私の人生論 (思考が運命になる)

私の人生論 (思考が運命になる)

2017年07月18日
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カテゴリ: 千の朝


 反証の可能性も少ない。

 したがって「歴史的分析」は、
 ポッパーの意味での「科学」ではありえない。

 歴史は、予測可能性の比較的高い「連続」の局面と、
 自己組織活動が現れて予測不能な飛躍の生じる
 「切断」の局面とからなる。

 したがってここでいう「歴史的分析」とは、
 連続と共に切断に関心を払うものにほかならないし、


 また歴史的変化は本質的に非可逆的であって、
 非常に弱い意味での発展的性格をもっているが、
 それ以上の強い意味では、
 歴史的分析は発展論でも衰退論でもありうるだろう。

 かくて歴史的分析は連続と発展の記録では必ずしもなく、
 切断ないし衰退の記録でもある。

「文明の多系史観」 村上 泰亮 中公叢書





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最終更新日  2017年07月18日 06時37分23秒
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