出かけようギブソン

出かけようギブソン

2011年06月07日
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 俺は市井の一員で、いままで社会に貢献した記憶もなく、ただただいい音楽を掴まえてはそれを体現するためだけに生きてきた。オリジナリティがあるのかないのか、なにしろ先人たちの残してくれたもの、そしてそれに今自分の感じている切迫感を合体させると何故だか普遍を感じる音楽が出来てきた。一度も売れなかったけれども。

 ミュージシャン、バンドマンは生臭い現世の事柄なぞを題材にせず、ただひたすら享楽を、お金払ってくれるお客様がたに提供する仕事なのだというのもよくわかる。
 日々のしんどい仕事を終え酒を片手に浮世の憂さを晴らしにくるのがライブハウスだったりライブバーだったりするのだろう。
 わかります。

 でも、音楽家というか、何かを創って人前で発表する人達が、「お客さんはこういうのを求めてるんだろう、こうやれば乗るんでしょう」とか想像してステージに立つのは馬鹿馬鹿しいし無駄だと思います。エコにも反する。CO2削減だぜ。


 今、世界は変わってしまったってのはまともなニンゲンなら誰しも判る事だと思う。もう今まで通りにはいかない。あの美しかったウツクシマに帰れないんだ。
 あの愛玩目的で飼いならされいざとなったら捨てられたワンコを見たか。あのワンちゃんのために「なにも変わってないよ、俺今まで通り」ってヤツを俺は許さない。
 家庭菜園の作物にガイガーカウンター当てられ、数値を見て嘆いたおばあさん。これじゃ孫を呼び戻せない。



 そんな素晴らしいものを自分が手にしたなら、今身近で起こっている悲劇とそれに対する怒りを音楽家は表現すべきだと信じます。
 そしてその表現方法は様々、自由と愛、それを自力でぼこんとこの世に現したい。


 俺は政治的なニンゲンではなかったし今後も馬鹿なんで政治の勉強する気はないんです。音楽のために、そして小さいもののために生き続けます。

 この汚れてしまった世界でも出来うる限りクリーンに生きていきます。







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最終更新日  2011年06月07日 18時04分04秒


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