バイオ塾BLOG情報 微生物編

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2016.05.19
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カテゴリ: カテゴリ未分類
日本の研究 プレスリリース 掲載日:2016-05-19

リンを高蓄積するクロレラ
―地上から失われつつあるリンの水中での回収に期待―

関連研究者:河野重行・大田修平 東京大学

 リンは、さまざまな局面で人間の生活と環境に密接に関連する元素の一つで、リン鉱石の枯渇による化学肥料の高騰やリンによる湖沼の富栄養化など大きな問 題になっています。クロレラなどの微細藻類には細胞内にリンを蓄積できるものがいることが知られていましたが、その蓄積の動態や場所についてはよくわかっ ていませんでした。東京大学大学院新領域創成科学研究科の河野重行教授らの研究グループは、東京大学オーミクス情報センターの服部教授、株式会社日立ハイ テクノロジーズの許斐博士とチェコ科学アカデミー微生物学研究所のザッハレーダー博士らと協力して、クロレラの一種パラクロレラが硫黄を除いて培養するス トレス条件では、リンの過剰な取り込みが加速され、通常の4.3倍ものリンを急激に細胞内に蓄積することを発見しました。また、エネルギー分散型X線分析 法(注1)により、電子密度(注2)の高い部分にポリリン酸(注3)としてリンが蓄積していることも明らかにしました。藻体内で蓄積されたリンは生物由来 のリンとして利用することが可能であり、今後はリンに関するバイオレメディエーションやバイオリファイナリー(注4)に応用され、この分野の発展に寄与す ることが期待されます。この成果は、2016年5月16日付でオープンアクセス誌「サイエンティフィックリポーツ」オンライン版に掲載されました。
https://research-er.jp/articles/view/46500





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Last updated  2016.05.20 00:22:13


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