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死刑囚は罪を犯し、その罪の償いとして絞首刑となる。人を殺したのだから、死んで償うのが当然だ、と考える人は少なくない。しかし、被害者の遺族の気持ちも果たしてそうだろうか。生きて償ってほしい。終生償いのために生きてほしいと考えてはいないだろうか…。密行主義といわれながらも、最近は毎年確実に行われている死刑執行。二十年以上にわたり、“死刑”を追い続ける著者が、自殺房と呼ばれる舎房で償いの日々を送る一人の確定囚を通して、知られざる死刑の実態に迫る。衝撃のドキュメント。
死刑ものの著作の多い大塚さんが 長谷川敏夫という1死刑囚に
スポットを当てた作品です。
死刑囚の心の推移や生活状況などを取材を元に
書いたようですがなんだか全体に
死刑囚よりの内容
なのが読んでいて不快。
死刑囚の人権、難しいところですが
あまりに保護されるのも被害者や家族としては
どう思うものなのか。
冷暖房もない小さな個室(別の資料では冷暖房完備の獄舎もあるようですが)で冬は凍えて夏は吹き出る汗をぬぐうのもままならない、と言われても、
被害者側からみたら
だから何だ、それでも生きてるじゃないか
と思うんじゃないでしょうか。
と考えたら冒頭、他の死刑囚の事を
「一人の若者が公園でデートしている若い男女を暴行の果てに
殺 し
、死刑になって しまう
」
なんて書ける物でしょうか?
「暴行の果てに殺して しまい
、死刑に なる
」
じゃないでしょうか?
揚げ足取るようで恐縮ですけど、
はじめから終わりまでなんだかこんな感じで、
それが“死刑囚寄り“だと感じてしまう原因だったように思います。
この死刑囚のケースでは被害者の家族が死刑囚の
助命活動をしたとのことですがそれって稀なケースではないかと。
刑が執行されたからと言ってすっきりするというものでも
無いと思いますが・・。
ちなみに長谷川死刑囚の“その日”はこの本の発行のすぐあとに訪れたようです。
2001年12月27日 51歳没。
合掌。
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