毎日新聞からです。
『<家計調査>金融資産、2年連続で減少 不況で打撃』という記事がありました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091023-00000074-mai-bus_all
『金融広報中央委員会(事務局・日銀)が23日発表した09年の「家計の金融行動に関する世論調査」によると、1世帯(2人以上)あたりの金融資産の平均保有額は前年比28万円減の1124万円となり、2年連続で減少した。有価証券の評価額が減ったほか、減収分を貯蓄の取り崩しで補うケースも多く、昨秋以降の金融危機と不況が家計に与えた打撃を浮き彫りにした。』
1世帯あたりの金融資産の平均保有額は1124万円というデータになっています。
これは、FP(ファイナンシャルプランナー)相談のときにたまに言われます。こんなにない家庭が多いですよね。
これも当然で、
金融資産の保有額の平均値は1,124万円ですが、保有世帯全世帯のうち約7割が平均値よりも保有額が少なくないそうです。
一部のお金持ちに、平均が上げられています。
平均を超えるのは、10人中3人だけです。
1000人中真ん中の人の金融資産保有額(中央値)は500万円です。
この調査のデータとしての認識は、重要に思います。
励みにする数字があるほうがいいかたも多いと思います。
ただ、それぞれの家庭環境、ライフスタイルなどの違いが大きいですから、数字の一人歩きには注意したいと思います。
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