妊娠まで
着物好きのおくらの好みで、和風の、でも堅苦しくなく自由で楽しい結婚式を終え、
海と魚好きのかえるの好みを優先したニューカレドニアへの新婚旅行にも行き、
ぼちぼちと新婚生活を送り始める♪
1年経ち仕事と家事との、リズムがついてきたかなと思う頃
歳もあるしそろそろ妊娠しないかなーと思い始める。
基礎体温も測ってみたり（これは2ヶ月で挫折。なんだかねえ。と思ったので）
妊娠したい人の掲示板でいろいろ情報仕入れたり。
（ふむふむ私には葉酸が必要で、かえるには亜鉛がいるのねーなどなど。）
また、冷え性は妊娠しにくく、お産も難産になりやすいと「寺子屋お産塾」http://park11.wakwak.com/~hisao-t/で知り、
そこにのってるように半身浴やお風呂上りに足先に水をかけたり
冷たいものはあまりとらないように、冷えないようにつとめる。
また、骨盤がきしむというか、痛むというか、よろしくない感じがしたので
同僚に紹介してもらって、整体に通う。
通いだして、初めはすごくだるかったりしたが
そのうち、身体の循環がよくなり、お通じもいいし身体も軽いし、冷え性も治った感じで
調子いいなーと思った矢先に
平成15年7月4日、妊娠発覚。
おくら35歳。
ばんざーい。
私はそろそろと思い始めて数ヶ月で授かれたけど
これが何年も続く人はほんとつらいだろうなーとしみじみ感じた。
ひょっとすると、男も女も”不自然”な環境でがんばりすぎてて、
自然の営みである妊娠がしにくくなることもあるんではないかなーと
感じたりもする。
大自然の中で、自分の身体や心の趣くままにのびのびとすごせば
少子化問題なんてぶっとぶんじゃないか。
（ま、そんなことは無理なんだけど。）
少なくとも、自分の身体の中の自然の声をキャッチし、自分でケアしていくことは大切と思う。
妊娠することで、女性は、
今まで当然自分のものだった自分の身体が
自分だけのものでない体験をし
自分の身体の要求に敏感になれるんじゃないかなと思う。
そういう体験のできない男性はかわいそうだね。
だから身体に無理しても気づきにくいし
早死にするんじゃないかなあ。
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