自己中心的恋愛模様

2006.08.02
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カテゴリ: オリジBL小説




ってか、家から一歩も出なかったって言ったほうがいい。

携帯が朝から晩まで鳴り響いていた。・・・でも、今は誰とも接触したくない・・・。

頼むから・・・一人にしてくれ・・・。


「夏瑪(ナツメ)・・・。お前、なに大学1週間も休んでんだよ・・・。」


玄関のドアを叩きながら、寂しげな感じの声・・・。聞き覚えのある低い声がする・・・。

・・・ごめん、春人(ハルト)・・・。俺、今 誰ともしゃべりたくないんだ。一人になりたいんだ。

春人は 誰も知り合いがいなかった大学で 初めて出来た友達だった・・・。

お互い 音楽が好きで、好きなアーティストが一緒だったりして、意気投合し、いつの間にか友達になっていた。





・・・その声を聞いた瞬間、俺はハラワタが煮えくり返りそうになった。

あの日・・・俺と映画を観る約束をして、約束時間に遅れていた秋羅(アキラ)だ・・・。

春人と同じ高校で、すっげぇお調子者で 俺とタイプが真逆の奴だ。


「アキ、止めなって!!近所迷惑だし、ナツにだって迷惑 「ナツー!!今度、講習休んだら、単位剥奪するって助教授が言ってたぜぇ!!」


こいつ・・・約束の時間に遅れて、謝りもしねぇのか!!?

てめぇが・・・時間通りに来なかったおかげで、俺がどんなめに遭ってたかしらねぇだろ!!?


「あっ・・・ナツ・・・。」


「・・・・・。」


「お~、ナツじゃん♪なんだよ、元気ならさっさとドア開ければ良かっ」


パンッ


「・・・・・えっ?」


「なっ 大丈夫か、アキ!!・・・ナツ!!アキがなにした って んだ・・・。


「・・・っ・・・ふ、・・・。」


分かってる。俺はアキのせいにしてるって・・・。

俺が野郎に犯されたのは、アキのせいだって・・・俺が勝手な事言ってるのは分かってる・・・!!

・・・けど、この怒りを何処にぶつければいいんだよぉ・・・。

だが、この時の俺はまだ知るよしもなかった・・・。






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Last updated  2006.08.02 20:21:44
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