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2010.11.01
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カテゴリ: 読んだ観た聴いた

私が一番尊敬する臨床家、精神科医である
中井久夫先生の、日本語をめぐるエッセイ。
タイトルの通り、中井先生という「私」が「日本語」を
さまざまな角度から縦横無尽に語られた「雑記」。

ただし、これは、半端に書き散らかしたという意味での「雑記」では
全然全くない。

朝日の書評で斎藤環(彼自身たいへん優秀な臨床精神科医である)は
「体系だった思想が示されるわけではない」と
かなり/著しく的はずれなことを述べているが、
臨床実践家の「体系的思想ないし理論」は思弁的思想家のそれとは異なることくらい
斉藤が知らないわけではあるまい。
またこの書評を斉藤が、いわゆる「中井伝説」から書き出したことにも違和感を覚える。
中井自身が書いた文章をフォローしている者にとって
「天才伝説エピソード」は、中井自身が事実を書いていたり、
神田橋が語っていたりすることくらい周知のことだ。
事実と異なる歪曲をそのまま書かれ垂れ流すのはいかがなものか。
これは中井にとっても斉藤にとっても不幸なことだ。
―斉藤は、ただ単に中井の書物の書評依頼を受け、はしゃいでいるだけなのではないか?

ここで中井が語っているのは
優秀な臨床実践精神科医による「臨床実践体系に基づいた思想」である。



ただ、
岩波の依頼で書かれた中井の文章は、大変痛々しく苦しそうだ。
執筆時、中井が呻吟している姿が見てとれる。
本書しかり、岩波講座「精神の科学」中井執筆部分しかり。

「精神の科学」執筆時、中井は初めて、いわゆる「缶詰め」を体験したと記憶している。
「私にとって、空前(絶後でありたい)」
と記していたのではなかったか?

敢えて言うが、
それでもなお
読むべき書物である。

朝日の書評は、
斎藤環ではなく
神田橋條治に書いて欲しかった
と切に思う。


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Last updated  2010.11.01 12:45:00
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