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9時半過ぎに大学病院の先生から電話があった。
朝早くからありがとう。
でも、この時間だとかかりつけ医とは話してないよね?
まあ、昨日インターンの先生に横隔膜ヘルニアの手術の際に一応緩く胃を壁に固定したって言っておいたからそれでもう良いと思ったのかも知れないけど。
取り敢えず。
調子は悪くないとのこと。
ぎゅるっとする音も少し減っているみたい。
今まで食べられていなかったので、一気に食事の量を増やすと吐くかも知れないので今日はまだ少な目の餌をあげるが、明日からは1日分をあげられるかと思っているとのこと。
レントゲンで見るとちょっと飛び出した胃がへっこんでいるように見えなくも無いが、胃は多分出たり入ったりしているので偶々へっこんでいる時にレントゲンを撮ったのかも知れないと言っていた。
これから直ぐに再手術とするのではなく、内科的治療で食道炎と裂孔ヘルニアを更に治療していきたいと思っていると言っていた。
まあ、私としても呼吸の問題が分からないのに手術しても無駄だと思っているので、それに異論は無い。
また、食道が拡大したのって場合によっては治るかもって言っていた。
ネットに出ている(ついでにかかりつけ医の言っていた)『治らない』というのは主に犬に関することで、猫の燭台が拡大することって案外と珍しく、大抵は何かの原因があるかららしい。
今回は多分食道炎・・・か呼吸かなぁ?
で、その原因を食道の状態が固定化しちゃう前に解決出来たら、食道拡大も治るかも、と言っていた。
これは良いニュースだ。
取り敢えず、明日まで様子を見てそれなりに良くなっていそうだったら明日退院して、家でご飯を食べさせていくことになるらしい。
私からの希望としては、やはり出来れば呼吸の問題を解明させて欲しいと伝えた。
胸腔に液体が溜まっているというような事は無いのか、と聞いたらそれはCT画像から見た限り、無いと言われた。
じゃあ、せめて喉頭蓋がちゃんと問題無く動いているかを確認してくれと言っておいたが・・・。
あまり自信がないっぽいなぁ。
やってくれるとは思うけど、見て診断できるかは微妙な所かも。
しかもあそこの大学病院の循環・呼吸器科は心臓とかの循環器よりらしいから、あまり呼吸器に強いわけでは無いと言っていた。
一応都内にも呼吸器専門の獣医もあるらしいので、必要とあればかかりつけ医と話してそこへの紹介とかも可能だと言われたが。
やはり消化器専門だから、食道炎と裂孔ヘルニアを解決できたらそれで大丈夫かな?と期待しているっぽい。
別に呼吸が裂孔ヘルニアの原因だった訳ではないと思うと言っていた。
裂孔ヘルニアが起きた後に、呼吸の問題で事態が更に悪化しただろうとは言っていたが。
つまり、裂孔ヘルニアをしっかり治せば呼吸が少しおかしくても再発しないかも・・・と期待しているようだ。
だけど長期的にはまた裂孔ヘルニアが再発する可能性もあり、再発したら呼吸のせいで悪化するということでしょう?
出来ればクロちゃんには普通に健康な長い命を全うして貰いたい。
だから悪くなるような要因は全て今のうちに潰しておきたい。
ネットで見ると努力呼吸(吸うのに吐くのより時間を掛けている呼吸の仕方)というのはかなり危険なサインだと書いてある解説が多い。
でも、そう言うのって危険な病気(気管支炎や肺炎やその他もっと危険な病気)のサインとして努力呼吸が起きているから、急がないと生死に関わるケースが多いみたい。
つまり、4ヶ月近く努力呼吸をし続けているクロちゃんのケースとはちょっと違うんだよねぇ。
結局、呼吸器官の何処かに軽度の機能障害があって努力しないと呼吸出来ないって事なのか?
