PR
キーワードサーチ
コメント新着
覚めやらず、少しバテ気味のせいか、昼間3時間位
寝てしまった。
家内が「ただいまぁ」と、玄関の鍵を開けて入って
来る音でやっと目が覚めた。
時計を見ると4時半を少し回っていた。
すると家内が「お父さん起きてますか?」の声に、英は
「あぁ・・お母さん何処へ行っての」と聞くと
「今スーパーへ行っていたの、食べたいと思っていた
[大学芋]が有ったから、一緒に食べない」
と寝床の英に声を掛けてくれた。
早速起き上がりリビングに入ると、昔懐かしい
美味しそうな[大学芋]が、湯気を上げて美味しそうな
香りが漂っていた。
適当にさつま芋を切って、それを油で揚げて、飴じょうの蜜
の中に入れて、胡麻を振って多分出来たんだろう
と思った。
飴色に着飾った着物に、胡麻が点々と振りかかった
柄は、素敵な着物姿に見えるから
不思議である。
その間家内が、鹿児島県の知覧茶を入れてくれた。
楊枝(ようじ)を2本用意してくれ、早速最初の1個を
口の中に入れが、まだ熱かったので、口の中で
フウフウしながら、少しずつ噛み締めて
「あぁ・・おお美味しい」と、思わず言ってしまった。
家内も英と同じ仕草で
「あつあつ・・でもとっても美味しいねぇ」と
如何にも嬉しそうに食べていた。
300円で買って来てくれた大学芋も
あっという間に食べ尽くしてしまった。
食べた後の、お茶を飲むと、なお更美味しさが、
増してくるようだぁ。