私の人生論 (思考が運命になる)

私の人生論 (思考が運命になる)

2015年03月31日
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カテゴリ: 千の朝
f641



 言語機能は、二つの状態のうちからどちらかを選ぶことのできるスイッチの列からなるスイッチボックスとつながっている、複雑で精巧なネットワークのようなものとして考えることができます。

 これらのスイッチの値をどちらかに決めない限りシステムは動きません。

 スイッチが許される値のうち一つに決まると、その性質に従ってシステムが動きます。

 が、その動き方はスイッチの設定の仕方によって変わってきます。

 スイッチの値の決まったネットワークが普遍文法の原理の体系であり、ここにおけるスイッチは、経験によって値が設定されるパラメータなのです。

 これらのスイッチの値をどちらかに決めるためには、言語を習得しようとしている子どもに提示されているデータだけで十分でなければなりません。

 これらのスイッチの値が決まると、子どもは、ある個別言語を使うことができ、その言語に関する事実を知っていることになります。

 つまり、ある特定の表現がある特定の意味をもつ、等々の事実です。



 言語の習得は、部分的には、与えられたデータに基づいてこれらのスイッチをどちらかの値にセットするという過程つまり、パラメータの値を決める過程なのです。

「言語と知識」 ノーム・チョムスキー 産業図書





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最終更新日  2015年03月31日 06時39分24秒
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