超!俺流

超!俺流

2024年01月20日
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
今となっては2人の娘を育てる親だが、昔の俺は子供が大嫌いだった。

子供がおったら騒がしいし、落ち着かないし、根本的に人の子供が可愛いと言う感情が微塵もなかったよね。まぁこう思ってしまう1番の理由として、子供との接し方が分からなかった。

しかしそんな俺が子供の可愛さを知ったのは姉ちゃんのヒロが子供を産んだ時だった。

眞綾。まあや。

産まれたばかりの時に抱っこさせてもらったりしてる時は、まだ正直ピンッときていなかった。「ヒロもお母さんになったんか〜。」と、眞綾に対する気持ちよりもヒロに対する気持ちの方が明らかに大きかった。

ガキの頃、共に壮絶な毎日を戦い続けたヒロが一歩一歩と幸せになって行く事が本当に自分の事の様に嬉しかった。そんな特別な感情があったせいか、この時はまだ子供嫌いの俺だった。

そんなあやふやな想いの中、1歳2歳と成長して行く眞綾。やはり子供の純粋な心ってヤツは俺のこんな思いを見抜くのか?それとも俺のこのハゲの髭面がバケモノの映ったのか?全く俺になつく事はなかった。周りはなんとか俺に近付け様とはするが、その気持ちとはうらはらに俺と眞綾との距離が縮まる事はなかった。

そんな頃から、眞綾が俺のLIVEにたまに遊びに来る様になる。訳なんか分かっていなかったと思う。

「なんでこの人、歌ってんやろ。」くらいのもんだろう。



まだ実家に住んでいた俺。ヒロ家族が実家に遊びに来る。とりあえず下に降りて軽く挨拶をし、嫌がる眞綾の事を抱っこしようとして泣かれてみんなが笑うって言う一連の流れを終えて俺は部屋へと上がる。

下からはみんなの楽しそうな声が聞こえてる。

そんな情景を想いながら、何気にギターを弾く。

ん?

部屋の入り口から視線を感じ、フッと見ると眞綾が立ってる。1人で。こんな事は今ままでなかった。

俺「どうしたん?」
眞綾「まちゃのり…遊ぼう。ギターで遊ぼう。」

ズキュ〜ン!

始めて子供が可愛いと思った瞬間。

完全にこのタイミングから子供が好きになる。嘘みたいに。

そんな眞綾も今年で24歳。綺麗で賢く立派な大人の女性になった。しかし俺の中での眞綾は、あの時俺の部屋で一緒にギターを弾いて遊んだ時の眞綾のまんまだ。



彼女が困っている時、悩んでいる時、どうしようもない時がもしも来るとするならば、フラッと東京まで行き、あの時俺の心を開いてくれた時の様に、次は俺が「眞綾、遊ぼうぜ。」と現れてやろうと思う。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2024年01月20日 10時17分15秒
コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

×

Calendar

Profile

化楽のマー暴4585

化楽のマー暴4585

Archives

2026年06月
2026年05月
2026年04月
2026年03月
2026年02月

© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: