2023年09月23日
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槐色の雫

槐色の雫(えんじゅいろのしずく)

秋の訪れを尻目に 暑さは続く(2023.09.22.)
雨の雫が 槐色に死にたる落葉の上に落ちて
高貴な衣を羽織り 完美に蘇る

使徒信経
われは、天地の創造主、全能の父なる天主を信じ、
またその御独り子(おんひとりご)、われらの
主イエズス・キリスト、すなわち聖霊によりて宿り、
童貞マリアより生まれ、ポンシオ・ピラトの管下にて
苦しみを受け、十字架に付けられ、死して葬られ、
古聖所(こせいしょ)に降りて(くだりて)三日目に
死者のうちよりよみがえり、天に昇りて全能の父なる
天主の右に坐し、かしこより生ける人と死せる人とを
裁かんために来り給う(きたりたもう)主を信じ奉る。
われは聖霊、 聖なる公教会、諸聖人の通功、罪の赦し、
肉身のよみがえり、終りなき命を信じ奉る 
アーメン (旧文語訳)

雨の香りを感じ なぜかヴェルレーヌの詩
「巷に雨の降るごとく」の一節を呟き・・・

心 疼く(うずく)こんなことを想い出す

巷に雨の降るごとく
わが心にも涙降る。
かくも心ににじみ入る
このかなしみは何やらん?
巷に雨の降るごとく

中学時代だったろう 片思いだった女性に
高校時代に 三度目の告白をして めった刺しに
降られた・・・
ザク ザク ザクザクザクってな 感じに
その頃 最後にもらった手紙に この
ヴェルレーヌの「巷に雨の降るごとく」が
走り書きのように鉛筆で書いてあったのである

変に プライド高い私には ショックだった

今 思えば彼女は台湾人と日本人のハーフだったの
だろうか??
小麦色の笑顔に
名前や 周りの環境 彼女の話していた両親のこと
差別の残るあの時代にあって そんな彼女の姿が
想い出される

そしてもしかしたら クリスチャンだったのかも?
私がクリスチャンになってゲーテやヴェルレーヌの
詩に改めて触れて フッとそんなことを感じている
そして 今に続いているのかもしれないと
雨音に 呟くのである


巷に雨の降るごとく
わが心にも涙降る。
かくも心ににじみ入る
このかなしみは何やらん?
巷に雨の降るごとく

   やるせなき心のために
   おお雨の歌よ!
   やさしき雨の響きは
   地上にも屋上にも!

   消えも入りなん心の奥に
   ゆえなきに雨は涙す。
   何事ぞ! 裏切りもなきにあらずや?
   この喪(も)そのゆえの知られず。

   ゆえしれぬかなしみぞ
   げにこよなくも堪えがたし。
   恋もなく恨みのなきに
   わが心かくもかなし。

堀口大學訳(新潮文庫、改訂版)

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2023年8月6日_葦のかご教会 メッセージ:能瀬サトシ神学生「弱きを誇る者」第二コリント12章7-12節
https://youtu.be/Hqly_E7VhIQ



【賛美】主の計画の中で
Seekers (Within Your Plan
주님의 계획속에서
https://www.youtube.com/watch?v=NjUEbhpxJYE&feature=youtu.be



【賛美】いつもいつまでも
Seekers (Always
andForever
항상영원히까지
https://www.youtube.com/watch?v=MsfDBkdK3XQ&feature=youtu.be






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最終更新日  2023年09月23日 08時31分48秒
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