気づきのセッションルーム

気づきのセッションルーム"La Vie"

優しき伴侶

SOMEONE TO WATCH OVER ME

アイラとジョージの
ガーシュイン兄弟
1926年

ガーシュイン兄弟の大ヒット曲です。
ブロードウェイミュージカル「Oh, Kay!」の中で歌われました。
1990年代には、スティングが朗々とバラード調に歌い上げて話題を呼びました。
内容的には男性が歌うとちょっと女々しいのですが(私は森で迷った子羊なんていう歌詞があるのです)スティングが歌うと とてもセクシーでしたっけ!
母性本能をくすぐられるのかもしれない。

誰でも真実のパートナーにはめぐりあいたいもの、男も女も心の底でそれを渇望しているのです。

その人が誰だか今はわからないけれど
いつか必ずその人とめぐり会う
その人だけが私の心の扉を開く鍵を持っている

という切ない歌です。
この歌を歌うたび、私の心には「ああ、本当にそういう人が欲しい!」という感覚、言葉ではなくて「欲しい!」という感覚が湧いてくるのです。

その頃私は独身でしたから、私の心の叫びだったのかもしれません。
最近は…あら、最近はこの歌は歌っていないかも…(^_^;)
今度のライブで歌ってみましょう どんな感覚が湧いてくるかしら?

ところで、私はかなり遅くまで独身でいたので、私の友人や家族は 私の人生設計の中には、結婚という選択肢はないに違いない!と信じ込んでいたようです(^_^;)

私自身はそういうつもりは全くなく、「いつか結婚したい」と思って生きてきたので、結婚後に皆から「実はそう思っていた」と聞かされたとき唖然としました。

私は「いつかは結婚したい」とずっと言っていたつもりだったんですけど、おそらく私の行動というか、振る舞いがそうでなかったのでしょう。

10代、20代は演劇や音楽に夢中でした。
プロになりたくて自己投資に頑張っていた時期ですから、普通のOLに比べたらお金はなかったですけれど 充実していました。
30代になると仕事が廻ってくるようになり、プロとしての仕事を楽しみました。
ただ、この頃というのはやはり女性として「結婚」に対していろいろな思いが交錯する時期ですから、プライヴェートな面では結構揺れ動きました。
世間体とか常識とかに振り回されるわけですが、これと戦うのはかなりしんどかった記憶があります(-_-;)

でも、結婚相手が現れたとき、私の心の中にはしっかりと「独身でなければできないことでやりたかったことは全部やったな」という思いがありましたから、そういう意味では、充分 独身生活を楽しんだのだと思います。

今しみじみ思うのは「適齢期」というのは人それぞれなんだな、ということです。
だから独身の皆さん 思い切り自分の「独身時代でないとできないやりたいこと」にチャレンジしましょう!


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