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久しぶりにしっかり株式投資の勉強をしたいと思い、 Twitter でおすすめされていた本著を購入
知らない知識をかなり得られたことと、財務諸表の読み方も今まであまりわかっていなかったが、投資に関係する点をマトを絞って解説しており勉強しやすかった。
第 1 章 投資上級者はどこを見ている?
まずは、3つの基本を押さえた株を買うこと。
①業績が良い
②割安
③チャートが良い
まあ、これが簡単にわかれば苦労はしないわけだが。
そして、この3つの条件が崩れた時は売りである。
要するに下記の条件である。
①業績が下方修正された
②株価が上昇して PER が高くなった
③チャートの形が悪くなった。
危険信号は「過熱」と「崩れ」
具体的には、短期での株価倍増や 13 週、 26 週移動平均線を割込むこと。
次に財務諸表のポイントについて
「在庫」、「営業キャッシュフロー」、「有利子負債」がわかるだけでもかなり会社の状態が分析できるようになる。
例えば、
在庫が積み上がる → 営業キャッシュフローがマイナス → 有利子負債が急増
といったいった流れである。
第 2 章 業績・割安・チャート三拍子そろった株を狙え
第 1 章の3つの基本を押さえること
①業績が良い
売上、経常利益が伸びている
モメンタム ( 勢い ) も大事。業績良好でもモメンタムの悪化に株価は敏感に反応する
②割安
PER 低い
妥当 PER から見て割安かの判断をする ( 経常利益などの成長率を用いる )
成長率 標準 PER
0% 15 倍
10% 20 倍
20% 25 倍
30% 30 倍
・ ・
・ ・
・ ・
100% 100 倍
③チャートが良い
チャートが横ばいか上昇トレンド
下降トレンドの銘柄は避ける
横ばいの期間が長ければ長いほど休養十分であり、何かのきっかけで上昇しやすい。
株価のトレンドは 13 週、 26 週移動平均線で判断する。
銘柄の探し方
決算記事 →PER→ チャート →HP の順で確認する。
・上方修正のニュースを見逃さない
・隠れ上方修正を見つける
決算書の値が1つ前の業績予想よりも高くなっていることがある
業績発表の履歴を確認するのが大事。
・中間予想に対する第 1 四半期の進捗率から上方修正の可能性を判断する
季節によって業績にムラがある会社もあり、進捗率だけでなく前年同期からの伸び率も重要
・銘柄ごとに 4 枚のシートに四半期データをまとめ、修正があるたびに追加する
項目としては、年度、売上、経常利益、純利益、 1 株益、発表日
・「月次データ」から上方修正の兆しを探る
第 3 章 財務諸表で企業のホントの姿がわかる
ひとまずのチェック項目として、売上高、経常利益、自己資本比率、キャッシュ。
自己資本比率・・・ 50% 以上あればまず問題なし。 30% 切ると注意
営業 CF ・・・減少で注意、赤字で警戒 受取手形・売掛金・たな卸資産の急増が主な要因
投資 CF ・・・通常赤字だが、営業 CF を超える赤字は注意
財務 CF ・・・大きな黒字が続く → 借金が急増している可能性
貸借対照表
受取手形・売掛金・たな卸資産が不自然に急増しているときは要注意
ノルマ達成のための強引な販売の可能性あり
借入金と社債は金利が発生するので「有利子負債」となる
支払手形・買掛金は代金未払いのため「仕入れ債務」となる
資本金、資本剰余金は投資家が支払ったお金
利益剰余金は利益のうち残って社内に蓄積する分。本来株主に還元されるべきお金
引当金・・・今後の支払いや損失に備えて取り置いておくもの。負債に分類。
貸倒引当金・・・資産の部にマイナス項目として記載
のれん・・・貸借対照表に資産として記載。営業 CF では必ずプラス。企業の収益力を見る場合、経常利益にのれん償却費を足すことで真の収益力を求められる。
損益計算書
特別損益が大きいときは、特別損益がなかったものとして本来の一株益を計算する。
