ご来場ありがとうございました。![]()
御世話になった先生方に感謝いたします。
そして、家族にも感謝しなければなりません。
お花を続けさせてくれてありがとう。
華展の間、みんなが風邪もひかず、健康でいてくれてよかったです。
いけばな展の間は、夕食の準備が遅くなることもあったり、
それから、家を留守にすることが多くて、寂しい思いをさせたかと思います。
大きくなってくると、寂しいって、なかなか口に出しませんけれどね。
(って、私がいないほうが、静かでいい~って言ってるのは誰だぁ?)
前期展、後期展合わせて、6日間。
生け込みの日を入れると、8日間でした。
短いような、長いような。
終わってみたら、あっという間ですけれど。
いろいろな経験をすることができました。
やり遂げたという達成感が癖になりそう。
本当に、心から楽しみことができました。
とにかく、花という文字が、頭から離れませんでした。
お花が枯れていないかと心配で、
毎日、花器の中のお水の様子を見に行きました。
お花って生き物ですから。
毎日、様子が違うのです。
嵯峨御流のお伝書に
花道第一の心得
というのがあります。
その席も花
花台、薄板も花
花器も花
花留も花
水も花
鋏も花
いけたる草木は、もちろん花
いける姿も花
心も花
一瞬たりとも止まることなく、
移り変わり、
彩りを変えてゆく花の命のように、
花を生ける自分の心のあり方も変化します。
それは、人生そのものかもしれません。
花をいけている間は、心が静まり、
心から、しかも一人で、楽しい心持ちにひたることができるように。
心が枯れてしまったら、いいお花を生けることはできません。
心も花![]()
華展が、私に教えてくれました。
心が花でいられる時間でした。
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