超!俺流

超!俺流

2022年10月21日
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俺が音楽を始まるきっかけは突然の事だった。

高校の時、特に何がやりたい訳でもなく、ただただ毎日が楽しければそれで良かった。

高校生の時、地元のツレと遊ぶ事がほとんどだったが、唯一高校の友達と遊ぶって言うのが同級生のやってるバンドのLIVEを見に行くって言う事だった。

そのツレのバンドは「ケロニアス」って言うバンドで、LIVEは決まって堺東の雑居ビルにあった「筋肉ホール」って所だった。今はもうないが、この筋肉ホールには俺の高校時代の思い出の8割くらいが詰まった場所だった。

LIVEを見に行く事が目的なのか、高校のツレ等と堺東をブラブラする事が目的なのか、なんにしてもケロニアスのLIVEに行くって言うのは当時の俺の中で特別な「楽しさ」があったんだ。みんなでコンビニでビールを買って飲んだり、商店街にたむろするヤンキーにちょっかいを出したり、時にはデパートの屋上に連れて行かれしばかれたり……となれば何が目的であったのかは見えて来そうな気もするが、あくまでもLIVEを見る事が目的だとしておく。

普段は学校ではあまり目立たない奴等が、ステージの上ではホンマにカッコよく見えたし輝いて見えた。

やりたい事を精一杯やってる姿にジェラシーさえ覚えた。

俺は何をやってんだ?

そんなある日の事だ。



手紙を見ると汚い字で

「20時。北野田のスタジオで待つ。ケロニアス。」

そこにはなんか地図みたいなものが書かれていた様な気もする。普段からケロニアスのLIVEを見に行っては最前列で暴れまくっていた俺。

なんか悪い事でもしたんかな?とか思いながらも、なんか面白くなりそうな予感もしたし行く事にする。
20時、なんとか地図を見ながら辿り着いた場所は音楽スタジオで、その部屋の中にはケロニアスのメンバーのギターの奥田、ベースのノリヨシ、ドラムのバブがいる。
恐る恐る入る俺。

「お〜!来てくれた!とりあえずブルーハーツ歌える?」

はぁ?

話を聞くとボーカルが辞めたらしく新しいボーカルを探しているんだと言う。

心が踊る。速攻でやらせてくれと頼む。
ここにケロニアスのマー暴が誕生する。



奇跡だと思う。





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Last updated  2022年10月21日 08時19分09秒
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