お花屋さんに相談したところ、
旬の唐胡麻が入荷しているということでした。
とうごま
といいます。
秋風のたつころから、可憐な実と、茎が茜色に染まり出して、
独特の魅力を発揮いたします。
とても変わったお花です・・・・
始めてご覧になったという方も多いでしょうか。
平安時代には、すでに栽培されていたようです。
名前の由来ですが、
中国から、渡来したことから、唐。
そして、種から油をとるので胡麻にたとえてあるようです。
種子からとれるは、ひまし油(蓖麻子油)として広く使われています。
独特の粘りがあって、大きな保湿効果があるそうです。
また種にはリシン(ricin)という毒タンパク質があるそうです。
茎や葉柄が赤いのが特徴で、そして実と花を一緒に見ることができます
変化花態の2で、その枝ぶりを楽しみながら生けていただきました。
体と用の枝が同じ方向に出ます。
単調にならないように注意します。
唐胡麻
スプレーカーネション
鳴子百合
唐胡麻の色づいた葉が、一足早く、もみじの季節を連想します。
さて、今年の京都の紅葉は美しいでしょうか。。。
どんな色で私たちを迎えてくれるのでしょう。
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