超!俺流

超!俺流

2008年01月07日
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教壇に立つカサイ先生と僕。目の前には知らない40人。なんとも言えない空気を悟ったのか?少し張った声でカサイ先生が話しだす。『え~、今日は新しいこのクラスの仲間を紹介する。はいっ!自己紹介!』なんともまぁ無茶ぶり。『あっ…あ~西峰です。』ザワザワとざわつく教室内。肝心なとこでフォローのないカサイ先生をチラッと見て助けを求めた瞬間、1人の生徒が声を上げる。『おっ~!どこから来たんっ!どこに住んでんっ!』凄まじい勢いで話し出す男。『タカラダ君』だ。今も強烈な奴だが、当時も相当なもんだったな。するとカサイ先生が『タカラダ!仲良くしたれよっ!』と、自分のペースに戻す。ホッとした僕は席に着く。ドラマの様に足を引っかけられる訳でもなく、すれ違う奴等、みんなが『よろしく!』なんて言ってくれる。5時間目・6時間目と過ごす。タカラダ君を中心にある笑いの中、不安はいずこへ…。放課後、家が近所だと言う事でタカラダ君と下校。何を話したかは覚えてはいないが、学校生活の中で一番楽しかった下校だった様に今になって思うよ。そして僕の家に着くとタカラダ君が『ランドセル置いて来いやっ!俺の家に行こうっ!』
と言う。さすがに転向初日に『友達と遊びに行って来るわっ!』と言う僕を見て、オカンも婆ちゃんもビックリ。そしてタカラダ君の家に着き、タカラダ君もランドセルを置き、色んな所に連れてってくれた。みんなが集まる公園・街の各ヶ所にある駄菓子屋・石川に架かる橋の下の基地…たくさんの話をしながら自転車を漕ぐ2人の背中を、真夏の大きな夕日が真っ赤に染めたのは、きっと『親友』だと認められたからだと思うんだ。


つづく







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Last updated  2008年01月07日 18時55分36秒
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