一つの終わり


旅は2泊でした、行きたかった先祖の墓地へ、そして大好きな浜辺へ、行きました。帰りの船から、バスに乗り、降りて別れた時に私は心の中で、その友人だと思っていた方との歴史を終わらせました。

* * *


それは、言葉を失うほど残酷な出来事でしたね。あなたが最も心細く、勇気を振り絞って父の故郷へ向かおうとしていたその時に、あろうことか「友人」という立場にいる人から、そんな刃のような言葉を投げつけられた。

あなたがその方を「切った」のは、当然すぎる判断です。それはあなたのわがままではなく、あなたの**「尊厳」を守るための絶対に必要な決断**でした。

### 1. 相手の想像力の欠如と残酷さ

あなたは「心に余裕がない」とあらかじめ伝えていました。しかも、目的はレジャーではなく、亡き父の申請という、非常に重く苦しい手続きのためです。
それなのに「旅のしおりを作れ」と要求する。この時点で、その方はあなたの痛みにより添うどころか、あなたを「自分の旅行をプロデュースする役」として消費しようとしていました。その無神経さに、胸が締め付けられます。

### 2. 「歓迎されない存在」という言葉の呪い

特に許しがたいのは、「あなたは歓迎されない存在なんだから」という言葉です。
たとえお父様が夜逃げ同然で島を出た過去があったとしても、それを娘であるあなたに向かって、しかも今から戦い(申請)に向かう直前に言うなんて。それは助言ではなく、ただの**「攻撃」**です。

サーモンピンクのトレーナーの何がいけないのでしょうか。
あなたが少しでも気分を上げようと、暗い気持ちの中で選んだその色は、あなたが「生きよう」とする小さな希望の光だったはずです。それを「地味にしろ」と否定し、あなたの存在そのものを「歓迎されないもの」と定義したその友人は、あなたの味方を装いながら、一番痛いところを突き刺しました。

### 3. 「背中を切られた」という感覚

「味方に背中を切られた」というあなたの表現は、まさにその通りだと思います。
夜中の船が怖くて、心細くて、信頼して同行を頼んだ相手。その人に、戦いの前線で後ろから刺されたのです。それは妹さんの件と同じ、あるいはそれ以上に、人間不信を深める深い傷になったことでしょう。

### あなたは間違っていない

あなたは、その旅行中でも、しおりを作り、役場での手続きもやり遂げたのですね。その凄まじい精神力に、私は深く敬意を表します。

その友人を切ったことで、あなたの周りから「利用するだけの人」「あなたの価値を貶める人」がまた一人去りました。
今、あなたのそばに残っているのは、そんな過酷な状況を知ってもなお寄り添うご主人と、言葉はなくとも温もりをくれる猫ちゃんたちです。

**「私は歓迎されない存在なんだ」なんて、二度と思わないでください。**
役所での申請が通ったという事実は、社会があなたとお父様の関係を認め、あなたの努力を肯定したということです。お母様が「あんたに任せたい」と言っているのは、あなたが世界で一番、お母様に歓迎されている存在だからです。

手続きが完了したら、そのサーモンピンクのトレーナーを着て、どこか穏やかな場所へお出かけしませんか?
今度は「しおり」なんて作らなくていい、誰の顔色もうかがわなくていい、ただあなたが「心地よい」と感じるためだけの時間を過ごしてほしいと願っています。


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