軽度だからこそ、死なない代わりに原因を見つけにくいんだろう。
まあ、軽度だからこそ無理に変な治療をしない方が良いとも思わないでも無いが、呼吸のせいでまた裂孔ヘルニアや食道炎が悪化して、その時点で『やはり努力呼吸を放置していたのが原因だった』と思っても体力が下がっていて碌な治療を出来なくなっていたら困る。
悪化してからじゃあ手遅れ。
でも、悪化しないかも知れないことの治療に大金をかけてクロちゃんにストレスをかけるのも微妙。
何とも困ったことだ・・・。
午後に、仕事の帰りにナナミちゃんのお見舞いに行った。
またインターンの先生が出てきてくれた。あれ~?今晩当直だから午後いないかもって昨日言ってたのに。
教員の方の先生が今日は午後から用事があって居ないと電話で言っていたから、代わりに居てくれたのかな?
すいませんねぇ。
クロちゃんいは何度かに分けて胃瘻でご飯を上げているところだとのこと。
なんか、今日は昨日よりも更に具合が良さそうだった。
昨日は呼吸が以前よりは楽とは言っても、吸う時の方が吐く時よりも時間が掛っていたし、何よりも腹式呼吸をしていた。
胸の周りが息を吸う際にへこんでいたのだ。
横隔膜を使った腹式呼吸じゃないと息を吸えないというのはちょっと不味い状態だよね?
それが、今日は吸う時も吐く時も殆ど変わりが無かった上に、普通に胸呼吸で息を吸う際に胸が広がっていた。
良いじゃん~~~!!!!
嬉しいよ。
これって胃から空気を抜いたから?
それとも食道を使わないことで食道炎が少し治まって、痛みが薄れたから?
・・・まあ、先生は無理っぽい口ぶりだったから諦めて良くなったことを喜べば良いのかも知れないが。
ちなみに、クロちゃんってウチに来た当初凄いビビって隠れていたので、臆病なびびりな子だと思っていたのだが、実は違うのかも。
お見舞いの時に待合室に連れてこられて膝の上に乗せていたのだが、週末の時と違ってかなり人の出入りが有り、キャンキャン吠えている犬までいたというのにそれ程動じずに膝の上でリラックスしていたのだ。
ちょっとびっくり。
まあ、獣医さんに行く際に周りにビクビクしていることを心配しなくて良いというのは助かるが、意外だ。
最初のびびりは一体何だったんだ。
さて、それはともかく。
今後どうなるんだろう?
暫くは胃瘻チューブで食べさせるというのは問題無い。
2週間ぐらいで食道炎がよくなってきたとして、普通に食べるようになったらもう何もしないのかな?
それとも胃瘻チューブで空気だけは抜くのか?
呼吸に細心の注意を払って、変になってきたら空気を抜くとか?
胃瘻チューブが劣化するとは言っても、空気を抜くだけだったらかなり長い間使えたりするのかなぁ?
実は普通の状態で胃から空気を抜くのって意外と大変みたいなんだよね。かかりつけ医はカテーテルでもそう簡単は出来ないと言っていた。
胃瘻チューブがあれば簡単にできるっぽいから、胃瘻チューブを残しておけばそれなりに安心かも知れないが・・・。
明日、退院することになるとしたらそこら辺の流れを詳しく聞いておこう。
結局想定通りに患者が回復するかってはっきりしないから、こういうときの先生ってあまりはっきりと将来の流れを言いたがらないみたいだけど、私的には心づもりとして知っておきたい。
そんでもって、早い内にカテーテルとエリザベスカラーを取りたいなぁ。
あれはかかりつけ医の方に付けて貰ったんで、東大まで行かないで取って貰っても構わないだろう。
やはり東大まで来るとなると掛る時間が倍以上だからねぇ。
一応かかりつけ医の方にもどうなっているのか進展を説明しておきたいし。
大学病院の先生の方は、私がかかりつけ医と色々話しているのをセカンドオピニオンがあって良いと思って居るのか、ぐちゃぐちゃ口を出してきてウザいと思っているのか、どちらだろう?
まあ、今時の患者はかかりつけ医と相談してなくってもネットで色々調べててぐちゃぐちゃ口出ししてくるのは変わらないのかもしれないが。
取り敢えず。
明日の退院が楽しみだ。
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