を更新できていますが、デジカメとスマホとの連携のおかげです。Wi-Fi で画像データを飛ばします。 パソコンは必要ないのですね。キャンプのおかげでひとつ賢くなりました。にほんブログ村アウトドアなんでもOKなんでもアウトドアトラックバック!アウトドア・薪ストーブ・キャンプ・釣り
2018.05.03
5月2日(水)今日は仕事はお休みを頂いて、末っ子とキャンプに来ています。朝の3時半頃に我が家を出発し、向かった先は信州野辺山高原。途中で休憩しながら、8時半には到着しました。関越自動車道経由で来たのですが、中央自動車道まわりの方が速かったかもしれません。平日ということもあり、道路はガラガラ。 渋滞ゼロ。川越まで国道16号線で行ったのですが、全てすいすいでした。もっとゆっくりと出発しても良かったようです。時間はくさるほどありますので、チンタラ設営を始めます。タープを張り終えたところで、突然パラパラと降ってきて胆を冷しましたが、直ぐに止んでくれました。トップの写真は概ね設営が終了したところでです。キャンプ場から見た八ヶ岳の姿。主峰赤岳を初め、山々の中腹から上は、未だ雪を被っています。キャンプ場の名前は🙊にしておきたいのですが、書いておきましょう。長野県の野辺山駅からほど近い、五光牧場オートキャンプ場です。眺め最高です。今のところ難民キャンプにはなっていません。しかし、サイトは傾斜だらけ。 トイレは一ヵ所で遠い。などなど長短織り混ぜたキャンプ場ですね。我が家のサイトは、やや傾斜がありますが、これでもましな方です。久しぶりにテントとタープやを張りましたが、テントは大分くたびれてきたようです。フレームがかなり曲がっていました。 まだ使用には耐えられそうですが・・・。場内はこんな感じ。 広々としています。その上、完全なフリーサイトですから、空いている場所なら自由に設営ができます。シンボルツリーの小梨のお花が満開です。つぼみはうっすらとピンク色。開くと真っ白ですね。その他、二輪草のお花が見頃でした。池の傍でもきれいに咲いていました。池のお水は完璧に透き通っています。もう一度赤岳の勇姿。昼ぐらいまでは日が差していましたが、今は小雨模様です。かなり気温が下がり、風に当たるとはっきり言いまして寒いです。動く元気が無くなります。といっても五光牧場オートキャンプ場は、とても素敵なキャンプ場です。少々不便なところはありますが、はまる人はどっぷりとはまりそうな魅力を秘めていそうです。明日以降、周辺の見所、寄り所と合わせ、ゆっくりと記していきましょう。にほんブログ村アウトドアなんでもOKなんでもアウトドアトラックバック!アウトドア・薪ストーブ・キャンプ・釣り
2018.05.02
4月10日(火)今日も一日中快晴。 少し風があるものの、過ごし易い気候でした。久し振りのキャンプネタ。どうです、この眺め。行ってきましたよ。 最高のキャンプ場。という具合に、張り切って書きたいのですが、頸肩腕障害で筆が進まず・・・。PCのキーボードを叩く姿勢が特に宜しくないようで、仕事にも差し支える始末です。 暫らくだましだましの日記ですね。で、今日の話は〇〇キャンプ場に行ってきました、ではなくて、〇〇キャンプ場に行きたいなという妄想なのです。はい、残念ながら・・・。好きなキャンプのスタイルは、基本、自由気儘。イン、アウトが比較的自由で、サイトも区画割りされていないところがうれしいですね。そのかわり、たいした設備はいらないですよ。炊事場とおトイレがあればあまり不自由しないかな。そのようなところが好みでありまして、ほぼピッタリはまっているところと言えば、近場では大洗キャンプ場、少し遠征すると長野県の戸隠イースタンキャンプ場辺りかな。しかし、GWとなればどこもたいへんな混雑となります。特にフリーサイトの場合は、場所によってはぎゅうぎゅう詰めとなります。大洗キャンプ場など、GWやお盆休みはたいへんなことになります。混雑と騒音は、できれば敬遠したいところです。今、現実問題として悩んでいるのは、GWにどこへ行くかなのです。末っ子の大学受験も最短で無事終了し、今年はキャンプ行こう、行きたいになったのですが・・・。何をテーマにするかが問題ですね。 素敵な景色を愛でるのか、ゆったりとした時間を満喫するのか、はたまた観光の拠点とするのであろうか。しかし計画出遅れていますし、そんな贅沢言っていられますか栃木県から長野県にかけて、いくつか候補はありますが、決めかねています。何軒か予約の問い合わせをしましたが、フリーサイトでも要予約のことろは、どこも既に5/3、4日辺りは満員になっていますね。こうなったら、少々遠くても、少々高くても、少々不便でも、ゆったりキャンプ場をあたってみようかと思ってしまいますが・・・。やはり予約不可のフリーサイトに、朝駆け戦争を仕掛けますかね。勝利する確率はかなり高いのだと自負しております。GWは5月初旬。 従って標高が高い所を選ぶと朝晩の冷え込みがきついかもしれませんな。いろいろとごちゃごちゃ考えちゃいますが、計画は一向にまとまりません。素敵なキャンプ場、どなたかご存じないですか。在ったらねぇ。 入り浸っちゃうのにね。本当、どこかにないものですかね。因みに今日の写真の場所は、全てキャンプ場ではありませんあくまでも親爺の妄想です。 悪しからず。にほんブログ村アウトドアなんでもOKなんでもアウトドアトラックバック!アウトドア・薪ストーブ・キャンプ・釣り
