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ラベンダー畑内にある店でソフトクリームを、
孫と家内と英とで食べ、暑かったせいか喉こしが良く、
美味しくいただいた。
ひととおりラベンダーを見終えた英達は、
一路箱根明神平のホテルに向かって車の人となった。
途中昼食をとる為、甲州名物「ほうとう」を食べる事にし、
うどん屋に入った。
うどんは少し平べったいもので、
なかなかこしがあり美味しく頂いた。
この店はなかなか繁盛しているらしく、
午後1時半を回っていても、店内は客でいっぱいであった。
食事を終えた英達は再び車に乗り御殿場経由、
箱根のホテルラフォーネ明神へと向かった。
ホテルに着き早速、英が乗る車椅子を借り、
娘がチェックインを済ませ、
ホテルの係員が部屋へと案内してくれた。
ここも和洋折衷で英と家内はベットを選んで休む事にした。
英は少し疲れ気味と胸の痛みが増してきたので、
座薬を使う時間を確認したが、
まだ使うには2時間もあった。
座薬を使う間隔は最低でも8時間をあけなければ
ならず、家内が心配をし、一生懸命
英の背中を擦ってくれた。
40分位横になって休んでいたら、
幾らか痛みの方も和らいで来たので、
家内の熱の事がこんど心配になり、
体温計で測ったらなんと38.9度もあり、
娘がフロントへ電話をして氷枕を借りてくれた。
フロントの係員が心配して、
病院へ行かれなくても大丈夫ですか?と聞いてくれた。
幸い、部屋の前に製氷機があり、氷の心配はなかった。
早速氷枕をセットし頭にはヒエビタを張り、
それと共に解熱剤を飲ませた。
英の方も座薬を使う時間が来たので使うことが出来た。
これから先の出来事は、家内の熱と
英の胸の痛みの連続で、あくる朝どうにか
ホテルをチェックアウトし、
婿が家内の掛かり付けの病院へ
車で連れて行ってくれて、病院で家内を降ろし、
其の儘英の家へ車を回してくれて、
英はやっと我が家に戻り、直ぐに寝床へ入って
横になってしまった。
婿の車は英を降ろし、其の儘自分の家へと向かって、
今回の苦しみの旅は此れで終止符を打つ事になった。
家内は内科で診察をして貰い、
何処が原因で熱が出るのか、良く調べてもらったが、
結局、精神的疲労から熱が出ると診断された。
帰りはタクシーに乗り我が家に帰って来た。