私の人生論 (思考が運命になる)

私の人生論 (思考が運命になる)

2015年09月10日
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カテゴリ: 千の朝
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 一番内側のサークルには、狭い意味での家族、親友、それに同じ屋根の下に住む仲間などが含まれる。

 中間のサークルには知人たち、まずは幼稚園や小学校の仲間から始ってだんだんに広がってゆく遠近各種の友人、仕事の同僚、長短の期間の差はあれ、行為を共にする上下各様のパートナー、などが入っている。

 一番外側のサークルには、いわゆる他人、自分とはかかわりのない人びとがいる。

 この人びとに対して自分は無名であるし、相手はタクシーの運転手から、はては「世間」と呼ばれる集合体までが含まれる。

 人生の困難や成功や不成功の問題などは、中間の、第二のサークル内の出来事である。

 ここでは複雑な「タテ社会」の法則が支配しており、「形式」と「ユニホーム」の規則、堪忍と忍耐、恥辱への不安、義理と恩義、「表」と「裏」との緊張、背反する多様に入り組んだ忠誠心のもつれなど、日本文学の中にはいくらでもその例をみることができる。

 三つのサークルは、もちろん境界がそれほど明確になっているわけではない。

「心の社会・日本」 ロレンツ・ストウッキ サイマル出版会





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最終更新日  2015年09月10日 06時10分40秒
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