2018.04.10
3月26日今日は終日雨が降ったり止んだりの一日。 少々憂鬱です早いもので、3月も終盤戦。 レンガ積みのロケットストーブで遊び始めて、1/3年が過ぎようとしています。最初は単純に、何か面白い遊びが、手近にできないかといった動機だけで始めました。しかし、自分自身のラボの繰り返しと、Web上の諸先輩からいただく情報によって、深みに嵌りつつあります。より効率性を求めて。しかし、これはアウトドアですがキャンプではないですね。キャンプには持ち出すことはないでしょう。ただでさえ荷物の多いキャンプに、大量のレンガを持ち出す事はあり得ません。我家の現役の自家用車は、かなり大型のSUVです。可能といえば可能ですが、それでもキャンプには持ち出さないでしょう。キャンプへ行けば普通の焚火台で、BQや焚火やダッチオーブン料理を楽しむと思います。我家の焚火台は、少しクラシックです。15年近く使い続けている、コールマンの焚火台です。もうかなり前に廃番になっています。実店舗でもNetショップでも見かけません。商品名はファイアースタンドグリルでした。現行品でいえば、これが一番似ているかな。【送料無料】Coleman(コールマン) ステンレスファイヤープレイスIII 2000023233【SMTB】価格:13970円(税込、送料無料) (2017/3/26時点)使ったことは無いけれど、これ、井桁状の横棒が邪魔で、炭の管理がやり難いのでは親爺のギアはこれです。 もっとシンプルです。長方形のステンレスのフレームに脚が4本付いているだけ。 頑丈にできています。炭や薪を乗せる台はステンレスの網でできていて、4本の脚からフックで吊るします。灰を受ける台も、4本の脚からフックで吊るします。 別途丈夫な鉄棒を用意すれば、ダッチオーブンだって置けます。とっても使い易いと思いますが、何で廃番にしちゃったんだろう15年前の当時は、しゃれた焚火台なんてほとんど世に出回っていませんでした。そのような中で、これは本当に優れもののギアでして、炭熾しが簡単にできたものです。炭熾しで困った記憶は全く無いですな。CAPTAINSTAG(キャプテンスタッグ) ビガーチャコールブリケット M-6701 【TC】【RCP】 P19Jul15価格:336円(税込、送料別) (2017/3/26時点)例えば上のようなチャコールブリケット(着火剤付の炭)の上に炭を重ね、ブリケットに火を着けておけば、自動的に炭熾しが完了してしまいます。火が着き難い備長炭でも大丈夫。少し時間はかかりますが、ブリケットも6ブロックで 経済的にも助かります。ガスバーナーで炙った上に、新聞紙の灰をまき散らかし、うちわでばたばた扇ぎながら、ゴホゴホ咳き込んでいる、他所のオジサマ方にお教えして差し上げたい衝動に何度もかられました。1代目はややくたびれてきたので、バックアップにまわっています。 現役は2代目です。 料理が終わった後は、熾っている炭の上に薪をくべると、即座にキャンプファイヤーに変身です。とはいったものの、最近(1年半)はキャンプに行っていないので、倉庫の中で眠っています。一昨年は、より早く炭熾しをするために、ユニフレームのチャコスタIIを買ってみました。 真ん中にのってる物体です。チャコスタIIの原理は、ロケットストーブに少し似ていますね。炭熾しは早くなりますが、一度に多くの炭を熾せません。本体はとても熱くなりますから火傷に注意です。持ち手も熱くなります。 ちゃんと手袋はめて触ってね。特に炭を取り出す際、取扱い注意です。 逆さまにすると火の粉が飛び散ります。火バサミを使って上から取り出した方が無難です。【週末クーポン!】ユニフレーム チャコスタII [ 665435 ] [ ユニフレーム UNIFLAME ][P5][花見 花見グッズ]価格:4500円(税込、送料別) (2017/3/26時点)最近ラージサイズも追加になったようです。【スマホエントリ限定P10倍 03/25 10:00〜】ユニフレーム UNIFLAME チャコスタ II ラージ 665442 【UNI-BBQF】【BBQ】【GLIL】 バーベキュー コンロ アウトドア 焚火価格:5900円(税込、送料無料) (2017/3/26時点)ラージサイズのほうが、実際には使い易いかもしれません。