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主人公は孤児院で育つ。2度養子先から戻されて不憫に思った院長にわが子のように育てられる。院長は産婦人科医で、違法の堕胎手術を行っている。無資格者が未熟な技術で堕胎を行い、妊婦も死亡するということが少なくなかったようだ。主人公はよき助手となり、また世話役として年少者達から慕われる。
ある若夫婦がー妻がこの映画のヒロインー 堕胎のために孤児院を訪れたことをきっかけに主人公は孤児院を出ることを決意する。夫の実家のリンゴ園のサイダーハウスに住み込みで働くことになる。労働者たちの寮にサイダーハウスルールが書きとめられている。
なぜ映画のタイトルが「サイダーハウスルール」なのだろうか。よくわからないが、人間とルールということなのかなと思った。この映画では主要な登場人物がルール違反をしている。例えば主人公と妻は、夫が戦地に行ったため、しだいに親密さを深めていき、不倫関係になる。労働者のリーダーは娘を妊娠させる。
ルールは守るべきであるというのではなく、またことさらにルールとは適当につきあえばいいというのでもなく、ルールには(支配する側が適当に定めて)くだらないルールもあること、そして人はルールが却って人々を不幸にするものであると判断すれば、ルールを守らないこともあると言っているのだろうか。
すでに違法行為を行っている院長は経営者から解雇されることが決定的になると、これまで通りの孤児院をキープすべく、さらに大胆なルール違反をする。現実ではどうかと思いますが、映画なのでここのところは痛快に感じた。
娘を妊娠させるという弁解の余地のないルール違反をした労働者のリーダーは、やはりというべきか相応の落とし前を取らされる設定になっている。
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