◆◇黒衣の貴婦人の徒然日記◇◆

「８年間も俺の事騙してたんだ」



って、騙すって言い方はちょっと違うんじゃない？





まぁ、康志にすれば、これで直子と雅人のなんだか意味深な関係に得心が行ったという感じなのだろうけどさ。


別に「今」の話じゃなくて8年前の話じゃん。

なのに康志は感情的になって、直子を責めまくり。


頼は今は雅人を選んでると必死に庇うけど･･･先日の極秘手術の一件が引っかかる康志。


「直子はあいつといたかったんだろ？
あいつと ２人でいることを知られたくなかったんだろ？
大好きな 池澤先生と」


そんな風に言われて、直子も全てを諦めて、そうだと言えばいいのかと言ってしまう。



「８年間あいつの代わりをさせられてただけだろう！！」


康志と生きていこうと言っているのに、直子の事を信じられない康志は、ついに言ってしまう。

「別れよう」


それを止めもしない直子。



確かに康志の優しさを利用した。

でも、一緒に生きていこうと思ったのも事実。


ただ･･･本当に好きだったかと問われると、それには答えが出ない直子。

･･･これも酷い話（＾＾；）





そして、ついに教授会が始まる。

次期医学部長選はどちらに軍配が！？


当人より周りの方が気になっているよう。




そんな中、直子と別れたと同期に話をする康志。


その執着は何なのかと問われるけど、自分でも何がなんだか分からないのだ。


ただ、暗いものが康志を支配する。

顔も変だもんって言われてるけど、マジで変だよ、目が死んでるよ、康志ぃぃぃ！！



そして、 次期医学部長は滝ノ原教授で決定！！



盛り上がる外科。

お祝いの席で直子のヘビロテ～～～♪
まぁ、可愛いんでないの？


でも、ベロベロに酔ってしまった直子を家に送ることになる雅人。

で、そこでも明日服を買いに行くので、付き合ってほしいだって。


いや、まぁ、いいんだけどね。
本人にやましい気持ちはないわけだし。

そこで東京の街を案内する直子。


ピンクのセーターはオードリー仕様で（わはは）

付き合ってくれたお礼に服を買ってやるとか、すっかり紳士になってる雅人。



そんな雅人に直子は問う。


「８年前のあのキスは一体何だったんでしょうか」


･･･今更それを問うてどうするんだっつーのっ！！




「それは･･･可愛かったからだよ。

それに愛おしかった」


･･･お前も真面目に答えるなぁぁぁぁ！！



「あの時、オンコールがなかったら･･･？
なくても先生は帰っちゃいましたか？」



「オンコールが なかったら帰れなかっただろう。

でも、あのまま朝までいたとしてもピッツバーグには行ったよ」



結論。

「状況はどんどん変わるし人も変わる」

それが最近良く分かるという直子は、人としても、女性としても成長したということで納得した雅人ですが･･･


私に言わせりゃ 完全に誘ってるとしか思えないわけでっ！！


で、直子はここでどんな言葉を期待してたわけ？
好きだって言ってほしかったのか？

なんか8年前の美しい思い出･･･というのにかこつけて、当時の想いを蒸し返そうとしてるようにしか思えない。

むしろ大人になって計算高くなった感じがするよ、直子。

･･･あぁ、どんどん共感できなくなっていくね（＾＾；）




で、家に戻ると、康志が待ってて、うんざりな直子。

自分で別れようとか言いながら、未練タラタラな康志。

直子の方は完全吹っ切ってるし（＞＜）



「何で私を信じてって言えないんだよ。
やり直したいって泣けよ。

そしたら、どんな直子だって受け止めてやるのに」


これは流石にウザイわ（＾＾；）
思わず直子も言っちゃうね。

「もう、康志には関係ないことだから」


それ飲んだら帰って。

そう言って、康志を追い出す直子。


もう雅人との事を疑わないから･･･って言われても、もう修復は無理。


康志も鍵を置いて出て行く羽目に。




一方、負けっぱなしは性に合わないと、反撃の彩。

離婚届は破ったと雅人に宣言。


自分と別れて直子と付き合うために別れるなど冗談じゃないと。


「医師として、本当に信頼できる仲間になれると信じた私がバカだったわ。

「あなたが育てたいのは、森本直子だけ。
彼女と一緒にいたいだけよ。



あなたは 一生 私の夫よ」



そんな風にしか考えられないなど、８年前から何も変わらないと彩を責める雅人。



「私はあなたとあの子を許さない！！」

「なんでそんな意地を張るんだよ」

「私が私であるためよ」



調停で争うと言い出す雅人に、お好きにと言うので精一杯の虚勢。

泣き顔を見せないように、強い姿勢のまま雅人の前から去っていく彩。




そして、病院で康志とすれ違う。


その夜、彩を訪ねて康志がやってくる。


８年間あのふたりに騙され続けてきた者同士。

傷の舐めあいか。


「あの人たちにはもう勝てないわ。

あなたも、私も」


涙を流す彩。


でも、あの二人には永遠にゴールはない。

それが唯一のボーダーライン。



「それでも惹かれあってる----------」


それがあのふたりには敵わない所･･･。



「まともな者は敗れ去るしかないのよ。

愛されないの。
負けるのよ」


涙を流してそう話す彩に、康志は共感する。


愛されない者同士が、傷を舐めあうか･･･。


ついにキスを交わす康志と彩。





一方、直子の担当患者に異変が起こる。

投薬の数値が何者かによって書き換えられていたのだ！！


それは誰かが直子のIDとパスワードを不正に使用したということ。


一体誰が？



･･･まさか、康志？彩？

でも、個人的な恨みなら、患者を巻き込むのは間違ってるだろ（＞＜）


おいおい。
君達、医者だよ？

分かってる？



康志もすっかり歪んでしまって･･･（＞＜）

なんだよ、この救いのない子。




いやぁ。
ますますヘビーになってきた。


彩も最初はもっと仕事にプライドがあって･･･で、こんなに男に振り回されるタイプじゃないと思ってたのに、正直がっかり。


もう雅人にこだわらなくてもええやんと言いたくなってしまうもんねぇ。


で、今回から康志が病み参戦。

あの目が怖い（＞＜）



いや、本当雅人と直子のせいで周りが不幸になってるって。


さぁて、このドラマの行き着く先はどこだ。



･･･それにしても、どの役にも共感できないという残念な事態。
なんだろな、これ。





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