この前、新聞紙だけで炭を熾すという動画を見ました。使用している炭は岩手県久慈市産の切炭とか。備長炭では火が着くかどうかと疑問に思いましたが、風の無い場所、それもコンロの中だけに限定すれば、火熾しの理屈に合っていますね。非常事態のの知識として知っておくには良いでしょう。しかし、新聞紙をこれだけ燃やすと、風に煽られて大量の灰が飛び散りますでしょ。キャンプサイトではやらないでね。隣でやられると灰が飛んできてすごく迷惑かもさて、昨日のロケットストーブのラボのことを書こうと思いましたが、思いっきり、話が横道に逸れてしまいました。今日はこの辺りにして、後日考察します。 良いアイデアが浮かんでいます。にほんブログ村アウトドアなんでもOKなんでもアウトドアトラックバック!アウトドア・薪ストーブ・キャンプ・釣り
2017.03.26
にほんブログ村3月20日早いもので3月も下旬に差し掛かります。この3連休は穏やかな日が続き、キャンプを満喫された方も多いのではないでしょう。親爺はプライベートキャンプ場(我が家の庭)三昧でした。 本当は行きたいのよ。 キャンプに。 青空の下、思いっきり寝ころびたい。しかし、いろいろと予定がたて込んでいて、家を空けられないのよ。仕事も残ってるし。そこで、ネットでバーチャルキャンプ場サーフィン。 どこでも行けます。親爺の好きなキャンプ場は、広いフリーサイトがあるところ。どこでもいいよ、とおおらかな管理人さん。勝手気ままにテントとタープを張って、混んで来てもお隣さんと軒を連ねることはない。本当にこんなキャンプ場を愛しています。 例えば、戸隠イースタンキャンプ場。道路を隔てた反対側は、人気の高い戸隠キャンプ場。 夏休みはいつも混んでいます。人口密度高いです。 しかし、設備バッチリ、売店充実、牧場だってあります。でもね。 親爺はやっぱりひっそりと佇むイースタンを選んでしまいます。サイトが区画化されているキャンプ場は苦手だいたい高規格とよばれるキャンプ場はこんなところ。 本能的に避けてきました。だって、住宅地みたいでしょ。 我が家にいるのといっしょじゃない。場所によっては、サイトの中の駐車位置まで決められている。そんなに管理するなよ。 親爺は基本自由人なんだ設備は水道とおトイレがあれば何とかなっちゃう。近くに温泉は欲しいけど。 意外と清潔好きです。あとは出入り時間自由がいいな。チェックイン、チェックアウトの時間は何時なんて不自由じゃない。なんかホテルに来たみたいで。親爺は渋滞大嫌いだから、いつも行きの移動時間は朝早く。チェックインが12時とかだと、テントとタープを張ったら結構いい時間になっちゃう。1日損した気分です。林間に開けた空間があって、そこは草原になっている。すぐ傍にはこんなにきれいな川が流れていたりして。 こんなキャンプ場も素敵です。この写真は、尾瀬檜枝岐村七入オートキャンプ場の真横を流れている実川です。猛者はイワナを釣り上げています。尾瀬檜枝岐村は福島県側の尾瀬の玄関。 アクセスは不便極まりない。車だと日光避けて、ぐるっと北関東から南東北を回り込んで行きます。でもね、アクセスの悪さを補って余りある、いやアクセスが悪い故か、このキャンプ場は本当に自然を満喫できます。 特に奥の方が好き。勿論ユルユルのキャンプ場です。夜は真っ暗になります。木々の間から見える天の川がきれいです。星ってこんなにたくさん見えるんだって感動します。ところで、林間に草原といいますと、これってゴルフ場ですか。 いやいや、違いますよ。しかし、今気が付きましたが、ゴルフ場でキャンプすると案外気持ちいいかも。硬いボール飛んで来ますけど。でもゴルフ場はちょっと人工的過ぎますかね。 あの景観維持するのにはめちゃ金掛かります。話を戻しまして、海岸のキャンプ場も良いですね。 それも、海水浴場歩いて0分。関東でも探せばあります。 夏だけ開場している海の家のようなキャンプ場。これも楽しい。 こちらは少々混雑してもOKよ 賑やかなほうがらしいでしょ。どうせ、フリーサイトのキャンプ場しか選ばないし。テントやタープの張綱が交錯し合って、ジャングルのようです。車の通り道にも気を使います。東向きであればサンライズ、西向きであればサンセット。これをゆっくりと眺めるのも感動もの。恋人気分を味わうには、親爺も奥様もち~いと歳くいすぎましたが。つらつらとくだらないことを書き連ねている間、キャンプ場のバーチャルサーフィンしてましたが、なかなか親爺の好みのキャンプ場に出くわしません。続きはまたこんど。にほんブログ村
2017.03.20
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