アーユルヴェーダ・アロマ・ヨガ

アーユルヴェーダ・アロマ・ヨガ

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2016.11.02
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カテゴリ: アーユルヴェーダ
旅館に泊まった時、誰かが家に泊まった次の日の朝、


”よく眠れましたか?”と聞きますが、これは日本に限ったことではなく、世界中どこでも言われています。


この質問をするということは、


”よく眠れた”=お客様に満足して頂いた。


と誰もが信じているいうことになります。


全ての生き物は寝ている時間と起きている時間があるわけですが、


寝ている時間が必要なのはなぜか?


ということについてはまだよくわかっていないことも多いです。


よく知られているところでは、




☆眠ることで脳を休めることができる


ということは、夜眠ることで体が養われ全身の疲労が取り除かれるということは言えそうです。



アーユルヴェーダの教科書では、眠ることについて次のように言っています。

幸福も不幸も、肥ることも痩せることも、体力も無力も、性的能力も不能も、知恵も無知も、生きることも死ぬことも、すべて睡眠に基づいている。
チャラカサンヒター第1巻21章36

さらに寝ている状態とはどういうことかについては次のように言っています。

思考器官が疲労し、感覚器官が疲労して対象と接触することから後退していくと、その時人は眠りに落ちるのである。チャラカサンヒター第1巻21章35

アーユルヴェーダでは、人間は 肉体+心+感覚+ソウル(エネルギー)で構成されていると考えています。


そして人間の本質はソウル(エネルギー)にあるといいます。起きている間には人間として生まれたミッションを遂行しているわけなのですが、感覚器官を働かせ、あれこれ思考し、体を動かしている状態はエネルギーを消費している状態です。


これに対して寝ている状態は、エネルギー以外の構成要素(肉体、心、感覚)が休まっている状態なので、パソコンをシャットダウンして充電している状態です。


ですから質の良い睡眠がとれると翌日はフル充電された状態でスタートできるので、良く眠れた日の朝は心身ともにすっきりしているわけです。





またスマホも使い方によっては直ぐ充電切れになるように、人間も起きている状態に感覚器官を酷使したり思考が乱れる(心がざわついている、混乱している)状態ではあっという間にエネルギー切れになってしまいます。


起きている間に感覚器官をコントロールし、心をリラックスさせ、夜は深い眠りが得られることで、人間は本来の能力を最大限発揮できるというわけです^^





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最終更新日  2016.11.02 19:17:14


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