計算式 本来の一株益:決算書の一株益=経常利益:税金等調整前当期純利益
減価償却費・・・損益計算書にコストとして記載。営業 CF では必ずプラス。
キャッシュフロー計算書
1 番上には「税金等調整前当期純利益」があり、これをたたき台にして、足し引きをしていく。
投資 CF ・・・事業を維持するだけでも設備更新は必要であり通常はマイナス。プラスになるケースは事業縮小のために設備や子会社を売却して現金化する場合。
財務 CF ・・・資金調達するとプラス。借金を払うとマイナス。 財務体質がよくて無借金 の会社の場合にはマイナスになる。それは、借金による資金調達が少なく、配当の支払いが多くなりがちだから。
実践
営業 CF がマイナスのとき
BS の資産の部や営業 CF をみて原因を探る
→ 売上債権やたな卸資産が急増しているときは危険なサイン
投資 CF が大きな赤字のとき
固定資産の何かを大きく増やしている
→BS の資産の部を見る。決算短信の投資 CF に関するコメントを読む
営業 CF のバランスが悪い
営業 CF は営業利益の 0.6 〜 1 倍程度
→ なんかおかしい。他の異常がないか調べる。
ソフトウェアは粉飾決算の温床になりやすい
「のれん償却費」に注目して、真の収益力を計算する
1) 経常利益 + のれん償却費 = 真の経常利益
2) 真の経常利益 ÷ 税引き前利益 =α 倍
3)1 株益 ×α 倍 = 真の 1 株益
流動負債を支払えるか流動資産と営業 CF をみる
流動資産は控えめに見積もる
第 4 章 景気サイクルから投資チャンスを知る
代表的な指標
・ GDP
・鉱工業生産指数
・日銀短観 特に大企業製造業況判断 DI
・米国・非農業部門雇用者数 毎月第 1 金曜日
・ ISM 製造業景況指数 毎月第 1 営業日
・半導体製造装置受注額 毎月月末ごろ
・電子部門・デバイス工業の出荷在庫バランス 毎月月末ごろ
商品市況
・海運 バルチック海運指数
・非鉄金属 アルミ、ニッケル、銅、亜鉛
・半導体 DRAM
景気敏感株について
商品市況や景気先取り指標の動きをシグナルとして使う。
値動き格差を利用する・・・業界の上位銘柄から動き出すので、出遅れている 2 番手銘柄を狙う
第 5 章 株価チャートのサインを見逃すな
・トレンド継続パターンには逆らわない 下降トレンドからの切り返しは一筋縄ではいかない
・もみ合い上放れに注目! 見つけたら日経テレコン 21 で記事検索する
・だましに引っかからないためには長期チャート (52 週移動平均線など ) の確認が有効
・カップウィズハンドルに注目する 上昇してもみ合ってからの上放れ
・短期線と長期線が異なるときはファンダメンタルなど総合的に判断する
・長期成長トレンドを描いている大型優良企業の株価に 52 週移動平均線が機能しているケースが多くある
・歴史的な買いチャンスの判断に 120 週移動平均線を
・「短期と長期の移動平均線の収れん → 上放れ」は最高のパターン
・移動平均乖離率を用いる・・・大型優良株は 25 日線からマイナス 15 %で反転しやすい
信用取引の状況をチェック
信用買い残: 1 兆円で底。 3 〜 6 兆円でピーク 水曜夜に発表。木曜の日経新聞マーケット総合欄に掲載
信用買い残の評価損益率:信用買いしている人たちの平均の含み損益 プラス圏でピーク。マイナス 20% で底
騰落レシオ (= 値上がり銘柄 ÷ 値下がり銘柄 ) ・・・ 60 〜 150% で推移する。 60 %が底。 150 %が天井。
定石が通用しないのは重大なサインと考える!
良い勉強になった。
もっと早く読んでいたかった。
読み返す必要がないくらいに頭に入れておきたい。
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一番売れてる株の雑誌ダイヤモンドザイが作った「株」入門(上級編) …だけど本格派 [ Diamond ZAi編集部 ]
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