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今日は恋愛とちょっと離れた話です。
一昨日、うちのワンちゃんのフィラリア予防の薬をオンラインで買うために、動物病院に行ってきました。フィラリア感染のための血液検査とブースターショットという注射を打ってもらい、オンラインショップに処方してもOKだという許可を貰おうとしました。すると、「うちでHeartguardを買うと、6か月分で36ドルで割安よ」と言われました。しかし、私はすでにオンラインでオーダーしており、その商品はいろいろな虫を予防できる複合薬で、12か月分。とにかく、処方の許可だけくれればいいと伝えました。獣医さんに処方箋を書いてもらったものを見せて貰ったら、それは6か月分の許可で、私がリクエストしたものと違う薬(そこで販売している薬と同種)。苦情を言うと「先生(獣医)が6ヶ月までしか保障できないから、それまでしか出せない」と言ったそうなんです。それはおかしい話で、目の前の棚には12か月分の薬も置いて売っているのです。それでもう一度薬の名前と12か月分すでにオーダーしているという旨を伝え、書き換えてもらいました。
そしてお会計。フィラリアチェックが40ドル、ブースターショットが25ドル、・・・・何故か薬代として見せられた36ドルが加えられているではありませんか!そこで尋ねたところ、「これは処方箋を書いた手数料」と言うんです。これまで同じ病院を通してオンラインで薬を買っていたのにこんなのはなかったのでおかしいと思い、こんな馬鹿げたことはあり得るのかと思いながらも、とりあえず会社に出社。そこでこの話を同僚に尋ねたところ、「あり得ない」と。それで苦情を言うために動物病院に電話を掛けました。
すると、電話先の女性は「先生に尋ねたところ、これは新しいポリシーで、処方箋の薬を本などで調べたりする費用だ」と言ってたそうなんです。それも馬鹿げた話で、その薬はメジャーなブランドのもので、先方も良く知っており、今更調べるものでもない。それで36ドルのチャージなんてあり得ない。しかも、それが新しいポリシーと言うのなら、こちらが「オンラインで薬をオーダーするために検査が必要」と言った時に、そのポリシーのことを知らせる義務がある。そのことも指摘すると、「通常ポリシーについては知らせる」と言い張る。明らかに伝えられていないから私はこの検査をそこで受けたわけであり(実際、検査を受けたのはワンちゃんですが)、先方の言い分は通用しない。
話がいつまでたっても平行線なので、その先生を電話を出すように頼みました。すると、「今忙しいから30分後に」と言ったので、掛け直す。それを2度繰り返しましたが、結局電話先に出てこないで、「彼女が電話に出ると、コンサルテーション料として20ドル掛かるけれど、いいか?」と言ってきました。さすがにキレましたよ、これには!医療とは離れた会計の苦情に関することでコンサルテーション料を取ろうとするなんて、異常です。
仕事を終えてから動物病院に乗り込んだら、中にはいった瞬間、「あなたに電話を掛けるところだったのよ。先生が書いた処方箋の紙を返してくれれば、リファンドしてもいいって言ってるわ。」と言ってきました。すでにオンラインで薬が送付されたことを確認していたので、この紙はどちらにしても要らない。そのことは言わず、OKと言ってリファンドを受けました。
この獣医、以前はこんな問題は一度もなかったのですが、最近はとにかく何でもチャージしようとし、先月もそういったことがありました。それに関してはチェックで余分にチャージされた金額がリファンドされたので、問題ないと思っていました。今回は、薬をそこで買いたくなければそれと同じ金額をチャージして処方箋を発行しようとし、6ヵ月後にまた来させたいために、12か月分の処方箋を出し渋り、苦情を聞くのにお金をチャージしようとする。詐欺並みだと思いました。
このことをパートナーに話したところ、「お金を返してもらっていようが関係ない。獣医師協会か何かに通報した方がいい」と言われました。今のところしてませんが、そうしようかと思っています。
さて、ここで本日のタイトルに繋げますと、とにかくアメリカやヨーロッパのような先進国でも理不尽なことを言う人たちが多く、日本人が如何に常識レベルの高い民族だということを実感します。この獣医はアメリカの有名大学出身なのですが、それでもこの程度。アメリカ生活している人であれば、毎年何回かはどこかに苦情を言っているかと思います。日本では当たり前のように使っている健康保険のことで苦情言うこともしばしば。大手電話会社の勧誘でも、平気で嘘をついて勧誘してきます。
日本では考えられないようなトラブルが多く、アメリカ人の常識を疑うことばかり。こういったことを経験していると、アメリカ人に対する憧れを持つ人が不思議でありません。 ヨーロッパ人の方が少しマシだと思いますが、私の友人でオーストリア在住の女性は裁判所でもおかしなことを経験しました。彼女は子供を自転車に乗せて走っているとき、ネオナチと思われる青年に石を投げられたこともあります。差別もさることながら、オーストリア人の常識レベルの低さに呆れ、日本に帰りたくてしょうがないのですが、オーストリア人の旦那さんの仕事が日本で見つけにくいことから踏み切れないでいます。ちなみに旦那さんも、母国の異常者に呆れているそうです。
海外に住むのって、いざ住むと憧れるほどのものではないんですよねぇ。私の場合、今更日本に帰って同じレベル(内容・給与)の仕事を探すのは難しいので、手遅れな気がします。しかし、老後は日本がいいですね。食べ物も美味しいし。海外生活に憧れて国際結婚という人もいますが、海外生活をしたことがない人にありがちな勘違いなんでしょう。